社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

デスったのかな

北京五輪も最終日である。
地味に冬季オリンピックは好きでアルペンスーパー大回転とかスキージャンプとか観ちゃう。
アルペン~は長野五輪で偶偶観て目覚めた。
スキージャンプは親がよく観てたような。冬場はだいたいマラソン・駅伝にスキージャンプ観がちな家であった。
フィギュアもいいなぁ。
複数の友人がファンで、TL観ながら「此の2人の間取り持ちたい・・・」と思う程。
其れはさておいても、日本選手だけじゃなくロシアの”絶望さん”ことワリエワ選手も気になるところである。
そんなに凄い演技なのか。

しかし。
デス体質持ちなのである。
自分が応援すると負ける。
10年以上前、自分が忙しくしてるうちにタイガースが調子よくなってた。
秋頃に気づいて「おお!」って気にしてるうちに優勝を逃した。
昨シーズンだってそうだ、堪えていたけど終盤「タイガース頑張れ!」ってなってたら、お察し。
日本シリーズブルーウェーブもとい*1オリックスだって結果気にしてたら、ねぇ。
アルペンもあんまり日本の選手出ないから安心して観ていられるという(酷い)。

という事でオリンピック観ないでおこう、と思ったが結局観てしまった。
他の番組が碌なもんじゃないし(特に土日の関西ローカルの、お笑い”じゃない”やつ)、だったら録り貯めた紅白とか観たらいいんでしょうけども。
諸事情あって家人実家や自分実家に行く羽目になり、其処でぼーっと観ちゃうんだよなぁ。
ハラハラしながらカーリングパシュート観てた。
因みに予選以外は観てない。
スキージャンプの類も観なかった。
フィギュアは観ないでおこう、と思ったがやっぱりTL見てると気になる。
団体は我慢したが、友人達の男子の実況ツイ観てたらみんな観たくなった。
観た。
羽生選手は矢張り美しかった。
上手く着地出来なくてもするっと演技に戻る姿すら美しい、元元の所作が美しいのか、何度も転んだから何度も起き上がっていてジャンプ以外の部分まで洗練していったということなのか。
あと、メダル圏内じゃない人達の演技も素晴らしくて。
中国の選手だったかな。観ていて心躍る演技の方があった。
技の良し悪しは自分には解らない、だが活き活きと「今、此の場を楽しんでます!」って演技は良いなぁと思った。
そして総集編でもツイッタランドで友人達とわやわや言いながら観るのは楽しい。
其のテンションで女子も観始めた。
解らないなりに、心躍るというか「ええ演技観たら鳥肌立つもんやなぁ」という経験をした。
一方、ロシア選手は確かに美しいし凄いけど、心惹かれなかった。
フリーのワリエワ選手はあれやこれやのごたごたやプレッシャーも相当なもんなんだろうけど、素人には精神的なモノ以上に脚が持ちこたえられなくなってるのでは・・・って見えて、観ていて辛い。
何が違うんだろうなぁ。凄いんだろうけど、素人が観ていてあまり楽しくない。
不思議である。
・・・とか考えてたら、こういう話が。
gendai.ismedia.jp
後編まで読んだ。
ロシアってバレエも凄いやん、確かロシアでバレエ学ぶフィギュア選手とかいなかったっけ。
だからものっそい表現力みたいなとこも磨いてるんだと思ってた。
表現力じゃなくてそっち磨くんかいな、しかもえげつない。
其処まで若い女の子追い詰めないと国力見せられないのかねぇ。
オリンピックでメダル獲ったけど其の後ボロボロなんてニュースは何処の選手でも厭だし、もっと大人になってから益益磨き上げられた演技観たいやん。
溌剌とした演技も良いし色気溢れる演技も良い、高度な技繰り出す演技も良いし全ての技を確実にしっかり決めていく演技も良い。
其れは評価がしづらいのかー。
”あれやこれや”だって妙な忖度するんじゃなくて「本人だけじゃなく周りのコーチ・スタッフも悪い、なので本編には出られないけどエキシビジョンで披露してください」にすりゃええのに。
結局みんな後味悪いやん。
ワリエワ選手楽しみにしてたんだぞ。

・・・やっぱりデスったのか。

*1:いつの話だよ