社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

黄泉つなぎ百物語

結局お盆休みは引き篭もって、ラジオも読むのも怪談ばかりであった。
後は読みさしの雑誌読んだりとか。
其れもどうかと思うが、こういうご時勢だし何せ雨降ってばっかり、怪談日和なのかもしんない。

「黄泉つなぎ百物語」(竹書房)読んだ。

実話怪談オールスターズ的な、でも「あの人書いてはらへんの?」はあった。
外れ無し、グロ過ぎず程程に怖い。
とはいえ「北野誠のズバリ」ですっげー後味悪い話しを多数語ってはった夜馬さん、こちらでも後味悪い。

印象に残った話。
・新聞
各地のローカル新聞読めるんええやん・・・と思ったがやっぱ怖いな。
「明日は沖縄の新聞を読みたい」って念じたら叶う、という事は無いんだろうか。
・当直
此れは「あんたこんなん出来てんで」なのか、何もないのに出来て(作られて)しまったのか。
・賛美
キリスト教のどろんどろんの歴史を感じ取ってはるんやろか。
・花笑み
怖いんだけど、美しい話。
差し出された手を取ってしまったら、何処かへ連れていかれてしまうんだろうか。
・ホラー好き
こうやって話に書かれるのは大丈夫なんだろうか。
怒られてはらへん?