社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

職罪怪談

久しぶりにフル稼働。
寒いからお腹にカイロ貼ったけど、背中にも貼るべきであった。
冷えた体に自販機のコーンスープが染みる。

「職罪怪談」(久田樹生、黒碕薫、佐々原史緒、葉月弥生/竹書房怪談文庫)読んだ。

怪異抜きにしても、色んな職業の裏話は面白い。
僕らの知らない生活をする人たちスレのまとめは見た事ある。
割と好きだった。
其の職業ならではな怪談もあれば、職業は直接関係なさそうだが関係あるんかなぁな怪談もある。
学芸員文化施設職員の方の話はじわじわ怖いな。
あれかな、同業者だと「あーあるある」「噂に聞いてたの貴方のとこでしたか」みたいな感じなんだろうか。
霊能力者の話とか最早怪談ではないような気はするが、此のテの霊能力者・拝み屋の裏話的なエッセイあったら読みたい気がする。

気になった話等。
・聞こえる
「日本の神主の言葉が通じる相手でよかった」ってのが怖い。
・空へ吸われる
こういう話は現場で語り継がれてるんだろうな・・・。
・お祈りの効果
そっちかーい!
頓珍漢な方に効果出されても困るな。。。
・楽器に選ばれる
楽器に念が籠ったり、長く生きて意志を持つようになったりするんでしょうな。
バンギャ
ファンがデスるんじゃなくてバンドマンの方か。
・警告
此れは怖いわ。怪談とは違う意味で。
・深夜の道
優秀な、慣れた担当者だったらこういうの考慮してルート組むんだろうなぁ。
頻発して配送が遅れたら困るの会社だし。

しかし此の本、誤字脱字多いぞ・・・。
名前伏せ切れてない(仮名が1つだけ違う)のは兎も角、文章おかしいのがあった。
や、ゲラや紙の本だと見当たらなくてKindle上にだけある・・・という出版関係者の怪談を目の当たりにしてるのかもよ?