社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

THE BACK HORN 25th Anniversary「KYO-MEI SPECIAL LIVE」~共命祝祭~ at パシフィコ横浜国立大ホール

横浜へTHE BACK HORNの25周年を祝いに行った。


写真撮影ブースやファンの方方から選ばれたキャッチコピーが使われたポスターがあって、至れり尽くせり。
自分のはボツったが、マツがかっこよかったので写真撮った。


先行物販等ゆっくり目に行ったがスムーズであった。
ガチャは5回やって欲しかった缶バッジが2つ出たが友人が欲しかった柄でお譲り出来た。
(うまくいく御守りのパワーすごい)
後から友人達と合流。
ライブCD購入特典のくじでティッシュ当てたが、友人のクリアファイルを交換して貰った。ありがとうございます!
他にもステッカーやポストカードを見せて頂いた。

「マニアッ君と写真撮る〜」って自分が連れてきたマニアッ君である。

流石に”御本人”は居なかった、マニヘブじゃないし惑星メランコリーも年度末は忙しいのだろう。
お花いっぱい来てる。






お花にも現れる個性。
9mmは胡蝶蘭使って羽ばたいて(?)るのが流石ですな。
住野よるゴールデンボンバーが並ぶなんてTHE BACK HORN以外に無いんちゃうか。

そんなこんなでライブである。
思ってた以上に前の方だ。
以降、ライブ思い出し都度だらだら書き足していくかも。

10分位遅れてSEが流れる。
1曲目が「冬のミルク」、THE BACK HORN始まりの歌だ。
そして「サニー」、こちらはメジャーデビューの歌。
更に「その先へ」、こちらはバンドの歩みを歌った歌。
以降、”HIT THE BACK HORN”な感じで曲が続く。
「閉ざされた世界」からの「罠」。
後半のしっとりゾーンでは「あなたが待ってる」からの「未来」。
シリウス」「罠」「世界中に花束を」はまた違う刺さり方した。
歌われた当時に込められた思いだけじゃなく、其の後の時代の流れが重なっていく。
バンドとしての活動が続いていったからだ、だけどもうちょっとハッピーな重なり方して欲しかった。

で、途中で後ろの幕がするすると開いた・・・と思ったら映像が。
「心臓が止まるまでは」では人間をぱっかーんと割って溢れ出てきたみたいな映像。
そういう中身うごうごは平気だったが、次の「悪人」の殴る蹴るは辛かった。
(「グラン・ヴァカンス」耐えられても無理だった)
あと脳みそ系な、自分の脳みそMRIでもキツかったのに・・・とどうでもいい事を思い出した。
お子様とか大丈夫?自分だって朝気持ち悪かったけどバファリン飲んで来て良かったわ・・・しんどい時は演者を観れば良いのである。
THE BACK HORNらしくて良いか、特に昔の。自分が触れた直後位の頃の。
「コワレモノ」はコワレモノな4人が登場。
うぞうぞした4人(柱?*1体?)は多分メンバーのあの人だろうと思ってたらソロ回しの映像で名前と共に答えが。合ってた。
いつもの「神様だらけの」「スナックー!」のコール&レスポンスも映像有りだ。
栄純の褒め煽りも「纏まってるよ!」「堅いね!」「声出てるよ!」と褒め度が増している。
以前、栄純が「古びたドアの向こう側~」で引き戸開けるパフォーマンスしてた事があったが、映像は引き戸ではなかった。
舞姫」は曲の情念を映像化したみたいな感じだった。桜じゃないのが意外なような。
COCKROACHのVJの方の作品かな?と思って観てたら、矢張り。


一旦閉じた幕がまた開いた時にはワイヤーワークのでっかい版みたいなKYO-MEIマークみたいなオブジェが登場してた。
あれ写真撮りたかったな・・・もしライブDVD出るならジャケ写に使われてそうである。

今回下手側だったんで、我等がベースヒーロー岡峰光舟観るよね。
「アカイヤミ」で崩れ落ちて消えてゆく光舟を観た。凄かった。
MC*2では「横浜と言えば幕末」という話に。
漁村だったそーだ、ペリーらしきモノマネの「開国シナサーイ」良かった。
今回はあまりマツを集中して観なかったかもしれない、光舟観たいし映像あったし忙しいし。
叩いた事ある曲はぬおお!と。

MCは中間の”おしゃべりコーナー”以外は少なめだったような気がする。
25周年総括して新しく進む、的な、「次へ、新しい世界へ」という意思に満ちた言葉が多かったように思う。
山さん曰く「10代で始めたバンドでもう40代半ば、もう部長」
光舟や栄純から「早い早い、まだ」「課長」というツッコミが。
客席からは「主任」と聞こえた、此れは40代主任の方なんだろうか。
そうか・・・と思ったが元ボスが40代で担当部長だった気がする、山さんも会社員だったら部長かもしれん。
どうでもいいな。
そしてTHE BACK HORNとしても今年初ライブなのだそうだ。
ライブあったやん、と思ったが山田将司ソロだった。
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其れはさておき、最後のめっちゃ盛り上がるゾーンで銀テープばーん!にはびつくりした。
“飛んでくるもの”自力ゲットしたの初めてだ。
嬉しかったんでわしっと掴んで振ってた、キラキラして祝祭感あるし。
「太陽の花」っぽいし。

アンコールは「最後に残るもの」、そういえば新曲未だだったな。
そして「泣いている人」。
「最後に残るもの」「泣いている人」も伝えたい事は同じなんだろう。
歌の力、歌に生かされ肯定し力を与え/与えられてきた、其の喜び・・・ずっとそういう事を歌い続けた25年という事か。
今日という日と特別なものにしたくて新曲を作りました、と「親愛なるあなたに」(表記不明)。
こういう時って「此の後21時に解禁!」と告知ありがちだけど、ほんっとに此のライブの為に作られたという曲。
軽快さもあるロック。
今日来たくても来られなかった人含めて、みんなに聴かれて欲しい。
最後は待ってました!な「刃」。

シンフォニア」無かったけどいいや。

お会い出来た方、楽しい時間をおみや共共ありがとうございました。
お会い出来なかった方にも会いたかったな、元気だったら良いな。
バンドも関係者も友人知人も皆、生きてまた会おう!

ナタリーのライブレポもあった。
natalie.mu

どうでもいいニュース:
ライブ翌日には「親愛なるあなたへ」弾く人、「コワレモノ」のあいつら描く人、「悪人」の殴る蹴るの再現CG作る人が現れていて「仕事早えな」と思った。

*1:神様だからね

*2:マツ曰く”おしゃべりコーナー”

横浜・東京ぐるんぐるん旅行(1日目)

流行りのアレは収まるどころかラインナップ増えてるし、地震あるし・・・でも其れは関西おっても同じやし。
てか、新幹線大丈夫?無事横浜行ける?帰れる?
・・・とチケット当選した時には頭からすっぽ抜けてたような心配ばかりで血圧もHighなままさ!
当日も関東で雪予報、岐阜で地震
其れでも新幹線走るからすごい。

富士山・・・?

横浜に行く前に途中下車して小田原城
今回一人じゃなくて家人が一緒だったのは、「信長の野望 出陣」で関東方面の徳川家康北条氏康とダチになって欲しかった、位置ゲー捗るかな、と思ったのだったが、あまり乗り気ではなさそうだった上に最終的に自分がぶん回してしまったので大変申し訳なく思っている。

諸事情によりチラッと遠くから観るだけである、いずれお城自体にも行きたい。
今度は箱根の温泉か。

お昼は小田原中華そばである。

小田原から横浜の新幹線(自由席)の切符買うのに苦戦。
てか海外からの観光客が苦戦してはった。
諦めてみどりの窓口行かはる人、自販機で頑張る人。
窓口減らして自動券売機で・・・って1か所しか無いじゃん、此れじゃあなあ。
せめて2、3台は新幹線の切符も買える自動券売機設置してくださらないだろうか。
みどりの窓口のとこにも自動券売機あるらしいが、家人に様子見て貰ったら説明受けながら格闘してはる人があったとか。
自動券売機にそこそこ慣れてる日本人でもちょっと操作がややこしい。
後ろの観光客が自分の前の人の様子を心配そうに見に行ってはって優しいなぁと思ってたら、やり方確認したかったらしい。
自分が格闘してるのも見てたとか(家人談)。
だったらゆっくり操作して、普通に見て貰ったら良かったか。

ホテルからの街の眺めは綺麗だった、「あゝ人間が生活してるんだな」って感じがする。
海側は観覧車とか見えてもっと綺麗だろうな、部屋代がお高そうではある。
ただ、高層階なんで地震・強風が怖かった。
エレベーターに閉じ込められた時の装備があって「へぇ!」となった。

そんなこんなで自分はいざパシフィコ横浜へ!
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・・・其の前にコレットマーレに寄り道した。
STORY STORY YOKOHAMAに有隣堂限定特典付いた本買いに&御書印貰いに。
本は無かった。
みなとみらい辺りは初めてOBP行った時の事を思い出して懐かしくなった。
あのすっげー最先端感があって物販も飲食も其れ以外もわんさかある感じが。
あの周辺だけで1日過ごせそうだ。
回廊みたいなとこずーっと歩いていけるの便利よね・・・って帰り迷ってちと大回りしたのは内緒である。

脳のなかの幽霊

「脳のなかの幽霊」(V・S・ラマチャンドラン、サンドラ・ブレイクスリー、訳:山下篤子/角川文庫)読んだ。

うみねこ博物堂の通販で買ったのを寝かせていた。
脳の特定の部位が損傷する事で起こる”奇妙で極めて特徴的な行動”・・・失ったはずの腕があって”物が掴める”、目が見えないけど物を掴める、失明したが視野が幻覚で満たされる、麻痺した腕が自分のではなく他人の腕と認識される、ガチ笑い死に・・・等から脳の仕組み・働きを考察する。
あほの子にはちょっと難しい(ややこしい)、だけど面白い。
怪談みたいな、不思議なエピソードもある。
幻肢は聞いた事あるけど、麻痺した所を他人の部位だと思い込むというのは初めて知った。
そういう病態失認を突きつけられる、受け入れる時、人はどうなってしまうんだろう。

目から入った情報というのは其の儘するっと脳で処理されて記憶されたり身体を動かしたりするんだろうと思っていた。
結構脳が視覚情報を補うっぽい。
意識してないが脳内では新旧複数の経路で視覚情報を処理していて、新のほうが駄目になっても旧の方で処理するから「”見えない”のに見えているかのように動く」事が出来たりするんだそうだ。
脳の仕組みは良く出来ている、此の本で紹介されている事例だって命を維持する為に進化して構築されていったものなんだろうけど、ごりごりに上手く働き過ぎてちょっとした損傷でもめっちゃ”奇妙で極めて特徴的な行動”になってしまうのだろうか。

あと側頭葉を刺激すると神を感じるらしい。
何を言っているんだ?と思ったが、そうらしい。
人体って、脳ってふしぎ!
THE BACK HORNの「雨」の「もしも全て脳が映し出すノイズなら~」って仕組みとしては正解だったのかも。
思うように「冬の夜空」描けるのかは解らないが・・・。
ただ、今の自分が経験する感情も脳が何らかの刺激を受けて喚起されてるだけに過ぎないのかも・・・と考えたらちょっと虚しくなりそうだ。

ところで、紹介されている盲点に関する図、自分も試してみたが上手くいかなかった。
そんな自分の脳は大丈夫なんだろうか・・・。

どうでもいいニュース:
陰謀論の相当酷い奴の脳みそってどうなってんだろうな。
謎に刺激受けるor受けやすくなってる状態なんだろうか。

超短編! 大どんでん返し Special

此処数日、週末の祝祭が楽しみ&心配過ぎて血圧がべらぼうにHigh。
Highなのはテンションだけでよろし。
しかし無事横浜に行けるのか、そして無事帰って来られるのか。。。

超短編! 大どんでん返し Special」(小学館文庫編集部 ・編/小学館文庫)読んだ。

主にミステリー、ホラー方面の作家を中心とした4ページくらいのショートショート集。
旬の作家見本市みたいな感じもする。
森見登美彦「新訳『蜘蛛の糸』」、蝉谷めぐ実「飯の種」は読んだ記憶があった、其れでも面白い。
ややブラック気味な作品が多い・・・其れも多いと胸焼けする。
1日に1話ずつ読むので丁度良かったかもしれない。
1作だけ読み終わって頭ン中がやかましかったんで、もう1話読んで寝た日があった。
(最後3日は都合により2~3話ずつ読んだが)
元々好きな作家の作品は面白く読めた、そうでない作家は其れなりに・・・。

面白かった作品より一部感想。
・訪ねてきた女/竹本健治
茄子の精?
てか、もしかして初・竹本健治だったんでは・・・「匣の中の失楽」くらい読んどけよォォ
・皇帝/野﨑まど
野﨑さんにしてはまともだ・・・いやそうでもねえわ。
・井村健吾の話/澤村伊智
死んでんだろ?と思ってからの展開が。
・筋肉は裏切らない/紺野天龍
こういうの大好き。期待も裏切らない。
・計算上正確に分解された屍体/北山猛邦
こういうの嫌いじゃない。いいぞもっとやれ。

尚、此の時の試みですが
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結局、就寝時間は変わらないままだった。
おふとんイン時間も変わらず。
逆に1話読む分若干遅くなったかも・・・1話4分も掛かってないと思うのだが。

山田君のざわめく時間

今日は週末の横浜行きに備えて荷造りするぞ!
なんだけど、どんな服装にすべきか悩ましくて全然纏まらない。
仕方がないので漫画読んでた(おい)。
寒い、というか風強いし。

「山田君のざわめく時間」(中丸雄一/講談社アフタヌーンKC)読んだ。

山田君のざわめく日常をぽんぽんと。
マッサージで上手く揉んで欲しい所を揉んで貰いたくてざわざわ(しかし尻かいな)、エレベーターでどちらが先に降りたらよいかざわざわ、取り留めの無い友人の話にざわざわ・・・山田君の日々はざわざわで溢れている。
エッセイ漫画なのかと思っていると友人がアイドルのオーディションを受けようとしててそうでもなさそう、時には勇者にもなってる。
其の辺のバランスが面白いなぁと思った。
絵が今時っぽい感じじゃないのが逆に新鮮というか。
中丸君、SFの方なのかしらん。

横浜行ったらアサイーボウルやエビチリ食ってそうな気がする。影響受け過ぎ。
木須肉も気になる、そんなん初めて知ったわ・・・と思ってググったら「キクラゲと豚肉と卵を炒めた料理」らしい。こっち食ってるかも知れん。

続刊出るのかな・・・。
出るんだったら、見返しに出てくる「アクスタのうまい使い方」を描いて欲しい。
「かぐや」もちょっと気になるです。
うさぎ描いて・・・もしかしてKAT-TUNのグッズで描いてはったりする?するなら欲しい。

其の他読んでた漫画。
・だんドーン(2)(泰三子/講談社モーニングKC)

「だんドーン」の話書いてなかったか・・・幕末うろ覚えなのもあって一層ハラハラ、胃がキューッとする。
・ 鴨乃橋ロンの禁断推理(13)(天野明集英社ジャンプコミックスゆるゆる1冊分くらいの分量で謎解きしてて欲しいけど、そういう訳にも行かないんだろうな。
・ラーメン赤猫(7)(アンギャマン/集英社ジャンプコミックスジャンプ+で読みつつコミックスも読んでるので「そういえばそういう事もあったな」とちょいと懐かしんでみたり。