社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

ザ・万遊記

こないだTVでキンタローの前田敦子の物真似を久しぶりに見た。
見ていて稲ピーが「パラベラムバレット」を前田敦子AKB48の言い方みたいな感じの早口で言うと良い・・・と言っていたのを思い出したのでやってみた。
其の方が却って難しい。

「ザ・万遊記」(万城目学集英社文庫)読んだ。

「今月の渡辺篤史」が読みたくて。
いいぞー。
オカンに釣られて「建もの探訪」観てたの思い出して懐かしくなった。
メインはスポーツ観戦&温泉、日常エッセイ。
エッセイを書く仕事とはいえスポーツ観戦に湯治とはいいなぁ、しかしアキレス腱を切ってしまわれたので其れもままならない。
回復するのに湯治は良さそうである。
アルバム・シングル以外のもの、アキレス腱が引っ提げられてるのを初めて見た。
国会議事堂の見学も面白そうである・・・が。
委員会に出席する議員酷い・・・令和の今読むと、そういうとこに出席してるだけマシなのかとも思えるが。
新潮文庫から出てる井上靖全部読む企画、なかなかに容赦ないな。
容赦ないだけに正直で逆に惹かれる。
司馬遼太郎花神」、井上靖「本覚坊遺文」「天平の甍」を読みたくなった。

で、「今月の渡辺篤史」は最後の章が始まる前に最終回を迎える。
何故?
と思ったら、サッカーW杯アジア予選を観に北朝鮮に行くレポが追加されているのだった。
其処までして観たいものか、って万城目さんにとっては趣味ではなく仕事か。
というか其処までして開催したかったのかよ北朝鮮での予選。
観光するにも制限があるとは聞いた事あるが、実際の話を拝読すると「ひゃー」って思う。
「やられたからやり返す」方式で事前にNGが出ていなかった、「持参してもらえるとありがたい」と聞いていた物まで没収されるとは。
日本の空港税関で北朝鮮の選手が酷い目に遭ったから、と言われたそうだが実際どうなんだろうな。
其れを名目にふんだくってガメてんのかもな・・・と思ってしまった。
とはいえ日本に帰国してから万城目さんのお土産が没収されそうになったので、北朝鮮から持ち込まれる物にはめちゃくちゃ厳しいのだろう。
問答無用!じゃなくて話を聞いて貰えるだけマシなのか、其れは一般の日本人だったからなのか。

「ザ・万字固め」含め、実は万城目さんのレポでハードコアな現場を拝読しているのだな、と思い出した。
sociologicls-acv.hatenadiary.jp
万城目さんという安心して読める方の真っ直ぐな文章から知る事が出来るとは、有難い事である。

どうでもいいニュース:
光舟的に「プリンセス・トヨトミ」「とっぴんぱらりの風太郎」はどうなんだろう。