社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないので、はてブボタンは設置してません。

山に生きる人びと

今日は労働したぞー!
てな気分。

「山に生きる人びと」(宮本常一河出文庫)読んだ。

マタギとかサンカとか・・・其れ以外にも様々な”山に生きる人びと”があった。
木を切って木材やお椀・杓子等の生活用品、鍬の柄等を作る人びと、たたら・鍛冶等の砂鉄精錬に関わる人びと、交通に関わる人びと。
資材を作り加工して売る、取れなくなれば次の土地へ移動する。
炭焼きもそうだった。
「一家の者はたいへんむつまじくて」と書かれているのを見て炭治郎思い出した。
お祖父さんお祖母さんの時代は山々を移動しながら炭焼きしてはったんかもしれん。

何となく勝手にロマンみたいなもの感じていたけれど、実際そんな甘っちょろいもんじゃなかった。
大自然の怖さだけじゃなく、対人間も。血腥い。
戦うだけじゃなく、古文書を持って己の身分を主張したり。
山の話というのはあまり残されていないのは、”知られる”事が身の危険に繋がる事を恐れたのかなー、と思った。

山で狩猟をするという事で、山の神様に纏わる独特な信仰があるのは知っていたが、一遍上人念仏踊りが広まっているのは知らなかった。
供養だけじゃなく色んな役割があったとか。
真言の秘法によって野獣に引導を渡す方法を教えられた・・・とか。

「海に生きる人びと」の方も気になる。