社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

つくね乱蔵 実話怪談 傑作選 厭ノ蔵

本格的にオヴォン。
あれしてこれして・・・と考えていたが、めざましジャンケンの為に起きてジャンケンに挑んで昼まで寝てしまった。

「つくね乱蔵 実話怪談 傑作選 厭ノ蔵」(つくね乱蔵/竹書房怪談文庫)読んだ。
ほんとに怖かったので書影はありません。
ダ・ヴィンチ」の怪談特集で気になった1冊。
「曖昧な結末で終わることが多い実話怪談にしては珍しく~」というコメントで紹介されていたが、そんなにはっきりしている訳ではない。
話読み終わって、ふとタイトル振り返って「うわっ」てなるような怖さ。
「オリンピックの年に」とか。
その他も「こういう怪異があって、こういう原因でした、こう対処しました」で終わらない。
終われないのだ。
「厭ノ蔵」にある位の話だから、ずっと残るのである。その後どうなったのかも解らない。

あと悪趣味だよなー、と。
死人出てるのに自分の興味のままに止まらなくなってく人達。
かくいう読み手もこういう話を喜々として読んでるんで悪趣味なんだが。