社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

昨日読んだ本

家に居るなら居るでやる事もあるだろうに、無いなら無いで寝不足解消にあたれば良かったのに。

なんだかんだで読んでた。
京極夏彦が選ぶ!水木しげる未収録短篇集(ちくま文庫

「なまけの与太郎」シリーズ面白い。
エッセイも収録されているのが流石である。
「孤独な状態にも耐えてゆかねばならなかった」「また死ぬ時は一人だから、その決意も常に用意しておかねばならなかった。」という言葉が重たい。
京極夏彦が選ぶ!水木しげるの奇妙な劇画集(ちくま文庫水木しげる」と聞いて/見て想像する、妖怪だのなんだのという話以外も沢山描いておられたのだな。
こういうの地味に好き。
どエ□直球の作品も描いておられたのか。
・虚ろ坂(神沼三平太、蛙坂須美/竹書房怪談文庫)
思う所あって書影無しです。
なんだろうな、違和感というか何ちゅうか本中華。
胸糞悪かったり厭ァだったりするのは実話怪談あるあるかもしれないが、そういう厭さではなく。
カタルシス的なやつがあるかと言えば、無い。
怖いかというとウムウ。
実話怪談にリアリティ求める云々も野暮、だが読む時に入り込めないというか何というか、其の割に気持ち悪いというか気持ち悪さばかり募るというか。
微妙に”合わない”のは、単純に読んでる此方側の体調の問題だと考える事にする。