社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

ミナ ペルホネン/皆川明 つづく at 兵庫県立美術館

毎月恒例の医者の後、兵庫県立美術館へ。
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観たかったし、お稽古までの間何処に居るのがいいのか・・・と考えて、こちらへ。
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こっちも面白そうだ。
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県立美術館は歴史博物館ほど物々しくない、1階の作りを生かしてぐるーっと迂回して体温チェック、入場という流れだった。
緊張しますな。
3階の入場口。お座布団みたい。
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ここから実、森、芽、風、根、種、土、空と回っていく。
休日だからか、結構人が多い。密を避けつつ観て回った。
撮影OK(但し動画NG)の所が多かった。
ちょっと落ち着かないね。
撮影音もだけど、じっくり観て・・・それでももっと記憶に残したくて撮る。どうしよう、と。

tanbourineは刺繍なんだな、しかも機械というのが凄い。
デザイン画は生地と一緒に展示されているものも。
鉛筆らしき手描きの線が印象に残っている。
手描きのわーっとした線から、優しくきりりとしたデザインが生まれているのだな。
絵具か何かで描かれたものもあるし、切り絵のものも。
皆川さんはテキスタイルデザインの他に連載小説の挿絵・絵本も描いておられたのだな。知らなかった。
そのくらい蝶々や花や木々の柄の印象が強い。

イデアの元になったもの(皆川さんと田中景子さんそれぞれ)も展示されていた。
可愛らしい。
でも可愛いだけじゃなくて力強いシンプルなものも。
奥に何か部屋のようなものやその設計図がある。
「shell house」という宿、らしい。簡素で心地よい宿。黄金律のあのうず巻きらしきものも取り込まれている。
2、3日のんびりするには良さそう。住むには少し狭そう。

面白いのは、ミナ ペルホネンを愛用する人達も紹介されている事だ。
生地が生まれるまでの動画かな?と思ったら、愛用者の方の生活だった。
それから服。
服と共に、実際に着ていた人(或いは家族)の文章が展示されていた。
これから出産してきますよ、という時に着ていた服。
今はいない人の服。
コートは長年着続ける事で違う風合いが出てくる。グレーの生地から黄色が見えてくる。それも見越した服作りなんだろう。
ミナの生地の服、1枚くらい持ってて、死ぬまで大切に着ていくのもいいかな、と思った。
少しゆったりめのを買って、これが着られる体型を維持しましょ、という目標も持てる。
小さな手提げは持っていたんだ、手放してしまったの今になって悔やんでいる。

物販ではうさぎ柄の手ぬぐいを買ってしまった。
www.instagram.com
展示の入れ替え無くても、何度か観に来たいと思った。

お昼は控えよう・・・と思いつつ岩屋駅近くのカレーのお店へ。
今迄ずーっと県立美術館に行く途中にあるの見て気になっていた。
辛さもボリュームも丁度よかった。
有名な担担麺のお店も、場所だけ確認。