社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

バビロンⅡ―死―・Ⅲ―終―

「バビロンⅡ―死―」「バビロンⅢ―終―」(野崎まど/講談社タイガ)読んだ。崎は立つ方の崎。

バビロン2 ―死― (講談社タイガ)

バビロン2 ―死― (講談社タイガ)

バビロン3 ―終― (講談社タイガ)

バビロン3 ―終― (講談社タイガ)

この続きである。
sociologicls.hatenadiary.jp
以下ネタバレあり。





「自殺法」が発表されて賛成派・反対派で公開討論する、その機に乗じて齋開化を拉致って食い止めよう・・・というのがⅡ。
其れで止められなくて世界各国(主にヨーロッパ・アメリカ)に広がる自殺法宣言する都市、国家の元首それぞれでサミットしてる最中に”自殺志願するが躊躇う”少女とアメリカ大統領が対談する・・・というのがⅢ。
ざっくり言うと、そうなる。
実際のところは・・・厭な終わり方。
ふつっ、と切れる。
正崎はあと少しという所まで追う、追うけどⅡでは部下達が死ぬ(殺される)、Ⅲは自らが。。。
ものすごいとこで終わるけど綺麗に終わってるし、続けようとすれば続く。
それがまた厭。
(続くらしいけどⅣ以降はまだ出ていない)
反対派側の国家元首達は最初こそ善とは、悪とは・・・と話し合いをする。
其れすらも無駄ですよ、と。

・・・で、だな。
何らかの”遣り取り””コールアンドレスポンス”的なアクションがあればアレ出来てしまう。
こんだけばかばか死なせまくるの、面倒くさくないんだろうか。
あと一人惨殺してるやん、其処までするんかい。
其処までする価値のある人間だったのか、正崎。
その割にあっさりアレしちゃう訳だけど。
動機は何なんだろう。動機つか「何で?」と。
面白いから、でもなさそうな気がする。そうだったとしたらこれまた厭。
あと齋と息子(?)は今のところ無事らしい。何で。最終的にアレされてしまうのか。
もし仮に無感動で他者からのアクションに何のリアクションもしない人が居るのだとしたら、どうなるのか。

アニメはどこまでやるの。終わるの。
九字院あっさり死んでるで・・・櫻井孝宏なのに

どうでもいいニュース:
「私、≪終わる≫のが好きなんです」とありつつも続くという。。。