社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないので、はてブボタンは設置してません。

小説の神様

小説家が小説を書くのは何の為か。
生きる為、書きたいから、読者の為、金・・・
何でも良いのだろう。
(新刊が売れなければ書いていけない、初動が悪いから打ち切り・・・なんて読者に求められるのもしんどい、個人的には。ずーっとそんな話ばっかりだもの。或る意味最後の一手、何度も出せない手だと思っている。)
ただ「ごく一部の人しか読めない、秘密だがその他のファンにはその存在・形式だけ知られている」のは何だろうな、と。
読まれたくないならもっとクローズでも良さげだし(それこそオンラインサロンとか)、売れない事を嘆き恨むのであれば過去の作品を自ら封じていかなくても良いのではないか、”自らの素晴らしい作品が売れない世間全て”への復讐なら意味を為さない。
後追いで知って読みたいと求める人が金を落とさない、そして世間様はそんな仕打ちを知ってショックを受ける程には優しくない。

小説の神様」(相沢沙呼/LINEノベル)読んだ。こういうのも厭なんだろうなぁ作家さん的には。「買えよ」、つう。

小説の神様 (講談社タイガ)

小説の神様 (講談社タイガ)

こないだ作家集めたアイドルグループ無い?てな話してたのは、これを読みかけていたからでもある。
高校生作家を組ませて小説書いてく話。
片方は作品の売れ行きの悪さと酷評を気にしすぎている、もう片方は自信満満で抱いている理想は美しいが実は・・・。
上手く組み合えば良い小説になりそうだが、どうにも合わずにぶつかる。
其其が小説に求めるものも違う。
双方の気持ちは解るが、どちらも傲りに見える。理想論ではある。でも・・・。
売れ行きばっかり気にしても面白いものが出来る訳ではないし、心が動く物語を!と力説されてもなぁ・・・。
どちらも作者の気持ちが強すぎると読者は入り込めないだろうし、だからぶつかり合うんだろうなー、という感じである。
後輩の子が書こうとする物語が一番心揺らしそうだと思う。
”泣かないための物語”にはなるほどと思う。
で、最終的に二人の書く小説は完成するのか。評判はどうなのか。
うまいこと暈してあるなぁ。
続編で明らかになるんですかね。

それにしてもネットの評判気にするもんなんだなぁ、良くない方に。
この2人は高校生だから尚更なんだろうか。