社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

今日のEndless Game・その3

つい最近まで格闘した「エイエイオーッ!!」の「前のめりで~」のとこが解らずレルレ氏ご本人に質問するという暴挙に出たのだったが、先日教えていただいた。
「恐らく16部音符でRLRLシングルストロークで聴こえる音の位置を叩いていると思われます」との事。
うむ。間違えてはなかったかも・・・自信ない・・・
何はともあれ、ありがとうございました。覚えていて(思い出して)くださっただけでも有難い事である。

元町・三宮はそれなりの人出。明日以降引き籠るから今のうちにアレコレしとこう、という事だろうか。
老祥記は行列あんまり無い。三宮は人混み避けようと1本ずらすとちょっと空いてる。
茶館行ったらあほほど愚痴で盛り上がる方々。
他に人が居ないからかもしれないが、席が離れてるのに誰が何を話してるか議事録起こせるレベルの大声である。
おちおち本も読んでらんない。
(そしてTwitter荒吐をはじめとして緊急事態宣言に伴うお芝居・ライブの中止・延期やお店休業の告知、其れを受けた怒りや悲しみに溢れていて見るのも追い付かない)
マスクしてても大丈夫かね、あの大声は。
普通に話をする分には大丈夫なんでしょうけども。
あれは新コロ抜きにしても苦情ありそうな。。。

さてお稽古。
ドラムは諦めて最初の4小節(8だと思っていたが4)を修正して複製。それでも手古摺った。
段段雑になっているのが視覚でもよく解る。。。
クラッシュミュートは詰めるんで多分成功したと思う。
2拍子のブレイクのとこも追加。2拍子だとクリックも2拍子になるんやね・・・解っていても遅れてあばばばばってなる。
ベース、ギターは全部弾く。
笑っちゃうくらいテンポ落としていても難しい。
滝ちゃんのリフって鍵盤の人にとっても良い運指の練習になりそうである、と今日も思う。
また半音下げかなんかで”おまじない”弾いてもややこしいし。
上手く弾けると大変楽しい。
リフというだけあって2小節毎の繰り返し、なのでエディタで修正する時も視覚的によく解る。。。
時間だ!と慌てて引き揚げたが次の枠には人がいらっしゃらなかったので、キリのいいとこまで入れさせて貰えばよかった。

緊急事態宣言出たが、今の所お稽古は影響無さそうである。
GWだから元元お休みだし。

次回→イントロの卓郎と滝1

ポストコロナのSF

新コロもお上もクソ of クソ、声上げたって聞きやしねえ、新コロも空気読まなさすぎるし宿主弱らせ過ぎ。
ならば下々は知恵振り絞って笑い飛ばして耐え抜く、生き抜くしかないやん。
とはいえ疲れたよ。。。

「ポストコロナのSF」(日本SF作家クラブ編/ハヤカワ文庫JA)読んだ。

ポストコロナのSF (ハヤカワ文庫 JA ニ 3-6)

ポストコロナのSF (ハヤカワ文庫 JA ニ 3-6)

  • 発売日: 2021/04/14
  • メディア: 文庫
まえがきの「事実は小説よりも奇なり、なんて冗談じゃない。」って全くもってその通りとなってしまった。
小説家、”物語を作る人達”も大変だ・・・だけどSFの人は転んでもただじゃ起きない。
新コロから物語を生んでしまえ、である。
“ポストコロナのSF”と言っても様様、COVID-19・・・新コロそのものが登場したり、その先だったり、象徴だったり、日々の成果だったり。
幾つかの作品で若者がちゃーんと青春してるのが面白い。
滅びはしないんだよな、みんな。
「書物は歌う」(立原透耶)、「愛の夢」(樋口恭介)はちょっとわからんけど。
でも、其れでも生き抜こう、という意思。
「不要不急の断片」(北野勇作)は面白いんだけど、現実が酷過ぎて笑えない。下手な怪談より怖い、冷える。
ほんとなら「ですよねー!」「それな!」「すっげえ皮肉www」って笑える筈なのに。
北野さんをもってしても「20時以降街灯以外は消灯」なんて思いつかないでしょうよ。
(此れ読み終わった頃に流れてきたんだが・・・)
此れもまた「不要不急の断片」になるのかもしれない、でも作家さんもやりづらいだろうよ。
どうしてくれるんだ、現実め。
「受け継ぐちから」(小川一水)最後は結局何だろう。解析班カマン!(早いよもうちょっと考えろよ)

作中での新コロ下のあれこれの扱いがリアルな程、フィクションとしては嘘くさくなるのは何故だろう。
微妙に今いま現在と違ってくるからなのか。
嘘くさくなる位何もかもが変わってしまったからだろうか。
個人的には如何にも新コロ!な作品じゃない方が好きだった。

その他面白かった、印象に残った作品。
・オンライン福男(柴田勝家
西宮のえべっさんの福男選びもまた新コロの影響を受けている・・・がこんなご時勢だからこそ新たな競技となる。
制約も越えて楽しんでしまおう。
・・・という訳ではないんだろうけど、「そっち方面に拡張していくのか」「世界も拡張するのか」って感じで。
実際の福男選びも元元の目的から拡張して一種の陸上競技化しちゃってるもんな。
明るい気持ちで読めた。いいオチ。
・献身者たち(柞刈湯葉
確かに「困ってる人を助けたい」って目をキラキラさせてる人の方が無理、現地で働けない、生き抜けない。
でも自己犠牲に酔うのもハッピーなのかもしれん。
・砂場(菅浩江
新種の感染症対策と子育ての両立で揺れ動くかーちゃん達。
公園で子供遊ばせながら立ち話するにも、かーちゃん達の考え方が違うので揺れ動く。
「彼女は、嘘でもいいから大丈夫だと言ってほしいのだ」(p.207)、多分みんなそうなんだろう。
「嘘でもいいから大丈夫だと言ってほしいのだ」と竹本が言っているのを読んだ自分もちょっと其処でほっとした。
何処まで潔癖であればよいのだろうか。
・空の幽契(飛浩隆
「海の双翼」(櫻木みわ×麦原遼)から着想を・・・という話で「あああの時の羽根が」と思った。ちょっと違うが。
案外普通である、しかし美しい。
今はそんな物語が有難い。
・カタル、ハナル、キユ(津原泰水
いい意味で新コロとは離れて、美しい。
離れ切ってしまう事は出来ないのだけど・・・。
・ドストピア(天沢時生)
水を含んだタオルでどつき合ったり磨岩仏掘ったりヤクザ屋さんが弾圧されたり「我が人生に一片の悔いなし」みたいなんだったり。
何を言っているかよくわからないが、そういう話なんだから仕方ない。
こちらもカタギ警察笑えない・・・んだけど声出してわろたわ。何なん。
刃牙の人の絵で脳内再生、ちょっと実現して欲しい。

ゴーストハント5 鮮血の迷宮

昨日の朝、胸がきゅう、っとなりまして。
痛みはあんまりないし心臓・肺というより気管支?だし検索しまくる余裕はあるので大丈夫そう。
ただ、寝る前に「寝てる間に心臓キュッてなったら」と怖くなった。
家人に「夜中に心臓キュッてなってたらよろしく頼む」と言って寝たがなかなか寝付けず。
人はこうしてパニック障害になるのだろうか、と言えるレベルで元気である。

ゴーストハント5 鮮血の迷宮」(小野不由美/角川文庫)読んだ。

ゴーストハント5 鮮血の迷宮 (角川文庫)

ゴーストハント5 鮮血の迷宮 (角川文庫)

増改築繰り返した館で行方不明者が発生。
国内外の色んなジャンルの霊能者・心霊研究者が集められて内緒内緒で調査が始まったがどうにも怪しい。集められた人達が。
SPRはいつも通りに調査を・・・だがナルは前回の依頼者である安原を影武者に仕立てて参加。
そもそもSPRが呼ばれたんではなく、ナルの師匠から頼まれて調査を行う事になった。
なんか色々ありそうだ。
実際あるんやけども。。。

住む、居てるだけで体調崩しそうな館である。他にやり方なかったんかいな、という位。
霊能者・心霊研究者達も其其のやり方で調査を行ったり降霊したりするんだが、こちらからも行方不明者が次次と・・・。
霊も「怖い」「死にたくない」「助けて」と訴えてくる。
麻衣の夢も相当リアルっつうかえぐい。
解説に「最恐」とあるが、恐いというより血塗れスプラッタァである。
今迄はミステリっぽい要素も結構あったけど、「鮮血の迷宮」はホラーがばりばり勝ってる。
(解説の方はミステリの方だけども)
文章なので自分は大丈夫だったが、血がダメな人はきっついやろな・・・。
館はややこしいが、話としてはシンプルかもしれない。

そしてナルについて・・・はまだ此れから。
リンさん凄いな。こちらも謎である。
真砂子の櫛もちょっと謎。麻衣は恋バナ的なやつ想像してるっぽいが。
これはまだまだ引っ張るのかなー。

翼の折れた天使は未だ排水溝に詰まっていたのか

ヤンデル先生に「続きまして」とリプするのが夢なんだが、出遅れる。
思えば嘗て開催されていた「岡峰光舟深夜の悪態祭り」も寝てる間の出来事で出遅れていた。
そして今回、また出遅れた。
(予告あったけど寝てしまった)

eijunソロワーク始動。あいしてぬ。


www.youtube.com

なるほど、と思った。
此れはソロならでは、である。
きゅんかわな感じ。
萌え全開、ただ其れだけではない雰囲気も僅かに。
コードをポンポンと鍵盤に置いていきたい感じの曲調である。
シンセのエレピ・・・DX7とかD-70とか。Rhodesでも実機じゃなくデジタルシンセで再現してる系、出来ればRolandのキラキラしたやつ。
個人的にボカロやるかと思ってた、そこは生身の人間なんだな。きゅるきゅるしてない。
オケも公開されてるん有難いな。弾き語りもある。
弾いてみた、歌ってみたも大歓迎!て事か。
今迄の楽曲解説が此処で一気に芽吹く感じだろうか。
ボーカルの方とか普通にTHE BACK HORN聴いてはったそうだ。
此れまでもTHE BACK HORNが好きだと言うクリエイター、実際歌ったり演ったりして影響受けてきたクリエイターは地味に沢山いるが、更に増えるって事か。
栄純の作詞・作曲・編曲に留まらず、楽曲から派生したムーブメント込みのソロプロジェクトかな。
単純に「バンドで出来ない曲をソロでやりまーす」では終わらないと思っている。
・・・もし配信でそういう話もあったらすまん。

というか、既に追いつかない。
只でさえ配信・動画・ネットラジオが観たり聴いたり出来てないのに。。。
こないだ久しぶりに栄純つべ配信見たらクイズやってたよ。びつくりした。
サンジョルディの日ってそんなにメジャーじゃなかったのか。
4月半ばに本屋行ったら書店くじみたいなん配ってたぞ。多分自分が本屋バイトしてる頃からあったような気がする。すげー前じゃん。
閑話休題
何処まで追い切れるだろうか。
楽しみだな。
マツの方も何か動きがあるようだし。

そういえば「イキルサイノウ」の頃に栄純ソロの話があったような。
あの頃だったらどんなソロ作品になっていたんだろう、そして今の栄純もバンドもどうなっていたんだろう。

2019~2020に聴いたやつお焚き上げ

今週のお題「下書き供養」
・・・という事でもう1つ。
(とか書いてるうちに次のお題になってるような)
CD聴いたら感想を残しておこう、と思いながら百年くらい経っている。
ていうかCOCKROACHと山下ソロって感想書いてなかったん?なんで?

・Mother/COCKROACH
山さんがよからじお休みしてる時に遠藤さん出てはったやん、あの頃に「あ!」と気が付いて慌てて購入。
生そのもの、を描いている。直接。
美しさも醜さも残酷さも、対比無しに。比喩無しに。
・・・ていうかこれバンドのアルバムなんですか。文学じゃないんですかっつう。
飛さんとか円城さんとか、ああいう系のSF長編を読み切った直後みたいな気分。
2005年から「Mother」が出る迄の年月に、一体何があったんだ。
袋田の滝に打たれているとアカシックレコードとか世界樹とか見えるのか、情報が流れ込んでくるのか。
バンドなんだけど、バンドという枠を越えている。
それはストリングス、ピアノ、同期があるからというだけではない。
描かれる形がそんなもん越えちゃってる。
「新進化論エレクトロニカルパレーダー」めっちゃ好き。「炎国」~「新進化論~」を延延と聴いてる時がある。
・ライブ音源「僕らのHIGH TENSION DAYS」大阪/HERE
DVDにしてリリースか次のCDに付けて欲しいとすら思ってたやつ!
自分の行ったらライブが音源なり映像なり残ってるの嬉しいやん。
そんなにライブ行かれへんしな。
「みっともないぜ〜」からの流れな、これ聴きたかった。
武田ギター案外音が丸いもんだ。
いいMCも収録。
・Spring Has Move/尾形回帰
和む。
意外な気もしたが#STDRUMSの「HOT JUPITER」の人と考えると納得。
YMO好きな人は好きかも。
・Resonance/folca
「Urban Days」から続いて更にその先。
もう少しポップな感じもする。でもギターとかめためたすごい。
・Hold me tight/山下英将
夜に聴きたい。
実際、夜の高速で聴くと沁みる。
パーカッション?と思ったのは、もしかしてアコギの胴叩いてはるんやろか。
・STLOG 2018/#STDRUMS
毎度プログレプログレ言うてるけど、其処此処にふんわり香ってるんだ。
こういう抑制された感じが良いな。
ふっ、と転調するとこ気持ちいい。多分転調まではいってないかも。
尚、STLOG 2019は買って「此れが噂の双六!英語やから後でゆっくり見よう」で止まっている。

言い訳するとな、去年収納大改造して(”して貰って”の方が正確)CD片づけた、あの頃に「聴いてないCDクラスタ」を崩してしまった。
あと↓の件でウォークマンに入れられてない音源がおんまくそあるという・・・
sociologicls.hatenadiary.jp
自分、こんなに片づけられない人間だったっけ。しかも年年パワーアップしてないか・・・?
CDウォークマンは無事なので、ちびちび聴いていく所存。