社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

大喜多崇規Drum Seminar at 島村楽器三宮オーパ店7F Studio

オニィのドラムセミナー行ってきた。
そんなレベルじゃないけどさ、観たいやん、オニィのドラム。。。
個人的ドラム祭りなのに全く見えなかったPyramid Actのリベンジ、漸く出来ますな。

其の前にうろうろゆるゆる。

元町に中華のお店出来てるん発見。テイクアウトはタピオカ、スムージーだが香港ミルクティーがあるのが嬉しい。有難い。

お店の名前忘れた。ショップカード貰ってくればよかった。JR元町西口出てJRAの前通って商店街側に折れたとこ、プリン屋の並び。

さてセミナーである。何処まで書いていいのか。
実演交えながら、何をどう意識して叩いているか、どう練習しているかという話があった。
あとSAKAEのドラムについてA&Rの方を交えて色々。
叩く位置、意識してなかった、というか未だそんな余裕は全然無い。指摘されないので「間違ってはないのだな」という認識。今後は意識したい。
”裏を意識する”とはよく見聞きするし、ベーシストは車のウィンカーが裏に入って聴こえるとか言われる(し実際ベーシストにその話したら「当たり前やん」てな反応された)が、具体的にどうしたらよいのか?を知る事が出来てよかった。
むずかしい。
実演かっこよかった。
ドラムメインで観る/聴くと、骨組み部分が見えるような気がした。
力入れてないようですっごい音がする。迫力が。
ポイントを教わってから観るので、「ああっなるほど」と集中して観る事が出来た。
今日自分はどれだけ得る事が出来たんだろう。
たまにスティックが引っかかる時があるのだが、その解決のヒントは得た。
まだあまり曲を知らないのでセトリ欲しいかも。。。(おい)

ドラムセットについては、オニィがライブで使っているのもスタジオにあったのも完成品ではないのだそうだ。
製品になるには、まだもうちょっと世代を経るらしい。
出来たドラムを現場に→実際にライブで鳴る音を聴いたりドラマー・スタッフ・PAに話を聴いたりするとか。
元々あるドラムを各ドラマーの要望etc.でカスタマイズしていくんだと思ってた。色々あるんやね。
(カラーリングも作る方のご判断だとは・・・)
ペダルは丈夫で使う人に合わせてメンテしやすく出来ているとか。カラーリングが可愛かった。

今日使われたセットは最後参加者が叩いてもいいですよ、って事だったので恥ずかしながら少し叩かせていただいた。
ええ音。
むずかしいことはできないあほの子にもよくわかる。
自信持って堂々と叩くと、其れに応えてくれる感じがした。
ツインペダルたのしー
しかし参加者上手い方ばかりである。皆さんかっこいい。
ほんーまに恥ずかしかったんだけど、プロの機材で叩ける機会なんてなかなか無いし、ツインペダルに縁の無い生活送ってるので「今しかない!」と頑張った。頑張ってあれかい、というのはご容赦いただきたい。
サイン会ではスティックにサイン頂いてきた。

直前に「そういえば先生が色んなスティック試したらいいって仰ってたなー」と思い出してオニィシグネチャーのを買ったが、同時にスティックケースを買ってたら、そちらにサイン頂けたんだろうか。

いつかああいうかっこいいドラム叩けるようになりたい。
膝労わりながら頑張る。。。

Nothing's Carved In Stone By Your Side Tour 2019-20 at 神戸VARIT.

週の半ばであるが、濃密な約1週間の始まりである。

VARIT.のキャパどんだけだったっけ・・・な番号であるが、入場前の待機場所から判断するにいつぞやのフジよりは良い。
ひな段確保。
入場待ち中に山さんの件を知る。
あんまり調子良くないっぽい話は聞いていたので、「お大事に、あんまり無理しないで欲しい」と思っていた。
後で声帯結節についてググったり、実際に行かれた方の話を伺ったりして、ツアー延期(中止)でもいいから、兎に角後後に響かないよう、長期戦で治すなり良い状態にして欲しい、と思う。無理も無茶もしないで欲しい。待つから。
それにしても最近、喉の不調の話をよく聞く気がする。卓郎もあんまり良くないんだっけ・・・大阪はそんな風に感じさせなかったが、途中一旦下がってはった。

先攻、Age Factory。
ちょっと音が丸く太くなった気がする。一層雄雄しい。3月とはまた違う感じ。矢ッ張り。
タムない?と思ったらスネアの向こう、客席側にあったっぽい。
荒荒しいがよく見ると細かい事してはる。
ベース西口実家のチワワは「生方」と言うらしい。お母上曰く、ウブさんに似てるらしい。
そこは「真一」じゃないんやね・・・。
いかついにーちゃんが「ウブーって撫でてる」ってなんだか微笑ましい。
というか、そういうゆるいMCしはるんや・・・殺伐と歌と音をぶつけて「お前らァ!」ってバンドだと思ってた。
恐ろしいな。
高速道路が海のようって歌うだけ(だけでもないんやろうけど)なのにぐさぐさ刺してくる。
仲良しこよしみたいなん嫌いそうなのに、すごく仲が良い。
仲が良いから全力でぶつかりあえるんやろな。
いいバンドや。

そしてNCIS。
ミシン糸位の細さの銀のワイヤーを編み上げたかのようなドラム・・・って前も言うてた。
同期みたいな音、というかどれが生ドラムでどれが同期なのか解らない。
クールに叩いてはると思ったら、めっちゃ煽ってはる。
なんじゃこりゃまじすげえ、と見入ってるうちに終わってしまった。なぜだ。
ウブさんのギターも細やかで。
あんまり見えてなかったけど、テレキャス使ってはったりして「そうだったんだ!」ってなった。
その下から浮遊するように、でもがっしり支えるひなっちのベース。
拓ちゃんが溌溂と歌えるのは、そうやって支えられてるからか。そして歌・ギターが後の3人を支えている。
MC少なめ。
「みんなが自分らしく生きていることが、自分らしく生きてる自分達には心強い」という言葉が心に残っている。
個人的には気持ちを吐き出してうりゃーっ!という感じではないのだけど、何某かの力を貰った。その力をどう使うのかは自分にもまだ解らない。解るのはその時だ。
ツーマンだけど、NCISだけでユニゾン・時雨のワンマンくらいやってはったような。

好きな、ライブ観たいバンドが増えるのはしんどいけど嬉しい。

他にやることあるだろ

ツイッター、休眠アカウント削除・・・らしい。
真っ先に頭過ったのが吉村さんと松原さんである。
あちらからこちらのツイッターにログインは出来ないんだろう。
ツイートしてくださってよいのだが、残念ながらそのようなツイートは無い。
近しい方、親しくされてる方は其其思う所が沢山おありだろうし、ファンはアカウントの存在自体を心の支えにしてるだろう。
個人的には更新される事が無くても、フォロー外してしまったら完全にその人の不在を認める事になりそうで厭やなぁ、と。
言葉だけならbotにするとか自力で残せ、てな話かもしれないが、それもちょっと違う気がする。
(ところでツール使ってランダムに呟いてるbotはどうなるんだろう?)

あと、闘病・リハビリ、激務でツイート出来ない人はどうするんだろう。
ZEROさんは最近どうしておられるのか存じ上げないが。RTしてはるだけでも安心する。
友人もオタ活どころじゃない、ような。
それでなくても基本的にツイートはしない、情報収集・拡散のみに使ってる人もある。
RTだけの場合はログインは出来てるから削除されないのか。
そういえば暫くTLでお見かけしなかった方が浮上されてるのをお見かけしたのだが、「ログインしてへんかったら消すで」って警告来てたんだろうか。
ていうか独り言ばんばん呟いてうんこだだ漏れ、機能の一部ツイッターに上げてるやろ、な人間の方がおかしいねん。

パスワード忘れてログイン出来なくなった黒歴史が消えてくれて助かった、てな人もあるんだろうけど。

それよりわらわら湧いてくるエ□アカウントどうにかなりませんか。
フォローしなくても変なリストに入れられて困ってた。
今ちょっと落ち着いてるけど、一時期ほんま多かった。
そういうのや詐欺、差別的なツイートだらけのアカウント放置なのにさ、そういうとこは力入れるんやね・・・。
どうせ休眠アカウント悪用する奴等なんて、どうとでもシステムで対処しちゃって削除出来ひんやろ。

※2019/11/28 追記
一旦保留らしいです。一安心。

Mantra

ミュージックファイターズ、いっそキース・エマーソンvs小川文明観たかったよねー、と言っても”ずつない”事を考える。

かみじょうちひろドラム教室、凄そう。
一回習ってみたいけど、”パラディドル”って聞いた事あるーてな程度の初心者だと精神的に複雑骨折しそうだ。
好きなドラマーから直接習える!わーい!だけではお厳しいというか。
ツイで「ちーちゃん、ドラムやった事ないとダメですか?」的な問い合わせ見たが、仮にOKだとしても続ける為にレッスンの何倍も個人練が必要そうだが出来るか?*1
・・・と勝手に恐れ慄いているが、初心者も楽しくやろうね☆〜(ゝ。∂)なクラスがあるとよいね。趣味志向クラスはあるが。
何となく、既に「skream!」らへんに名前載るレベルのバンドでライブばりばりやってるような人、今は活動ペース落としてる社会人趣味ドラマー(実は昔やってたバンドはハコからキックバックあった)的な人、フュージョン畑からロックに手を出すぜ!な人が多そうな気がする。
まだ義務教育中でめたくそ叩ける人とか。
しかしツイで唯一フォローしてたのがピエール中野なん面白い。
ミリキューじゃないのね。
ロンモチでRTしてはった(自分は其れで知った)

とか言いつつ、滝工房のDEEP BLUEブースターはダメ元で申し込んだ。
バンドのギターさん見ててブースターあったら便利なのかなぁ、って考えてたとこだった。
しかし此れこそ素人が手を出してよいもんじゃないような・・・頑張りがいはあるよ、きっと。
申し込みの時に覚悟・意気込み聞かれるかと思ってた。

なんとかなんのか?

ドラムレッスンはレルレ氏のを一度受けたいと考えている。
さてどうする、気持ち以外の部分。

※2019/11/28 追記
かみじょうDrum Lab.についてFAQがツイに上がっていた。
ガチ初心者もOKのようだ。
行く方はがんばれ。

*1:そもそも「ちーちゃん」ってツイで問い合わせする時点でウムウ

文庫版 書楼弔堂 炎昼

「文庫版 書楼弔堂 炎昼」(京極夏彦集英社文庫)読んだ。
ネタバレするあるよ。

文庫版 書楼弔堂 炎昼 (集英社文庫)

文庫版 書楼弔堂 炎昼 (集英社文庫)

今回の語り手は女学生の塔子。
明治の、まだ「女に学は要らない」「女が小説を読むなんて」という時代の話である。
道で偶偶出会った松岡・田山という2人の男に書楼弔堂への道を聞かれる所から始まる。
此の頃には「古今東西の凡百書物が揃っていて、しかも購入できる」という都市伝説みたいな存在になっているようだ。
松岡は浪漫主義の新体詩を書く人・・・であるが本人は成就しなかった切ない恋心を綴るのみで世間との受け止められ方とのギャップに苦しんでいる。
弔堂に通ううちに、自らのすべき事を見つける。
此処では其の人の為の1冊をご主人が渡すのだけど、松岡には「此れから自分自身で書く」と言う。

また時代に沿うてきた。
芸術とは、普遍とは、生とは、死とは・・・2019年の今、読むべき作品だ、きっと。
鑑賞者の心に感動が発露した時に芸術と呼ばれる。自己表現ではない。
創作者の思いが伝わるのと、そんなもの越えて芸術として多くの人に時代を問わず愛でられるのと、どちらが幸せなのだろう?
もしかして松岡は思いが届いて欲しかったんだろうな、イネ子に。仮令多くの人に愛でられなくても。
その一方で本を読む有難み、楽しみについても書かれている。
作中で本に触れ、夢中になって読む姿を、読んでるこっちが「いいぞ!」「此れから本を読む楽しみを存分に味わえるなんて幸せものめ!」って思っちゃう。
もしかしたら自分の一冊は此の「文庫版 書楼弔堂 炎昼」だったのかもしれない、とすら。

感想ググってると頑なに苗字を明かさない塔子の正体についてあーだこーだやって(自分も誰だ?とググった)、そこに不満をお持ちの方もあるようだが、恐らく其処は何でもよかったのかもしれない。
天馬塔子は”此処”にいるのだ。本を開くと何時もいるのだ。其れ以上でも其れ以下でもない。
苗字を明かさない事で家制度的なモノから離れたい存在、女が学を・・・てな時代に小説を求め、焦がれる存在。其れでいいじゃないの。

どうでもいいニュース:
で、福来は此の後熊楠を誘って天皇機関作ろうとする訳だな。
・・・それは全然違う作品だッ
sociologicls.hatenadiary.jp