社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

恐怖箱 怪書

昨日は凄まじい雨風の音と鳥の鳴く声で30分以上早く目が覚めた。
鳥はベランダのどっかに挟まって「助けてー!」って鳴いてるように聞こえたが姿は見えず。
多分近所の公園の塒から風に流されて人間の住処に来ちゃって吃驚したんだね・・・。
あんなに凄い雨風だったのに、通勤途中に観る桜はあんまり散ってなかった。
そりゃあもう見事な桜、毎年他が葉桜になる頃に満開になってる桜も他所と同じタイミングで満開である。

「恐怖箱 怪書」(加藤一・編著/竹書房怪談文庫)読んだ。

何方か怪談作家さんのツイが流れて来たのだった。
入り口が本、中身は幅広い。
やっぱり実話怪談本に纏わる話はあるのだな。
(実話怪談本の為に怪談書いて不特定多数に読ませる事によって手出しさせない、という事を実行しはった方いらっしゃいましたもんね)
新耳袋」は扶桑社版との事で矢ッ張り!
栞の話は何処かで伺った気がする。

其の他気になった話等。
・墓地にて
念じるだけでページが捲れるなら確かに便利、墓地でお昼休憩でも良いですやんね。
自分みたいに行きつ戻りつするタイプは捲ってくれる存在に厭がられそうだ。。。
・刷る音
印刷も本のうち、印刷機の霊というか、今迄使ってきた方の念みたいなのが残ってて今でも仕事してはるんかしらん。
・おじや
亡くなったお父上と仲間の方達の為におじやと愛読していた本を用意する方の話。
そういう時間を掛けた供養の仕方もあるのだな。