手持ちで一番暖かいダウン的ジャケットのファスナーが噛んだ。
毎シーズン噛むから気をつけなければと思った瞬間の出来事である。
「少女地獄」(夢野久作/角川文庫)読んだ。
表題作は3つの事件が手紙や新聞記事を元に語られていく。少女と言っても19歳、虚言の上手い超絶人たらし。
内縁の女を次次と殺すバス運転手。
女学校で次次と起こる事件。
・・・ミス黒焦と思わせつつ逃げて姫草ユリ子として看護師してバレたから自殺演じて男装して新高として生きたが事故死、或いは全てそうなるよう仕組んだ殿宮アイ子が出奔して姫草ユリ子として(以下略)位はあり得ると思ってた。
其の他の作品含めて、ぱたりぱたりと状況がひっくり返されていくのが読んでいて痛快である。
意外と変態ド畜生ではないんだな・・・いや大概やんか「少女地獄」。
どうでもいいニュース:
「モウ四十に近い姥桜」ふええ