社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

侠飯9

初っ端から「伏線が〜」って言っちゃったら伏線の意味ないじゃん・・・でも橋本のカンカンだからOKす。

「侠飯9」(福澤徹三/文春文庫)読んだ。

今回は歌舞伎町の半グレやら闇バイトやらトー横キッズやら。
真面目に求人サイトで見つけた会社は半グレ集団、交番に行こうとするも阻止されて歌舞伎町のバーで働く事に。
柳刃さん達は客としてやって来る、バーで色々作りはるんやろなと思ったら・・・成程。
しかも柳刃さんを訪ねて大膳組の組長がやって来る。
不穏。。。
大膳もまた、任侠の人なんやな。
金の為に自分らのシマでやりたい放題されたら、柳刃さん達の存在以上に腹も立つか。
「誰からも必要とされてないと思うのは、他人になにかを求めてるからだ」って、確かに。
ただ今トー横等に屯ってる子達は「自分に求める」余裕が無いのかもしれない。
というか「自分」というものがある、というのも認めづらいんじゃないかな・・・「他人に求める」のに精一杯。
ローホル食べたくなってきた。レギュラーメニューかな。
あと焼き枝豆は試してみようと思う。
冷凍食品温める時は経験上レンジ+トースターの合わせ技でやってたが、其れで美味しく温められる理由も解ってちょっとほっとする。

最後、主人公達はバーを引き継いで新しく始める事になる。
居場所の無い子がパキったりヘラヘラ犯罪したりせずに居られる場所になれば良いが・・・其れは又、別のお話という事で。

こういうフィクションという形で、時代の記憶が残っていくのかも。
今振り返っても「6」のひきこもり自立支援施設、「8」のYouTuber・・・そういえばそんな事もあったなぁ、と。

レシピ本あるんやん!

ドラマ版の方・・・ナポリタン焼きそばのレシピあるかな。