社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

たったひとつの冴えたやり方

お盆休み開始早早、目眩ぐるんぐるんで気持ち悪くてお布団から出られず。
どうなる、あたいの夏休み。

「たったひとつの冴えたやり方」(ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア、浅川久志・訳/ハヤカワ文庫SF)読んだ。

去年の書店主催夏フェア2カ所で上がってて買ってた。詳しくは→こちら
有名な作品だし。
タイトルがよくパロディされてますな。
中篇連作集だけど、大学図書館で連邦草創期の人間のファクト/フィクションを選んで欲しいというオーダーに司書が応えて選んだのが此の3つの物語、という事で実質的には長編じゃんよ、と思った。
3つの物語も少しずつ繋がりがある。

で、実は表題作についてはネタバレして知ってた。
でも一旦帰ってきた上で大人達にわあわあやられて此の”冴えたやり方”を選んだのかと思ってた。
コーティー不安だっただろうな、シロベーンが一緒に居るけど
もうちょっと経験積んでたら違う”冴えたやり方”を模索出来たのかもだろうけど。
「たったひとつの冴えたやり方」は後の2話もそうだったんだな。

SFでもスペースオペラ等の宇宙モノが好きな人には良いと思う。
自分はちょっと読んでいてしんどかった。
あほの子でっさかい。