社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

萬屋怪談録 彼岸村

先週の出来事。
朝から選挙カーが走って来た。うるせえ。
「ありがとうございますー急がなくていいんですよー」
見ると、横断歩道を小走りに渡った人があったようだ。
うるせえ
単純に急いでたのかもしんないし、歩行者優先とはいえ停まってくれた車というものに気を遣ったのかもしんない。
仮に選挙カーを慮ったんだとしても、いちいち「急がなくていいんですよー」って大声で言われても困るのでは。

萬屋怪談録 彼岸村」(緑川聖司/竹書房怪談文庫)読んだ。

なんだかんだで実話怪談よく読んでるから或る程度パターンが読めてきたぞ
・・・とはならないのが怪談の奥が深い所である。
そんな心算は無かったかもしれないが結果的に優しい花子さん、謎に怖い心霊写真、昔を思い出させてモチベ上げてくれる喫茶店、懐かしさもありつつ語り口調が優しい。

其の他、気になった話等。
・怪談イベント
自分の話せえへんかなって気になるのだろうか、良い話しっぷりだったのだろうか。
どんな語りなのか気になるところである。
・たずねてくるもの
民話みたいである。
なんで家までお越しになったのだろう、鈴虫寺のお地蔵様がお参りした人達を訪ねて行くように、各地にいらっしゃるお地蔵様も担当地域(?)の子供達を訪ねて行かはるんかな。
・やめといたらよかった
自殺したらあかん、という事か。
ただ、自殺を選ぶ位辛かったと思われるのに、選んでも「やめといたらよかった」っていうのが何とも言えない。。。