社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

読書の秋らしい事をする

去年や其れ以前の10月下旬って、何着てたっけ?
ワテが頭悪くて忘れただけ?
と一瞬脳みその心配していたが、昨日の帰り道に「去年何着てた?ってなる」って話してるのが聞こえてきて、みんなそうなるよなぁって安心する。

色々読んだがエントリ1個分にならなさそうだったのを一括で。
・アンパン的革命(菅浩江/KDP)
「バブル時代エッセイ」という事で時代を感じるけど決して古くは無い。
菅さんの文章のテンポ感好き。めっちゃ楽しい。
面白かったんだけど4か月くらいかけてちびちび読んでたので。。。
「試し読みと文章の工夫」の方も読んだ。
そちらは「放課後のプレアデス」履修してたら、もっと楽しめたかも。
・腐れ梅(澤田瞳子集英社文庫

似非巫女の綾児が同業の阿鳥に誘われて菅原道真公の霊を祀る社を作って貴族達から金踏んだくろう・・・という話。
其処にガチ菅原一族が覇権取ろうとすったもんだ、裏切ったり裏切られたり。
綾児のバイタリティすげえ、あの勢いは読んでて楽しい。
けど・・・愛欲おっぱいおっぱいで勢いが落ちるような感じで「其処までやらんでええやろ!」ってなってた。
澤田さんってもっと面白いんでしょ!ねえ!ってなってた。
「本当に勝ったのは、まことの勝者は誰なのだ」という台詞がある、多分其れは作中に出てこない後後の人らなんじゃないかねぇ。
「泣くな道真」の方読めばよかったなぁ。
社畜怪談(久田樹生、黒碕薫、佐々原史緒竹書房怪談文庫)盛ってる?
淡淡と書くだけで十分怖いと思うのだが。社畜だし。
実話じゃなくてフィクションでも構わない、ただフィクションぽいと思わせないで頂きたい話が幾つか。
多分同じ方が書いておられる。単著でやって頂きたかった。
「もっとも、こわいのは」はもしかして「九十九怪談」「新耳袋」らへんに登場してたビルと同じとこ?
・異界怪談 闇憑(黒史郎竹書房怪談文庫)
安心して怖がれる(という表現もどうかと思うが)。
1つタイトル書けないやつが地味にじわじわ来る。
(本編とは関係ないが、こういう時って仲間内で融通したりしないんだろうか)
「一歳児」読んでて思ったんだが、宇宙人にお祓いしたらどうなるんだろう?
・さよならも言えないうちに 無料試し読み小冊子(川口俊和サンマーク出版
・・・此れだけ?
無料で読めるのが「其れだけ?」というのではない、此の分量で1話終わりなん?と。