社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

拝み屋備忘録 鬼念の黒巫女

滝のカルマスターの綴りで未だに迷う。
「KARMASTER」か「KALMASTER」か・・・「KARMASTER」が正解である。

「拝み屋備忘録 鬼念の黒巫女」(郷内心瞳/竹書房怪談文庫)読んだ。

ムカつく奴に鉄槌を、と霊能師を訪ねて行ったが言う事聞いてくれなくて畜生!てな話から始まる。
顔だけで済んだのか、という気もする。
メイン(?)の話もそんな感じ。
粗筋の「禁忌を犯した者たち」はそういう人らの事だろう。
ていうか、世の中そんなに「宝くじ当たるようにしろ、私の思う通りにしろ」で断られてキレる奴おったんか。
そんな心がけだから宝くじ当たらないような気がする。
あと生霊、人に念を飛ばす話。
最近そういうのをよく読んでる気がする・・・飛ばされてるのか飛ばしてるのか。
「無意識に飛ばしてるんでは」と心配になる、というのは「心配になる」という時点で無意識ではないので、大丈夫というか抑止力になってるらしい。
何はともあれ、誰かを恨んだり妬んだりせず、穏やかに生きたいもんである。
トホホ系、シモ系の怪談も結構収録されている。
性=生で霊的なモノを追っ払うのにシモ系が効くという話を聞いた事があるが、そういう狙いのうちでいらっしゃるのだろうか。
偶偶そういうモードだっただけなのか。

其の他気になった話等。
・抹消
カメラで済んでるのか・・・迷惑系Youtuberだったらもっと”返して”いいと思うんだが。
(という考えが抑もよろしくないのかもしんない)
・状況から見て
もし「しゃーねーなーはーいなむなむ」みたいな雑な拝み方だったらどうだったんだろうか。
許されたんだろうか。
・炙りだす
一時期郷内さんが「お札作ります」とTwitterで告知されていて欲しかったのだが「特に目的は無いが好きな作家さんのお札欲しい・・・てな頼み方したらあかんよなぁ」と止したのだった。
炙りだす為にお願いするという手もあったか。