社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

実話奇譚 怪口伝

人間、歳取って感情が鈍ってきたりボケたりするのは、増大する“別れ”をソフトランディングさせる為なのかもしれない、と思った。

「実話奇譚 怪口伝」(緒方あきら/竹書房怪談文庫)読んだ。
怖いので書影無しです。
収録されてる話自体はあんまりえげつなくない、ほのぼの系もあるんだが、表紙めっちゃ怖い。。。
日付・採話場所が付記された、聞き書きの形式。
シンプルで良いな。
縁切り神社の話がこちらにもある、お願いの仕方が難しいんだっけか。
そういう意味では「迂闊に行かないように」だろう。
怖い怖い言い過ぎるのも失礼な気はするが・・・。
神社の空き地は”認められた””呼ばれた”人だけが見える、行けるんだろうか。
怖い。

其の他気になった話等。
ガチ恋
どうしようも無いのが怖い。
能楽堂の舞
能楽って不思議な力があるような気がする、演じられる能楽堂に不思議な出来事があってもおかしくない。
「そんな不思議な出来事が起きたのならこの能楽堂も一人前です」というのが”らしく”ていいなぁ。
・終の棲家
いい施設なんだろうなぁ、と何故か思った。