社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

川崎怪談

職場のでかいゴミ入れにマスクが捨てられていた。
各自のゴミ箱の中身を此処に入れてお掃除の方に回収して頂く仕組みなんだが、自席で外したマスクをゴミ箱に入れたのを丸ごとポイ、という感じではない。
ゴミ箱のとこで外してポイ、という感じ。
外した後どうしたんだろうな。
というか、口が接した面を内側に畳むとか、もうちょっとちゃんと捨てへん?

「川崎怪談」(黒史郎竹書房怪談文庫)読んだ。

川崎・・・嘗てダイちゃんが暮らしていた街なんじゃなかったか。
違うか。
川崎に纏わる古今の怪談。
言い伝えを聞いて歩く感じがする。
「そういえばラゾーナ川崎もあるんだった」程度であまり知らない街なので、川崎という街について少し知る事が出来たような気がする。
其れが「ご当地怪談」のええとこ。
「井戸坂」のような話が収録されているのは「ムー民俗奇譚 妖怪補遺々々」の著者ならではだなーと思う。

気になった話。
・ステーション前
記事が身も蓋も無さ過ぎる。
女性の側からしたらすっげー迷惑だろうし、つい力入っちゃったのかな。
・高圧線心中
高圧線で流れてくる念。
心中というよりは敵討ちみたいだなぁと思った。
・とんかつ豚次
後から出来た建物で、というのが厭なもんである。

川崎とは関係なく、河童が尻子玉抜くと言われる由縁も知る事が出来た。
あと禁忌がある野菜といえば、きゅうりなんだろうか。よく見聞きするような。