社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

アルカラ 20周年記念2マンツアー“産声” at 大阪BIGCAT

アルカラと9mmを観てきた。

もしかしてバの字来ないかしらん、と思ってチケット取ったらミリキューだったよ!うれすい。
誰が対バン相手でも嬉しいけどな、アルカラ主催やし。
BIGCAT行く前に御守りにしていた20年位前の地主神社の御神籤を納めに行こうとした*1ら、8/19、正に今日から閉門だったという・・・行く前に気づいてよかった。
鈴虫寺の方は、例のアレがもう少し落ち着いてから・・・いつになるやら。
なので家を出るのも少しゆっくりめ、だが「18:30スタートだと思ったら18:00スタートなん!」となっても間に合う程度。


9mmを前方で観るなら今かもしれないが、若干怖いので真ん中の柵辺りで。
場所少し譲ってくださった上に少しお話してくださった方、ありがとうございました。
いいスタンスでライブ行ったり応援したりされている方だった。
また何処かでお話出来たらよいな。

9mm Parabellum Bullet

本来なら4人体制、だが流行りのアレで滝ちゃん不在で爲川召喚。
「名もなきヒーロー」以降の曲はリードがあんまり出ない(1オクターブ低く聞こえる)のでおや?となるが、その他は通常営業。
KYO-MEI対バン@仙台の時以上に「滝さんじゃないですよ」「でも前から弾いてましたよ」感増してる。恐ろしい。
ロング・グッドバイ」のタッピングもばりばり弾いてはった、そして此の曲が一番歪んでたのがまじ滝リスペクト!という感じである。
勿論違いはある、其の差異について考えるに、滝ちゃんだと空間ごと歪ませて埋めてたんだろうなぁ。
(図でも描いて説明しようと思ったが割愛)
そして卓郎とのハモリ多っ!
セトリは滝ハモリスペシャルだったのだろうか。
実は爲川が今年9mmで弾くのが初めてだったそうだ、しかも事前リハーサル無しで合わせたのが当日の昼だったとか。
まじで?
急遽とはいえ綿密なリハーサルそうなのに。
だって水曜日のマネキンが笑うTalking Machine凄かったよ?
「Talking Machine」で毎回自分が「クラフトワークや」と思うとこもちゃんと滝やわとか思ってたらいきなりアルカラな感じのコードがバーン!だもの。
今週の頭に「水曜日のマネキンが笑う」聴いてええよなーって思ったらライブでやってたよ9mmが!
流石に新曲はやってなかった。
其れはサポートがあるんだとしても滝ちゃんのギターで聴きたい。
今日やる筈だったけど「気になる人は9/9のZepp Osaka Baysideに聴きに来てください」みたいな話。
9/9にリリースするのではなく、少し前にリリースして聴いてからライブに来られるように。
そして「今の楽しみ方で楽しんでください」って。
声出して観たい気持ちは分かる、卓郎も観に行ったライブで思いがけない曲をやった時に「あっ」って声出ちゃった、でも周りの人は「あっ」って顔をしてた、そうだ。
びっくりは顔で表現。
残念ながらステージはあんまり見えなかったので細かいとこはあんまり観られてない。。。
でもちーちゃんの音すげえわ、というのはよく分かった。
最後の最後にちーちゃんが「俺かみじょうちひろ!」って言い残してたのが微笑ましい。
次のツアーは皆さん元気で生きのびて会えますように。

アルカラ

SSGHは一層ソリッドな方。
滝ちゃんの件が無くても元からSSGHは竹さんだったそうである。
サウンドチェックで御本人出てきてはるなぁと思ったら、其の儘スタートである。
アルカラは兎に角楽しかったなと。
身体がアルカラの曲になって、BIGCAT漂ってた。
不思議なんよなぁ、未だに曲そんなに解ってないのに、ずーっと観てるのとあんまり変わらないか其れ以上に体も心も動く。
曲と演奏だけでシンプルにあんなに動かされるもんなんだな。
見えてない分、一層曲と音に向かい合う・・・間もなく自分の身体がアルカラの曲になってた。
なりながら「あ、今変拍子」等と考えている。
何やねん。
でもそうとしか言いようが無い。
要は其れだけ我を忘れて楽しんでいた、という事。
こういう御時勢にそういうのはどうなのか?と思われるかもしれないが、ああまで開放(敢えて”解放”ではなく)されるのは久しぶりで有難い瞬間である。
バンドの演奏・歌だけで目一杯楽しめるのだ、多分演者側も。
下上があんなにエモエモ弾いててんなぁ、そういうのは見えた。良かった。
9mmのバンド名について夜も眠れなかった稲ピー曰く、「パラベラムバレット」を前田敦子AKB48の言い方みたいな感じの早口で言うと良いらしい。
素人から見ると逆に難しそうである、流石アルカラである。
「Black Marketでハートに火をつけて~」と此処で「ハートに火をつけて」やりそうだな・・・と思ったら、歌い出しタンバリンを首に掛けて卓郎が登場。
いやーさすがアルカラは面白い事しはるわぁ、と思ったら仕込みじゃなかったらしい、ガチの飛び入り。
稲ピー、歌いたかったそうである、本人出てきて歌っちゃったらどうしようもない。
アルカラの20年は早かった、色々あったけど楽しい事ばかりだった。
何があっても「楽しかった」って言える、楽しい事に出来るアルカラは強い。

アンコール

アルカラ登場、そして稲村スタイルでタンバリンを首に着けた卓郎も登場。
タンバリンはアルカラが始まってから、三日月型のやつにテープかなんかくっつけて、首から下げられるようにしたみたい。
(後で見たら稲ピーリスペクトで裸足だった。足おっきい)
一旦出てきてから小咄(打ち合わせ)して一旦下がる。
もう1回出てきたけどまたひそひそ話・・・もしや。
次は爲川出てきてた。卓郎と似てるネタである。
似てるけどくるくるかさらさらで見分けたら良いんだっけ、と以前そういう話してはったなぁと思い出す。
爲川「地獄みたい」。
ピンチヒッターのギターヒーローを労う目的もあったのかもしれない。
稲ピーの足元に「ハート〜」の歌詞書いた紙があるのだけど、歌詞の一部分だけしか書いてなかったらしい。
卓郎「全部書いたらいいのに」
色んな歌詞カードの書き方、置き方があるようだ。
もう1回アルカラ&卓郎で「ハートに火をつけて」。
ハモリめっちゃ綺麗。
最後はメロンパンを科学した・・・もとい「キャッチ―を科学する」。

開演だけじゃなく終演も早かった。
万が一「21時までで営業終了せよ」となっても対応出来るようにって事だったのかな。

そういえば卓郎、「今年が18年で来年が19年」で来年色々企んでるっぽい事仰ってたけど、18って9×2だから、今年は2倍おめでたいのではないのだろうか。
エブリデイおめでたい!でもいいんじゃないかしら。

※2022/08/27追記
「ハートに火をつけて」カバーの映像上がってた。


絶妙のタイミングで登場したんだな、卓郎。最後ちょっと可愛い。

どうでもいいニュース:
本日時点の爲川率38.5%(5/13)、観測開始以降一番高い割合で推移
インスタ見てたら、名古屋への機材車運転してはったっぽいので一旦東京戻らはってんな。すげえ。

*1:大事にお財布に仕舞ってるのに去年くらいからひょっこりはんしてたのでそろそろ御返しすべきだ・・・と思案していた、なかなか京都行く機会なかったし