社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないので、はてブボタンは設置してません。

慈雨

今タイムフリーで「風とロック」聴いてるが、逆に木村くんは笑顔でハイタッチしたくても出来ないのかもよ、
とか考えてたら、マツが近い事言ってはった。

「慈雨」(柚木裕子/集英社文庫)読んだ。

慈雨 (集英社文庫)

慈雨 (集英社文庫)

16年前の幼女誘拐殺人事件を巡る話。
夫婦でお遍路回ってる元刑事はその事件の捜査にあたっていたが、冤罪の可能性があった。
新たに起きた幼女誘拐殺人事件はその事件に類似している、捜査する後輩刑事達は元刑事に電話で助けを求める。
お遍路を回りながら過去の事件・出来事を振り返り、娘の事を思う。

文章がおっさんくさい。一瞬作者って男性?と思った位。
それが定年退職した元刑事の述懐によく合う。
狙いだったら凄い。

で。
今回の事件は此れでFAなんですかねぇ。
前の事件は、結局どうなったのか。犯人はどちらも同じなのか。
文章の合間を想像すれば解る、でも其れだって最初の事件の方の犯人じゃない可能性もある訳で。
DNA鑑定を今からやり直せるのか、どうなのか。
今更捜査を担当した刑事に詫びられてもなぁ・・・とも思うし。
基金立ち上げはるんですかね。
ちょっともやもやした。

どうでもいいニュース:
柚木さんが横山秀夫を尊敬しているのだそうだ、すごいよくわかる。
なんやもやもやしたのが一気に晴れていく、あの痛快さは相通じるものがある。