社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

琉球奇譚 シマクサラシの夜

こないだ大阪出てきたんでついでに堂島のジュンク堂に寄った。
新刊ではないがそんなに昔に出たんではない本、何処行っても見つからないから・・・とダメ元で見に行ったら、あった。
欲しい本はほぼ確実にあるのではないだろうか、ジュンク堂堂島本店。すごい。
住みたい。

琉球奇譚 シマクサラシの夜」(小原猛/竹書房怪談文庫)読んだ。
探していたのは、これだ。
今回も怖いので書影無しです。
戦争に関する話もあるし、米軍の人の話もある。
神様や霊が身近な土地柄だからか、お亡くなりになった方と普通に話しはる方の話もある。
民話みたいな話もある。
・・・と明るい感じで読んでいたら(それもどうかしてると思うが)、最後の3つ(エピソードとしては1つ)が怖かった。
今迄の因縁があるなら”返される”可能性もあるだろうに、そこまでして欲しかったという事なんだろうか。
実際”返されて”いるのに。
時代が変わっても”終わる”事はないのだろうか。
読んでる人だって信じてるから怖い、のだろうか。