社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

難しいものだ

9mmトリビュートの第一弾発表である。
さてどの位予想は当たったのだろうか。

☆歌のほう
ストレイテナー
THE BACK HORN
FLOWER FLOWER
BLUE ENCOUNT
☆インストのほう
アルカラ
→Pia-no-jaC←
FOX CAPTURE PLAN
mudy on the 昨晩
Ryu Matsuyama

THE BACK HORNについては大学入学1日目くらいに滝と卓郎が出会って、滝は卓郎に初期のアルバム借りたとかなんとか。卓郎の方が先(?)だったのか。
(このエントリはその話がしたかっただけだ)
FLOWER FLOWERは直近の付き合い的になるほど!なんだが何故か各位の予想からは漏れていた。
そもそも意外な事に各位の予想に後輩があんまり入ってなかったような。発表聞いてて気が付きました。
ワテも先輩方向に考えてたわー。
インストの方でアルカラという事は、稲ピーのバイオリン堪能できるのかな。楽しみ!
→Pia-no-jaC←は「Punishment」だったらいいなー。
スコア欲しい。そんで怒髪セッション@関東のリーダーさんにカホンお願いして演るんだ。妄想捗る(なんでそんなとこで)。
Ryu Matsuyamaは聴いてみたかったバンドなので嬉しい。確かバンドだった筈である。ボン・ジョヴィヴァン・ヘイレン的な?

「なんでお前やねん」が無くていいな、今のところ。

人間たちの話

そい!マスク作るぞい!てな時に限って忙しくなるのは何故なんだい。

「人間たちの話」(柞刈湯葉ハヤカワ文庫JA)読んだ。

人間たちの話 (ハヤカワ文庫JA)

人間たちの話 (ハヤカワ文庫JA)

表紙可愛いー!
「たのしい管理社会」読みたくて買ったが、「冬の時代」良かったなぁ。
この世界の物語がもっともっとありそう。読んでみたい。
どの話も、ガジェットや世界の設定の細かさに惹かれる。
出てくるモノの説明読むだけでわくわくする。

・冬の時代
具体的に何がどう、というのは無いが、なんだか切ない。誰も不幸にならないのに泣けてくらぁ。
横浜駅SF」のずっと後の時代だろうか。そういえば横浜駅どうなったんだろう・・・。
・たのしい管理社会
めっちゃ今の社会やん。
見てる(見られてる)のが政府か世間かの違いで。
1984」読んでからこれ読めばよかったかも・・・って、今のご時世にしっくり来すぎて怖くなりそうだ。
・人間たちの話
普通にいい話。SFとか何とか抜きに。
・宇宙ラーメン重油
スケールすごい。
「消化管があるやつは全員客」は伊達じゃない。
こういう店のシンプルなラーメン、それこそ中華そば的なやつがうんまいんだよなあ。
しかしラーメン出す為にその機器から用意しなきゃいけないとは大変だ。
・記念日
岩がある生活も悪くはなさそうだ。
掃除大変そうだけど。大掃除の時にはたきかけたらいいんだろうか。
・No Reaction
透明人間でもそこそこ融通効くもんだと思ってた。
戸籍どうなってるんだろう。

spaced out

ミリモバの動画観てない!と卓郎機材解説の後編を観た。
folcaのファッションモンスター爲川の服、左の袖に蝶、右の袖に流れるような線が描かれており、腕を組むと蝶が舞っているように見えるのは前編で気づいていたが、後編見ると右にの腕辺りに黄色で何か描かれていて気になってるうちに動画が終わってしまった。
アンプの裏の話は覚えている。
卓郎が革ジャンの下に着ているのはもしかして「LOTUS ROOT」のジャケ柄のTシャツかね?
気になる。

HERE、1日2公演でライブやるそうだ。
発売済みチケット番号の奇数/複数で分ける(友人と連番、時間的に厳しい等は申し出たら考慮される)。
思い切りはったなぁ。
その手があったか!とも。
別の界隈で入場者数やスタッフさんへの費用等等考えると1日3回公演する必要がある、てな話を聞いたとこだった。
それも大変そうだが、やる人はありそう。
(1日複数公演あるなら全部入る!みたいな人も居そうだけど・・・それはどうかと。HEREは大丈夫か。)
何にせよ、「出来る事からやっていく」のは大事だと思う。
アレも出来ないコレも出来ないと言うだけじゃどうしようもない。お上がアテにならんのは、そう言う人ほどよくご存じでしょうに。
「ライブハウスを無くそう」とか頭おかしい奴出てきたらしいんで、余計そう思う。
てか、アレを無くせコレを無くせって言ってるうちにそういう奴の大事なものも無くなるからな。。。

それはさておき9mmトリビュートである。
多分あの人らかな、と考えつつ9mmファンの方の予想見たらまるっと同じだった。
朝からオフトゥンの中で「ですよねー!」って口から出るとこだった。
10アーティスト位上げたら「ほほう、そう来ましたか。拙者は〜」ってアーティストがありそうなもんだが、「ですよねー!」しかない。
まぁアルカラとHEREとTHE BACK HORN無かったら暴動起きますわな。
しかし意外性も欲しい。あの人があの歌を!?みたいな。
トリビュートする側も「そうきたか!」みたいな。
怒髪天の民生トリビュートの”「マシマロ」なのに「大迷惑」”くらいの。
ブッチャーズの「I'm on fire」は元曲知らないけどまるっと変わってるんでしたっけ。
火の鳥」のアレ弾く山内聴きたい。
コーパス・・・は難しいだろうから名越さん。
「9mmのライブ1本分の手数を叩き込む」#STDRUMSとか。
単に好きなアーティスト挙げただけになってしまった。くそう!
この際なんでチャラン・ポ・ランタンの「ハートに火をつけて」を音源化して欲しい。
スピッツピロウズもありそう。なんとなく。

准教授・高槻彰良の推察4 そして異界の扉がひらく

「准教授・高槻彰良の推察4 そして異界の扉がひらく」(澤村御影/角川文庫)読んだ。

3巻から間が空くかと思った。
尚哉達は2年に進級、同じ能力を持つ人やアキラ先生の叔父さんが登場。
怪異はあっても、それを増幅するのも制御するのも人間次第。下手に利用すればされ返される。
今度こそは怪異に出会えた・・・のかな。
案外あっけないもんである。後後再会するのかどうなのか。
アキラ先生のアレも前よりちょっと出てきたような気がする。
正体は解らないままだけど、一体ナニモノなのか想像してみたり。
ちょっと気が早いか。

”四時四十四分の怪”は小学校の頃あったな。
4:44に白い壁に手を付くと異次元に行けるやつ。戻りたかったら3:33だか5:55だかに同じ事をしないとダメ、という。
大人になってやってみよう、という気にはならない。

さて次でいよいよ尚哉の参加した”祭り”の村へ行くのだろうか。

どうでもいいニュース:
そのうち講義でアマビエ出てくるかな?

緋い猫

「緋い猫」(浦賀和宏祥伝社文庫)読んだ。

緋い猫 (祥伝社文庫)

緋い猫 (祥伝社文庫)

昭和24年の話。
建設会社社長の娘、洋子は佐久間という工員と恋に落ちる。
しかし仲間が殺害された事件の犯人と疑われた佐久間は失踪、洋子は家出して彼の故郷・青森へ行く・・・が。
村人達は佐久間は居ないと言う、そして佐久間の実家に居ろと言われるは謎の女が絡んでくるは村人達が監視してくるは。
佐久間の猫らしき猫は居るんだよなぁ。
追ってきた雑誌記者は一体何の為に。
佐久間は何処へ、そして彼はアカなのかGHQのスパイなのか。

・・・というミステリだと思っていた。

騙し騙され、というかウブなお嬢さんが純粋に男追っかけていったら散散騙されて色々ありすぎて人間変わっちゃったという話。
うっかり見知らぬ閉鎖的な土地に行くもんではない。
匿ってるから、ではなく酷い理由で若いおなご嵌めるとは恐ろしい。
あっさり書いてあるけど、よく考えたらえげつない。
佐久間と良美は解ってやってたんだろうか、ここまで。
最後の洋子父にすっきりする・・・のか?
或る意味ホラーである。