社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

人間たちの話

そい!マスク作るぞい!てな時に限って忙しくなるのは何故なんだい。

「人間たちの話」(柞刈湯葉ハヤカワ文庫JA)読んだ。

人間たちの話 (ハヤカワ文庫JA)

人間たちの話 (ハヤカワ文庫JA)

表紙可愛いー!
「たのしい管理社会」読みたくて買ったが、「冬の時代」良かったなぁ。
この世界の物語がもっともっとありそう。読んでみたい。
どの話も、ガジェットや世界の設定の細かさに惹かれる。
出てくるモノの説明読むだけでわくわくする。

・冬の時代
具体的に何がどう、というのは無いが、なんだか切ない。誰も不幸にならないのに泣けてくらぁ。
横浜駅SF」のずっと後の時代だろうか。そういえば横浜駅どうなったんだろう・・・。
・たのしい管理社会
めっちゃ今の社会やん。
見てる(見られてる)のが政府か世間かの違いで。
1984」読んでからこれ読めばよかったかも・・・って、今のご時世にしっくり来すぎて怖くなりそうだ。
・人間たちの話
普通にいい話。SFとか何とか抜きに。
・宇宙ラーメン重油
スケールすごい。
「消化管があるやつは全員客」は伊達じゃない。
こういう店のシンプルなラーメン、それこそ中華そば的なやつがうんまいんだよなあ。
しかしラーメン出す為にその機器から用意しなきゃいけないとは大変だ。
・記念日
岩がある生活も悪くはなさそうだ。
掃除大変そうだけど。大掃除の時にはたきかけたらいいんだろうか。
・No Reaction
透明人間でもそこそこ融通効くもんだと思ってた。
戸籍どうなってるんだろう。