社会学的ラブソング・改

ロックと活字とごはんと溜息と。看板に偽りだらけ。あまりはてブされたくないのではてブボタンは設置していません。

5人のジュンコ

「5人のジュンコ」(真梨幸子/徳間文庫)読んだ。
昨年末だったか今年頭だったか、作者さんご自身が見本(献本用?)を希望者にプレゼントしますよ、というエントリを上げておられた。
まー人気作家さんだから希望者多数・・・かと思ったら、1冊頂く事が出来た。
その節はありがとうございました。
(当時お礼かたがたツイッターに上げようと思いながらそのままになってしまっていた)
それが「5人のジュンコ」の台湾版である。
これは中国語勉強すべきという事だろうか?
と年始に考えたが、自分は日本語版読んで、台湾版は語学堪能な友人に貸す事にした。
(が、バの字ライブがなかなか無い上に友人と自分と同じライブ観る機会が無くてまだ渡せていない。。。)

内容もさることながら登場人物の厭な目に遭い方、遭わせ方がイヤー。
しかもそれが”フィクション”として自分からよけておく事が出来ない。誰しも心にあるイヤーなとこを晒してくれてる感じなのがイヤー。
発言小町?的なサイトも出てくる。これがまた見事なまでにイヤーな感じでストーリーに生かされていて。
だけど読後もっとどんよりするかと思ったが、案外さっぱりしている。
多分すんなり「佐竹純子の所業が明らかにされ、裁かれてあーすっきり」みたいな可愛らしいもんじゃあないだろうとは思って読んでたが。
で、何度も読み返したくなる、というか読み返さざるを得ない。
全てがジュンコではない、どのジュンコがどのジュンコに繋がるのか、誰が誰に繋がるのか。
”悪意の渦”というのは誰かからの悪意だけじゃない、炙り出された自分の悪意もだ。

どうでもいいニュース:
「台湾版」と打とうとして「対バン」と打つ自分がこわい。