社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

わるいはうまい

寒波来るし仕事にならなさそうだし休みたいが段取り的に悩ましい。
昨日野暮用で休んじゃったから余計悩ましい。

「わるいはうまい」(杉村啓/醤油をこぼすと染みになる)読んだ。

今回は初版買えた!輝いてる!
うま味調味料、塩、アルコール・・・等等、体に「わるい」、でも「うまい」モノについて考察された本。
ポテチ、美味しいもんね。
「うまい」モノには誘惑が・・・ではなく、意味があるのである。
体に必要なモノ、不足するモノを「うまい」と感じるのだそうだ。
美味しくなかったら積極的に食べたり飲んだりしない、そうなると体に取り込めないもんね。
ただ摂り方や量によっては「わるい」になってしまう。
どうしたら「わるい」じゃなく「うまい」として摂取出来るか、が解りやすく説明されている。
高血圧が気になる御年頃なもんで、塩分過多が高血圧を招くメカニズムを知る事が出来て良かった。
よく「おだしをしっかり取って塩分減らそう」って言うけどほんま?と思ってたんだが、うま味(此の本ではおだしじゃなく、うまみ調味料)で塩の味を引き立てる事が出来るから減塩に繋がるそうだ。
何事も適量を、最適な方法で摂るのが大事。
水分も大事。
スプーンとお椀の「エレキソルト」って胡散臭いなーと思ってたけど、仕組みが解ってちょっと良かった。
行き過ぎたら「うまい」けど逆に塩を摂らなさ過ぎるってな事になりそう、と思ってしまった。
何事も、程程に。

因みにポテチはアブラ+塩味の併せ技かつ塩味が味覚受容体の限界超えちゃう、そして痛みに変換されて脳が認識してエンドルフィン出ちゃう・・・そりゃうまいわ、止まらんわ。
こないだも小さめの袋のポテチ買って「此れは2日に分けて食べよう、将来的には此れで1週間」と決めたのに1日で食べてしまった。
おそろしい!
気を付けよう。

あと、ご飯はしっかり食べようと思った。
お米は糖質として優秀な上に、日本人の体質的にもお米が合うようである。
ライブ観に行った帰りに空きっ腹で全力疾走して*1ハンガーノック的な状態にならないようにライブ前にちょいと食べておくようにしているが、其れもご飯物の方が良さそうである。

直接は関係ないけど、お茶飲みまくりなのは大丈夫だろうか。
カフェインが気になるけどガンガン飲む時は中国茶だからまだ大丈夫か。
水分を摂るという意味では良さげだけど、腎臓に負荷を掛けてそうだから、ちょっと心配である。

どうでもいいニュース:
今年、此の本から、教養系(雑な括り)の本を読む時にノートにメモを取りながら読む事にした。
ペースは落ちるが脳みそ整理出来るし、紙挟みながら読んで後で「何で挟んだんだっけ?」ってならないし、何より眠くなりにくい。
今の所は後で読み返して読める字で書けている。

*1:帰りの電車・バスの都合で急ぐんである