社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

菅原卓郎コンサートツアー2018~夜のメカニズム~ at 味園ユニバース

午前中髪切りに行って美容師さんと話をしてたんだが、美容師さんは音楽が聴ける事が第一で別に好きなアーティストがどんなご飯食べたとか興味ないという方で、聞いてる自分は「うんうんわかるわかる」と言いつつ・・・すみません。
「夜のメカニズム」ツアー写真館のメンバーの皆さんが撮り合ってる写真、めっっちゃ楽しみにぬふぬふ見てた。
ホリエや光舟のごはん写真楽しみにしてるし。

思い出したら都度都度更新します。
※07/01追記 誤字脱字修正しました

さて味園。道間違えて焦った。
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takuro_sugawaraほんじつは世界最大のダンスホールでコンサートします。みなさま各々自由なスタイルでめかしこんでいらしてね。

と仰るのでちょいときちんと目の服を選んで着たが、めかしこんでいる場合ではなかった!アツかった。ストパ取れたらどうしようかと・・・。
入場前に簪でまとめ髪してはる方見かけたけど、大丈夫だったのかな・・・。
昨年の怒髪で勝手が分かっていながら、やっぱり後ろじゃなくても・・・と思って力いっぱい埋もれた。
花道も卓郎が行った時に初めて存在するのが分かったし*1、弾き語りの時に脱いでた上着を着直す時に果たして何があったか分からなかったし、ロッキー氏の写真も実はあんまりよく分かってなかった。
見えなくても音の位置で誰が何を弾いてるか分かれば、とも考えたがこれも場所しくじって全部上手側から聴こえる感じ。
シンセっぽいのが滝、後は何となく・・・うむむ?
観て分かった方の見解とか知りたい。
滝工房での解説があったらいいなぁ。期待。なむなむ。

てかギターばっかり注目してる場合ではないのだ。
そもそも、これは菅原卓郎という歌手の凄さ、素晴らしさ、強さを体感するコンサートである。
こんな色んな歌い方しはる人やってんなぁ・・・と。
凛としてきりりとしている声のイメージだったけど、柔らかく歌うとまた違う魅力があるのだなぁ。
そのどちらも可能、という強さが説得力を増し、彼の歌の魅力となるんである。
その魅力を最大限引き出す為のバンドが今回のメンバーだ・・・バンド名は今日決まった(?)そうである。
夜のメカニックス
「夜のメカニズム」ってすっげータイトルだなぁと思ってたら、入場SEの曲のタイトルが「夜のメカニズム」なのだそうだ。
”お色気ポップ”とかなんとか。どうりでウッフンな感じの歌である。荒砂ゆきという方。
開演前SEも同じ方である。

曲は「今夜だけ俺を」全部(これがまたCDよりええんよ、当たり前やけど)と「ルビーの指環」「異邦人」「Don't Wanna Cry」「ルーレットでくちづけを」「どうにもとまらない」、「風に吹かれて」、あとまだ何かあったかも。
弾き語りで「勝手にしやがれ」「悲しい色やね」「糸」。
「悲しい色やね」は大阪なので選んだ、「今夜だけ俺を」に繋がる所もある・・・との選曲。
大阪弁がおかしくないか心配してはったけど大丈夫、そういえばメカニックスに関西出身者いらっしゃるのでそちらから何もツッコミ無ければ大丈夫なのでは。
エレカシのみやじの真似(?)してはって、喋りながら立ち上がるんかなんか物真似出来るらしいが既に弾き語り体制で座れず「後で覚えてたら」という事だった。観られず。
「異邦人」は自分が弾いてたとこを好きなギタリストが弾いてる、ハモってるしあわせ(実際に誰が弾いてはったかはよくわからない、多分滝と為川かなぁ)。
ルビーの指環」は今回の歌謡路線のコンセプトの元になった歌であり、「カバーしてください」という声が一番多かった歌なのだそうだ。
ティーポップとは違うけど、ちょいとシティーな感じ増し気味だったなぁ。
この歌は自分が小学生の頃買ってもらったポータトーン用の楽譜集に入ってて、何故か異様な熱意で色んなバージョンで弾いてた。
そういうのが伏線となって、今に繋がってるんですね。ワテの思い出はどうでもええわそんなん!
「ルーレット~」で一気にドーン!と来た。カバーというかセルフカバーというか。9mm度高いからそりゃ本編ピークくらいに盛り上がる。
花道は卓郎以外にギタリストが走りこんできたりベーシストがソロ弾きに来たりで面白かった。見えてないけど。。。
「Baby~」で為川が飛び込んできたとこに滝も来て背中合わせで弾いてはるんは今年のアルカラのライブ思い出してしみじみした。こちらはちらっと見えた。

相変わらずワンダーなMCである。
すっごいかっこいいのをちょいと崩しはる。だがそれがいいんだ。
勝手にしやがれ」歌い上げて一言「沢田研二・・・」。確かにそうだ。
この歌、オリジナルはビッグバンドの演奏だが沢田研二が歌うとロックになる、と。
因みに”メカニックス”は沢田研二のバンドが”エキゾチックス”なので「ッス」という名前にしたかったのだそうだ。
メンバー紹介も「下の方から」、でドラム→ベース→ギター→コーラス、という順。下手側から紹介していくのかと思った・・・。
為川のテイトウワみたいなアレは”昭和のポーズ”なのだそうだ。なるほど。年お幾つなんです?*2
「Don't~」のコーラスについて「ゴスペルシンガー3人くらい並んでるんだろうけど、それを1人でやってる」と仰ってた。
全員でコーラスやってるんだと思ってた。こちらも凄い声の力。
椎葉氏は普段どんなボーカルしてはるんやろうね。気になる。
jamming O.P.で歌ってはるんや・・・と思ったらこちらもコーラスのようであった。

アンコールは9mmの「Black Market Blues」をカバー(?)。
半分9mmのようなものだ、しかしリズム隊が変わると全然違う。ベースでこぉんなに違ってくるものなのか、と。面白い。
今日のライブについて「盤出ます!」とのこと。わーい!
次に出るCDの初回盤付属でもいいからDVD出ないかな・・・と思っていた。
カバーアルバムも出すそうだ。今日のメカニックスも、名古屋参加の三橋も。(三橋はメカニックス内で一番メカニックらしいです)

という事は菅原卓郎&夜のメカニックス、また観られるという事だな。
たのしみ。
月世界もあるでよ。

※2018/07/02 追記
終演後の話書くの忘れてた。
「今夜だけ俺を」のカラオケをBGMに「ありがとう!」みたいな感じでメンバー皆さん手を振ってくださっていた。
オケに合わせてお客さん大合唱だったんだが、2番は為川が歌ってはった。
レアやんね?
卓郎のマイクスタンドの高さのままではちょっとしんどそうだったような。
お茶目さんだなあ。

※2018/07/04 追記
タケモバのレポから類推するに、CDの音の位置と立ち位置は同じらしいな。

どうでもよくない多分大事なニュース:
お召し物について書くの忘れてた。
卓郎はあのブルーと黒のスーツ*3、バンドメンバーは黒シャツでボトムは見えないからわからん、という感じ。
黒シャツは人それぞれちょっとずつ違うようで、着こなし方に個性があるなぁと思って見てた。
同じように上までボタン留めてても滝と為川で違う、為川はええとこの子みたい。

どうでもいいニュース:
「メンバー写真館」、お互いに色々撮り合ってはるん、微笑ましくていいなー。
彼らはこういうとこにアップしなくても、みんなでお互いの写真撮りまくってはるんかな?

もっとどうでもいいニュース:
小さい頃、「悲しい色やね」の「大阪ベイブルース」は大阪のベーブ・ルースの事?野球の歌なん?って思ってた。

*1:どうりで怒髪の時の半分くらいの番号なのに観る位置があんまり変わらんわけだ

*2:アー写真館に「85年組」とあった。ほほう。

*3:ロック兄弟の時にポール・スミスって仰ってなかったっけ