社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

FUSION PUNK MACHINE EP/#STDRUMS

HERE沼が思った以上に深くて居心地よかった。こわい。

HEREでドラム叩いてはるユージ・レルレ・カワグチ氏の#STDRUMSのEPである。


3月のライブの時にお稽古のネタとして#STDRUMSのCD買えばよかった・・・と思ってたらCD出るという事でポチる。家計から借金してるのに、まだ完済してないのに。
HPに

「人が一生のうちに聴くドラムの音数」と言えるほど叩きまくった人力ドラムンベース

とあって「いやそうは言うてもここ1年聴いたドラム、特にここ1ヶ月(4/6~5/5)ライブでのドラム摂取量は結構多いねんで」とか考えながら聴いてて「ごめんなさい」ってなった。
1曲、または1本のライブでドラムソロって盛り上がりのピーク辺りにあるやん、あるけど全体の一部やん。こないだのユニゾンはドラムの見せ場多かったけどそれでも一部でしかない。
それがEP3曲ほぼドラムソロなんである。
(確かにHPに「全編ドラムソロ」ってある)
初っ端からドラムソロだよ。そのまま最後までドラムソロだよ。凄い。
喩えると中華ランチの杏仁豆腐とかフルグラのりんごとかコメダの豆菓子とか普段”ちょこっとだけ”しか食べられないけど山盛りで食べてみたい・・・というのが「あいよ」と山盛り出てくる感じ。
そういう多幸感がある。

フュージョンぽい曲とプログレぽい曲と。
いやいやプログレだわこれ。何がどうプログレなのか説明しづらいけど。
※2018/05/10追記 「JAMMONED 6」のリフに「タルカス」みがあるからではないかと
繰り返されるフレーズ、ドラムが変わると違うフレーズに聴こえるのが面白い。
難しいことはわからない、えぇあんなこともそんなことも?観てみたいが恐らく視覚が追っつかない。
何回聴いても面白いんだよなぁ。
これ、全編変拍子だったらどうなっちゃうんだろう。

あとシンセ(エレピetc)の音が優しくて嬉しい。
ドラムンベースというものを理解していないので、EDM的なバッキバキのキツめの音だとしんどいなぁ・・・と思っていた。
(と言いつつ、そういう#STDRUMSも聴いてみたい気がする)
クリムゾンのカバーはちょっとそういう感じの音だろうか。
www.youtube.com

低音がっつり聴きたいので今度のお稽古に持っていこう。
(果たしてそう上手くいくだろうか?)

どうでもいいニュース:
あまりにシンセの音がドツボ過ぎて、うっかりそっちを聴きそうになる鍵盤の人。
こんなん叩いてはるんを「今日もめっちゃ叩いてはって楽しそうやなぁ」とか観ながらコード押さえてたいというか。
アプリ・音源はどんなん使ってはるんやろ。