社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

三河雑兵心得 1 足軽仁義

松のやでラムかつキメてきた。ラムフレ。
美味しい、衣もサクサクで・・・其のサクサクがちょっと辛いお年頃なんだなと痛感する。
ラムかつ丼があれば。
券売機は難しくなかったが、注文確定ボタンが欲しかったような・・・。

三河雑兵心得 1 足軽仁義」(井原忠政/双葉文庫

むーっちゃ前に光舟がツイでお勧めしてはったやつ。
(其のツイ探そうとしたけど見つけられなかった)
著者の井原忠政というお名前が江戸時代に何か改革したり開発したりした人、或いは何処かの藩の家老みたいである。

戦国時代(オフィHPに依れば桶狭間の戦いの後辺り)、弟を虐める奴をしばいたら死んでしまった、という事で弟と村を追いだされた茂兵衛。
紹介によって弟はお寺へ、茂兵衛は松平家康の家来・夏目次郎左衛門の元で足軽に。
足軽の給料は悪い代わりに敵地で何やっても黙認される、農閑期に戦をする・・・というのは日本史の授業かどっかで聞いた。
しかし足軽ってどんな生活してるのか?どう闘ってるのか?というのはあんまり考えた事が無かった。
百姓や足軽から始まっても、物語では大体其処からのし上がっていくか、のし上がった後がメインという話が多いような気がする。
言われてみれば確かに、首の斬り方は知らんわなぁ。
陣笠の有難みというのも読んでいて初めて知った。
槍の使い方や鍛錬については上司が教えてくれるけども。
茂兵衛は筋も良かったんだろうな、足軽が天職だったのかも。
そういうのが痛快である。
下っ端はつらいよ・・・だけじゃないのが面白い。
上司に言われる、「主人を替えよ」と。
乱世であれば、侍が仕える殿様を選べるのだ。
そして実力を買われて家康公にお仕えせよ、となる。
終章は「どうする家康」を流し見してる影響であの家康と本多忠勝で脳内再生しちゃうね。

裏切りもあるし援軍は当てにならない。
家康公にお仕えする事になったけど、此の後どうなるんだろう。
続きが気になるところである・・・。