「感性工学のおはなし」(長町三生/日本規格協会)読んだ。
どうせ会社で読むなら、仕事に活かせそうな本読もう、と借りてきた。
感性=モノに対する感情・イメージと工学を結びつけるのが、感性工学らしい。
コンセプト→ブレイクダウンして物理特性に展開。或いは感性を感性工学を使って技術、設計する。
で、それは商品開発だけじゃなく品質管理にも適用できる、と。
顧客の感性を満たす、満足度を最大にする品質管理ですな。
うーん難しい。
そんな感性なんてほわほわしたものを物理なり技術なり形あるものに出来るの?
・・・出来るんである。
思いっきり雑に書くと
ターゲットを決める
↓
キーワード抽出
↓
SD尺度構成
↓
評価試験
↓
分析
↓
キーワード抽出~分析を繰り返す
↓
解析
↓
データベース作成
↓
システム構築
で、出された結論に創造性をプラスする・・・のだそうだ。
この本は1995年発行、今だったらほぼほぼシステム化されてるんだろう。
その元となるデータは都度都度収集される。
もしかして、アンケートモニターで普段答えてるやつ、そうなのかも。
大半がその説明なので、具体的に手を動かしながら読んでいったらよかった。
どうでもいいニュース:
この「おはなし科学・技術シリーズ」解りやすいし他の本も面白そう。
品質工学、ファジィ、色のは読んでみたい。