社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

機龍警察 火宅

警察24時系番組観るのは楽しいんだけど、カーチェイスとなると家人が警察をぷりぷり詰りながら観るから、ちょっとしんどい。
しゃーないやん、ゲームみたいな訳にはいかんだろう。
(白バイ隊の四輪版みたいなカーチェイスに強い組織があってもよいような気がする。)
滅多に他人詰ったり怒ったりする人じゃないんだが。何故だ。
そういう自分は「有難くバンシーに肉片にされてしまえ」等と思いながら観てる。幾分ハッピー。

「機龍警察 火宅」(月村了衛/ハヤカワJA)読んだ。
「暗黒市場」「未亡旅団」飛ばして「火宅」である。
何処から読んでもよいのでそうなったんだろう・・・とは思うが、「火宅」が先だと長編のネタバレになりそうな気はした。
先読んどいた方がよかったのかもしんない。

機龍警察シリーズって、警察小説だったんだなぁ、登場人物は人間だったんだなぁ・・・と当たり前の事を強く思う。
「勤行」は一番スリリングかも。そういうハッピーエンドもあるな。ほっとした。
とは言いつつ一番好きなのは「焼相」。あと「済度」。
やっぱライザ好きだなぁ。
機龍兵の戦い読みたい。強さと強さの本気のぶつかり合い。

どうでもよくないかもしれないニュース:
やっぱり文庫化無理なのかな。
「絶対無理やん」って鼻で笑われた事のある京極先生の百鬼夜行シリーズでも文庫化実現したから、夢は捨ててない。