社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

機龍警察 未亡旅団

お詫びです→こちら
一体どんな顔して読んだらいいのか・・・しかし目の前に本があるのに読まないという選択肢は無い。
読んで良ければその記録は残したい。

「機龍警察 未亡旅団」(月村了衛早川書房)読んだ。
大義だの正義だの、結局は自分の為でしかないのかもしれない。
自ら望み、考え、選択したようで、実は誰かの言いなりなのかもしれない。
どんな理由で自爆テロに加わるのだとしても。
いっそ何も誰も疑わずに言いなりのまま死ねる方が幸せなのかもしれないな。
(とはいえ自爆テロはダメだ)
途中までは”黒い未亡人”自体が他の組織に利用されてるんじゃね?と思って読んでいた。
警察側だけじゃなく、”黒い未亡人”側も一枚岩では無い。
裏切って裏切られて。
沖津さん配下は信じたいけど、どうなんだろうなぁ。
どうあっても自分が信じたモノに対して”納得”がいくのであれば、よいのか。

次にカティアに会う時はお互いどういう立場なのだろう。
色々考える。

今回は機甲兵装での戦闘だけじゃなく生身での戦闘もあって、気を抜けなかった。でも読んでて楽しい。