社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

最近のニュースから

小室哲哉は、小学校から中学校辺りの自分のヒーローだった。
「小室先生」って言ってた過去がある。
TM NETWORKにハマってなかったら、小室哲哉が好きじゃなかったら、シンセやってない。
EOS B500欲しかったなぁ。未だにああいうシンセでぐるっと囲むセッティングには心ときめく。
ほんっとにTMが好きで、TMNにリニューアルするまではついていけたけど*1trfはだめだった。
そこから割と冷めた感じで見てたかも、でもglobeや安室ちゃんや華原朋美のきゅっとなるメロディやキラキラした音はやっぱり好きだった・・・と今になって思う。

正直、綺麗な去り方はしない・・・出来ないと思ってた。引退会見で仰ってた”野球選手の引退”みたいな。
かといって、こんな表舞台からの去り方も無いと思ってた。
新しいミュージシャン・プロデューサーが出てきて、”あの人は今”みたいな感じで「そういえば小室哲哉っていたよなぁ、今こんな活動してたんだ」みたいな感じでフェイドアウトしていくと思っていた。
記者会見の書き起こしを見た感じ、恐らく何処かのタイミングで一線を退きたかったのかもしれない、でも出来ずにいた。
丁度よい・・・よくはない、そのタイミングが此処で来てしまったんだろう。

で、今回の件、文春的には去年のゲス不倫みたいな感じでわーっと話題にしたろ、と記事にしちゃったんだろう。
あの時とは全然事情が違う。でも判ってないんだろうね、だだ滑りの文春砲とやらは。

  • 不倫ネタに飽きた、うんざりしている

あれから誰ぞが不倫しただのなんだの、という話題が続いたけど、正直そんなもんばっかり見たくはない。どうでもいいというか。
ゲス不倫は不倫そのものより後の対応の拙さで延焼したんでは。流出したLINEの文章は世情のあてこすりネタにしやすかっただろうし。

  • 「ごめんなさい」したか

一応記者会見しときゃ後々まで引きずらずに済んだんじゃないのだろうか。知らんけど。
正直市井の人々には関係ないが、当時の奥さんに対する言い様は酷かったし毎日クソっぷり見せられる一方だしそれまでの妙なゴリ押しにもうんざりしてたし、溜飲も下げたくなる。
放っておいても事ある毎に「ゲスは~」って引き合いに出されるので*2黙ってりゃいいのに、今回どさくさに紛れてちまちまとツイッターで毒吐いてるんだろ?
どうでもいけど、それが今回一番腹立つ。歌かなんかのネタに利用しておいて、お前が言うな。
小室さんだって「ごめんなさい」する必要はなかったのかもしれん、ただ現状を知って欲しかったのをああいう形で会見で話しはったんやろ。

  • 介護

そんな状態だとは知らなかった、少しずつ回復というか日常生活に戻っていってると思ってた。
あと視聴者なり読者なりの一般の人々的にはどこぞのねーちゃんと云々より、介護の大変さの方が身に迫って感じられるのでは。

  • 惜しまれるだけの業績を築き上げた

色々あったけど、結局ひとつの時代を小室色に染め上げた人である。
「好き嫌いは別だけど、あの歌は懐かしい、こんな思い出がある」という人も多い。

  • その他

既に文章中に顕わになっておりますが、大変正直に申し上げまして、個人的に「現在進行形で嫌いな奴の不祥事は『ざまァ御覧じろバーカ』だけど、昔好きな(or好きだった)アーティストの不祥事だのは見たくない」である。
週刊誌自体も前ほど見なくなったし、見る気力も無くなった。
昔は「OL向上委員会」と「考えるヒット」と芸能ネタは立ち読みしてたんよ。でもそんな興味も失せた。
TVのワイドショーもそんなんの後追いばっかりだし同じ内容ばっかりだし。
このタイミングなので高次機能障害についての特集があれば。既に「バンキシャ」がやっとったな。でも当事者への負荷がかかるのか。

ピエール中野とか色んなミュージシャンのツイート見てると、本当に色んな人に影響与える人だったんだなぁと思う。
「才能のある人が・・・」というのもご本人には辛かったんだろうか。
引退しても音楽やってて欲しいし、気まぐれにネットに曲アップしはったらええ・・・けど兎に角今は休んで欲しい。

*1:ハードロックに興味持ったのはTMNとB'zのお陰かも

*2:それこそ芸能人の不祥事の度に謝罪会見の映像が流されてた一時期の北野誠竹内義和(の腕)レベルで