社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

THE BACK HORN「カルペ・ディエム」リリース記念”爆音”先行試聴会

山さんも吉井さんも友人も、光舟も栄純もおたおめ!


友人と恒例のお茶会、そして「skream!」求めて梅田中を流離っていた。
いつもありがとうございます。

さて試聴会である。


整理番号貰う時にアンケートを書く。名前は本名じゃなくてよかったのね・・・。
入場後、始まるまでMVやトレーラー映像を観る。マツがかっこよすぎてつらい。
「心臓が止まるまでは」のMVを100人以上の人と観るのも不思議なもんである。むむむ。明朝体似合うよなぁバックホーン。

配布された歌詞カードを見ながら(別に見なくてもいいが)聴く。
左からのモノラルぽく聞こえたのがちょっと残念。前らへんからステレオで聴けるもんだと思ってた・・・。
確かに左ブロックの座席ではあったが、左の端っこではなかった。
右ブロックの人はどうだったんだろう。
なのでドラム・ベース中心に聴いてたかも。
ベース、こんなにダイナミック、アグレッシブに動いてるのか。
どの曲もTHE BACK HORNらしい。THE BACK HORNはどこまでTHE BACK HORNである。
どこをどう見ても切っても取ってもTHE BACK HORN
「With You」以降の感じからすると、ギター・ベース・ドラム以外の音、同期使った曲が半分以上を占めるかと思っていた。そこまでではない。
そんな中で栄純が色々冒険してはる。
マツはロマン担当?
全ての曲が何かしら弾きたい、演りたい曲である。そういうワクワク感がある。
ギターソロがあるバンドは幸いである。
覚えてる範囲で特に印象に残ってる曲について書くと
・「金輪際」の”音の塊”感が半端ない。「カルペ・ディエム」の中で一番好きかもしれない。
・「ペトリコール」の「コネチカール」*1感。似てるんじゃないけど、まだ聴いてない人に「どんな曲?」って聴かれたら「コネチカール」思い出す、って言っちゃうかも。
・「ソーダ水の泡沫」はやっぱり名曲。「カルペ・ディエム」は全部名曲だけど。これはドラムレッスンに安心して持って行ける。(レベルとして挑戦出来るのかは解らないが。)
・「デスティニー」の背後の物語を想像したい。光舟の歌詞ってそういう”物語”を想起させられるのが多いが、此の曲は特に。
(とか書いてたら「skream!」のTHE BACK HORNスペシャルイシューにあったよ。)
・「I believe」は最新の栄純モード全開なんでは。
・「アンコールを君と」はほんっっっとにライブが楽しみだ!

全部聴き終わってから、4人が登場。アー写の立ち位置と逆だ。
司会が802のDJさん。
栄純のフリーダムさを拾いきれないのは仕方ないし11/11の番組企画ライブの告知は大事だ、しかし次のツアーは大阪2回あるのにうち1回の告知すっ飛ばしたのはちょっと・・・マツがフォロー入れてた。1つのツアーで大阪2か所、というのは初めてらしい。

以下、覚えてる範囲で。抜けてるとこで思い出したら随時追記するかも。
・レコーディング中のご飯の思い出
オリンピック関連の再開発で出前頼んでた店が閉店してしまった。ココイチか中華か、メシ隊長の存続に関わる問題。
ココイチが多いのはマツは助かったそうだ。)
・好きなココイチのカレー
松田→とんかつ納豆チーズ。「大阪の人は納豆が苦手」と考えて非常に気を遣っておられた。
山田→納豆。茨城出身だから。
栄純→豚しゃぶ、と言うも「全然頼んでなかっただろ」とメシ隊長の指摘。誰が何を頼んだかも記録してたそうだ。ハンバーグ、普通なやつ。
光舟→チキンベジとか(あと何か仰っていた)
・「今を掴む」カルペ・ディメシ
松田→餃子。肉が良いのでは・・・とライブ前日に食べるが、山さん曰く「肉は消化に1日以上かかるから前日に食べるのは遅い」のだそうだ。個人的には気持ちの問題でもあるような気がするよ。
山田→にんにく、ソムタム(タイのサラダ、にんにく辛いらしい)
栄純→セブンイレブンのねじねじした形のチーズ味スナック
光舟→から揚げにマヨネーズ。飲み会でもから揚げさえあれば他は何でもいい
山田「お店で味付けされてるところにマヨネーズかけるのがいいよね」
・20周年を経てどんな役割か
松田→テンポだけではなく曲と曲の間を仕切る。フェスは時間内に収まるよう計るが、客の雰囲気とか見ながらやっていくと長くなってしまう
山田→昔の暗い、どろどろした感情を自分が吸収して吐き出す
栄純→寝起きテンション(?)要は今回のアルバムをどうするか動き出す前に誰がどんな曲を作るか等の先導をしていきましたよ・・・って事らしい。違ったっけ。
光舟→なんだっけ?
・「カルペ・ディエム」の曲、どの曲をどんな時に聴いて欲しいか
松田→「果てなき冒険者」を1日の終わりに。その日色々あったけど、明日も頑張れるように。(棚から「これを聴こう」と選び取るイメージ、そういう手振りだった)
光舟→「アンコールを君と」を冬に聴きたい。
この曲は光舟がリフをどんどん出していったのを栄純が纏めて出来たが、曲の形になって送られてきたのが冬のキラキラした頃、駅のホームで。完成したのを改めて冬に聴きたい。
・「アンコールを君と」について
「おどろおどろしいリフ」とか色んなリフに対して栄純が色んなビートをつけて遊んでいた。
マツ達はそういう事をやってるのは知っていたが、曲として上がってくるのか?だった。
今回は栄純の取りまとめ*2で3人が3曲ずつで9曲作っている、それで出す案もあったがこの曲があればより華やかになるのでは・・・と上がってきた。
マツはライブ最後の山さんの「また生きて会いましょう」というMC等ライブをイメージして歌詞を書いた。
・「果てなき冒険者」について
これもその9曲には無かった曲
山さんが2年前から温めていた(PCか何処かに保管されていた)曲で、そこにマツが歌詞をつけた。
・今を掴んだ瞬間
ライブ。お客さん含めて同じメンバーでやるのは一度しかない
・細かい聴きどころ。
発売前に喋ってしまうのではなく・・・という雰囲気。
挙げるなら「ソーダ水の泡沫」のバックにうっすら山さんのシェイカーが入っている。
マニい聴きどころは聴く人に委ねるっぽい感じだったが、ご本人からも伺いたかった。(自分もそういう質問書いて出してた)
・寝る向き・・・何故それを、しかも最後に聞いたんだろう?
松田→どちらでも、仕事柄色んなとこで寝る事が多いので慣れている
山田→首の下に棒状に巻いたバスタオル置いて上向きで。枕の固さはホテルによって違うが、バスタオルは何処もだいたい同じなので調整しやすい。
栄純→壁側。起きた時も壁側向いてる
光舟→特になし

山さんのお誕生日という事でケーキ出てきたり?と思ったが、それはなかった。
THE BACK HORNはマツ以外が10月生まれのてんびん座でマツ曰く「3人ともこだわりが強い」。
マツは5月生まれのふたご座で山さん曰く「マツこそこだわりが強い」。
こだわりの強いTHE BACK HORNから生まれた最新の姿が「カルペ・ディエム」である。
お楽しみにー!

どうでもいいニュース:
ばりばり関西人だが納豆普通に食うぞ。

*1:COCKROACHの曲。個人的にすごい好き。

*2:詳しくは各種インタビュー参照

ぷちぷち感想

出版社にやらかされたら、下下の客はどうしようもないね。
好きな作家・作品が出てるから、「新潮社の本は買いません」とは言えない。
バの字コラボあるし。
音人かどっか、他所から出して欲しいけども。多分文庫化待たずに買うだろうし。
いくら売れっ子でも怒りツイしてても「新潮社から引き上げて他所から出します」と言えるような大御所じゃないだろう、まだ。
つか幻冬社に新潮社と地味に続くなぁ、住野氏。

電子書籍だと頭に残りにくい・・・というか電書読む環境・シチュエーションの問題だろう。
面白かったけど短い感想になってしまった。
田渕ひさ子の成るなら鳴らねば(田渕ひさ子リットーミュージック
待ってた!
前作はナンバーガールのひさ子さんだが、こちらはブッチャーズ・toddleのひさ子さんである。
憧れのバンドに加入するというのも大変だな。確かにひさ子さんが客としてブッチャーズを観る事は出来ない。
この連載があった頃、既にギターソロ弾く人が減ってたのか。
それも醍醐味だと思うんだけどな、ロックの。バンドの。
ギターってソロ弾きやすい楽器なんじゃね?と個人的には思っている。
言語化出来ない気持ちを載せ易い、というか。
・しんどいオカマのお悩み相談(BSディム/eロマンス新書)
バッシバシ言わはるけど、うんと優しい。
どんな方なのかは存じ上げないが、いい上司なんだろうな、きっと。
結局は自信を持て、という事か。
ただ自信を持つ為にはちょっと視点をずらしてみよう、その時の支えになる本だ。
しかし「今世紀最大の快楽」って口説き文句、最強やんな。
ところでeロマンス新書、ってなんなん。何時の間に。
・魔術師(小川哲/早川書房
「嘘と正典」待ちしてるが其の前に。
あるマジシャンの話である。
父親・・・人間としてはクソかもしれないが、マジシャンとしては凄い人だったんだろうと思う。
彼の娘を同じ道に進ませ、同じマジックに挑ませようとする位、魅力的だったんだろう。
最後のは、成功したんだろうか。帰ってこなかったということは、そうなのか。

おいもが呼んでいる

昨日実家から葡萄貰ったんで、半分家人実家のとこに持って行く事にした。
そういえば先週は家人実家からさつまいも沢山貰ったがまだ全然食べ切れてない。
いつも鶏肉と炊いてる気がするので、コロッケにしよう。
というか、さつまいものレシピに刻んだハムと玉葱入れて作るコロッケがあったのだ。
家人実家から帰る時にハム買ってこよう。

と、家人実家行ったら「今コロッケ作ってるとこやから、持って帰り」と。
あら偶然、さつまいもでコロッケ作ってはるとこだった。
こちらはハムじゃなくてベーコン刻んで入れてた。
これから整形して衣つけるよ、というコロッケ作ってる真っ最中に行ってしまってた。
なので家人母がコロッケの種纏めたやつに家人は卵をつけ、自分はパン粉をつけてきた。

そのコロッケがこれだ。

ごちそうさまでした。美味しかった。

ところでコロッケを冷凍するなら、揚げる前と後、どちらがよいのだろう。
今日は晩ご飯とお弁当の分を揚げておいて、残りは揚げないで冷凍した。
お弁当用のコロッケは揚がった状態で冷凍されてて、あとはチンするだけだ。
素人が揚げたの冷凍したら油が悪くなりそうだし、それ以前に美味しくなさそう。
何が違うのだろう。

ありあまる

頂き物の小さめにんにくの皮剥いて半分はオリーブオイルかけて焼き、もう半分は刻んでオリーブオイル漬けにした。
焼いたにんにくウマー!
しかし現在にんにくのにおいの充満した部屋で涙目になっている。。。

さてドラムのお稽古。
7ヶ月の振り返りをすべきだったかなーと思ったが、まあいいか。
練習フレーズは新フェーズへ。16が増えてくる。
ああなんかマツっぽい・・・とかどうでもいい事を考える。
次回以降はリズムパターンのキックにも16が増えてくる。いよいよマツっぽい。シェイクも叩けるようになるだろうか。
「Smoke~」は案外スムーズである。
しかしフィルの16が怪しくなった。落ち着き過ぎて回ってないというか引っかかるというか。
今日も短めに持って・・・とそれはそれでしくじった。”心持ち”短めでよかったのかもしんない。
後奏のフィルは今迄に習ったフレーズをこれでもか!と入れてみた、合わないのがあったなぁと反省。
控えめのフィルと派手なフィルを上手く組み合わせたい。
そろそろ上がりかな、好きな曲出来るかな・・・と期待したが、もう1曲やるらしい。どんとるっくばっくいんあんがー。

ほんで回るシースーをキメて帰宅して床の上で仮眠取って友人に些細な愚痴聞いて貰って、夕方のにんにくに至る。
ありあまる富

ありあまってるのか?と言われれば其れまでだが、いくらが零れ落ちてるじゃないか。
おしり、ぷりぷり☆〜(ゝ。∂)

ビッくらポンは全く当たらず。コラボの時のビッくらポンは厳しい。渋い。

どうでもいいニュース:
昼過ぎにオカンから葡萄や旅行土産受け取ったが、其の中にメロンパンがあった。
オカンまでメロンパンくれるのか・・・とよく見たらクリームパン。

屍人荘の殺人

何となく息が出来ないというか、しづらい。
吸いきってないというか。

「屍人荘の殺人」(今村昌弘/創元推理文庫)読んだ。

屍人荘の殺人 (創元推理文庫)

屍人荘の殺人 (創元推理文庫)

映画研究会の合宿にミステリ愛好会メンバーと探偵少女がついていったら色々あってクローズドサークル状態、次々起こる殺人事件・・・という話。
映画化もあって、ネタバレする前に読んでしまえ・・・と。
以下ネタバレ厭な方は後日。





本格やら何やらミステリの基本、「電話が繋がらない」「動機は過去の事件」「一人で閉じこもるけど殺される」「自供した犯人が死ぬ」等のミステリあるある*1、作者の「わたしの好きなミステリのコレ」、現行のエンタメ小説の要素(ただし“ほっこり”“あやかし”は無い)、あとホラーを詰め合わせにしたような小説である。
詰め合わせだけど、きっちりしっかり詰まる所に詰まっているのでごちゃごちゃしてない。
「ねえわ」は「ねえわ」なんだが(ゾンビに食わしたりゾンビの感染力使ったりして殺す)、でもあんまりそこらへんに違和感持たずに楽しめる。
どこまで書いてよいのだろう。。。
初っ端にめっちゃ死ぬ、そこからが始まりだ。
1人目(?)はトリックはさておき犯人が誰かは分かった。
推理モノのトリックばりばり解いてくのが好きな人は、読んだら楽しいかもしれない。
映画化はどこまで忠実にやるんだろう。
ところで、斑目機関は何で”そんな事”したんだろう。ただ逃げればいいのに。

名前にも意味があるのだな。
本編にその話も出てくるが・・・そもそも剣崎が”ヒルコ”で親から遠ざけられるという。
只の”探偵少女”じゃない・・・巻き込まれた事件を解決せざるを得ないのも、理由付けがあるのが面白いと思った。

どうでもいいニュース:
挟まれていたチラシの「だから殺せなかった」に「話題作『屍人荘の殺人』と栄冠を争った」とあって、これめっちゃそそるやつや!と思った。

*1:「実はAとBは生き別れた兄弟」「誤解がなければ事件は無かった」もあれば完璧にそうだ