社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないので、はてブボタンは設置してません。

ピンクとグレー

「ピンクとグレー」(加藤シゲアキ/角川文庫)読んだ。
ネタバレ無しで読んだ方がよいかも。




スポットライトを浴びる人だけじゃなく、ライトの当たらない所にいる人の心情が細やかに描かれている。
それだけ登場しては去ってゆく人を見てきたという事だろうか。
第一線で生き抜いて、活躍して”その場”に居た人だからこそ書ける物語だ、と思った。
バーターでも引き受けてのし上がるくらいじゃないとダメなんじゃ、りばちゃん・・・と思うがそういうタイプならこの物語はただの青春小説になっちゃうのかもしれない。
プライドのすれ違い。ちょっと違うか。
誰だったかの漫画で見た「男の友情は恋愛にも似て」という言葉を思い出した。
後始末頼まれるくらい信頼されてたんだな。

話が面白くてぐわーっと引き込まれた。
そういう話が書ける人だからこそ、表現や構成がもっとシンプルだとよいのになー。
とはいえ最後まで読むと「敢えてそうしてるのかな」と思う。深いな。

けど、割と死に過ぎ、死に過ぎはさておいても自殺し過ぎなような・・・。