社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

准教授・高槻彰良の推察5 生者は語り死者は踊る

口裂け女、この新コロの時代にはどうしてるんだろう。
みんなマスクしてるから気にしなくてよい・・・とも考えられるが、「私を見て、綺麗って言って!」という口裂け女だったら辛いかも。
人前でマスク外す訳にいかないし。
外して「私、綺麗?」って言ったら「うわっ新コロ感染る!」って逃げられるだろうし。
STAY HOMEして「ルッキズムよくない!」ってインターネッツでぶち切れてたりして。

「准教授・高槻彰良の推察5 生者は語り死者は踊る」(澤村御影/角川文庫)読んだ。

夏休みという事で百物語、そして”死者の祭”へ。
祭のまま、次巻に引っ張るかと思ってた。
アキラ先生の謎はまだまだ時間がかかりそうである。
どうなるんでしょうね。
重めの展開になるのでは、と考えていたがあんまり好まれないのかも。。。
togetter.com
このシリーズはBLではないが。
所謂キャラノベと言われる系統もそんな感じなんだろうなぁ。
読むのがしんどくなるような重い展開はそんなに好きではない・・・が、最後落ち着くとこに落ち着いていれば、それが美しければ良いのでは、と思う。
カタルシスってやつですかね。
あと、現代モノだと”現実ばなれした優しい世界”だと逆に「そんな優しくねーわ!」と腹が立つのでは。少なくとも自分はそーだ。

閑話休題
「百物語」はなるほどな、と思った。
時代に合わせて変わりつつも、最低限のルールを守る事が存続に繋がる、という。
尚哉の能力の良い使い道もあるようだ。

それにしても沙絵が再登場するとは。
アキラ先生に見つからないよう、遠くにいるようでいて、すぐ背後にいるようなもんなんだろうか。