社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

じゆー

表現の自由は尊重されるに越した事は無いが、表現の自由=何をやってもいい、ではない。
どっかのビエンナーレ(じゃなくてトリエンナーレ)の件もレペなんたらとホルモンの件もそうだ。

・GiGS
ニゾンはMCやラジオでの喋りが正直きついというかたまに「む!」となる時があるが、それも努力の積み重ね、其れに裏打ちされた自信なんだろう。
伸夫はリバーブ好きなんだなぁ。
佐々木が今回デモンストレーションしてるやつ、聴けないかな。次の作品か。
ハイハットとスネアで手が当たる問題(自分は手が当たるというよりスティックが絡まる)、プロでもあるんやな、と。
ハイハットを高くすると良いらしい、マツが高めなのもそれでかな?
・秋田キャラバンガイド2019 in 大仙
秋田行きたくなるな。
高橋優は各地に密着するの得意なんだろうか。
これもだし、ローカリズムもだし。
・ROCKIN'ON JAPAN
もうええわ、と思いつつthe HIATUSのインタビュー目当てに読む。
うむ。
the HIATUSがあってよかった、続いていくバンドでよかった。
エルレ活動休止してthe HIATUSが始まるかどうか、1stは出てたかな・・・な頃の細美のインタビュー読むの辛かったもんな。
いいバンドだ、the HIATUS
ウエノがまたいい先輩、お兄さんでなぁ。
ドロスもクリープハイプも正直好きじゃない、でもどんな形ででも続いていって欲しい。
ファンや他のバンドの希望の光にもなるから。
JAPAN OPINIONでROCK IN JAPANの歴史振り返りがあるのだけど、いっそダイブ・モッシュ禁止の経緯も振り返っていいんじゃないかねぇ。
兵庫ちゃんか誰かの文章で再確認したが、過去に後遺症が残る怪我をしたお客さんがあって、それ以降厳しくなったんだ、と。
それもフェスの歴史として大事な筈である。
ただ煩いだけじゃないのだ。
禁止だの厳しいだの、そういうとこだけ拡散してるのは厭やなぁ、と。
(しかもそれを客や演者じゃなくて音楽ライターがやいやい言うてるやろ)
正直、いくら自己責任だと言っても、主催が何らかの責任は負わなければならないと思う。
後ろから来るモノ、急に来るモノは覚悟してても避けきれないもんな。
実際柵のとこで観てたら後ろからモッシュetc.で押されてムチ打ちってな人いるし。身近に居たんでびつくりした。
・今月のメロン牧場
卓球がトルコ行った話が面白かった。
中近東的な(ペンタトニック)メロディばかりで、自国のポップスだけで成り立っているような感じだったそうだ。
それでいいと思う。
アーティスト自身が「世界進出したい!」「海外で売れたい!」と考えているのは良いしファンが「日本以外、全世界で聴かれて欲しい」と考えるのも良い、評論する人がアーティストの意志とは関係なく勝手に「海外向けにアレコレすべき、ガラパゴスなんて」ってのが厭なんだよな。

准教授・高槻彰良の推察 民俗学かく語りき

明け方まで除湿つけたら快適に眠れるし寝覚めもスッキリ。
しかし喉が痛い・・・。

「准教授・高槻彰良の推察 民俗学かく語りき」(澤村御影/角川文庫)読んだ。
角川文庫のツイアカが激推ししてたやつである。
くそ暑い部屋で読んでたら文字がうにゃんとして見えた・・・のは間違いではなかった。
主人公・尚哉は小さい頃にある切欠で嘘を聞くと歪んで聞こえ、聞いているうちに気持ち悪くなる。
文字がうにゃんとしてるのは、嘘ついてるとこなのだ。
なんとなく受講した民俗学の講義の担当の准教授・高槻に”切欠”に興味を持たれ、そのうち助手として怪異の聞き取りに同行するようになる。
その”嘘が分かる”能力を買われて”お祓い”に立ち会う事も。
高槻は怪異に遭遇したい、しかしなかなか上手くいかない。
なのでそのような案件が入ると大喜びする。なんかかわいいな。
で、その正体を解いていく、と。
民俗学と言われてすぐに思い付くようなコアな感じではない。もっとライト。
民俗学という括りには間違いないと思うが。
都市伝説・・・は、そうだな。
と若干モヤりつつも、漸くこのテの小説で素直に面白いと思える作品に出会えた・・・かな。
尚哉の能力が都合よく使われない、都合良過ぎない、あんまり謎解きが雑じゃない。
ちゃんと物語に引きずり込んでくれる、それで十分なのに。
なかなか出会えない。
一体何が違うんだろうね。

どうでもいいニュース:
蓮杖那智シリーズを読まねば。

江戸川乱歩名作選

江戸川乱歩名作選」(江戸川乱歩新潮文庫)読んだ。
タイトルはよく見聞きするが実は読んだ事無かった、なのでこの機会に。
赤い。

「石榴」「押絵と旅する男」「人でなしの恋」「陰獣」など。
初っ端からベリベリ・・・キタよ。
しかしもっと陰惨でグロいかと思った。
「石榴」の殺され方は十分陰惨でグロいが。
それ以上に物悲しさがあるなぁ、と。
人には理解されがたい趣味・思考、そしてすれ違い。
もし仮にすれ違わなかったとしても悲劇は起こってしまうのだろう。
謎解きで「多分こうなんだろうな」と想像しながら読む。
勿論それは自分の想像の上を行く、しかしただ上を行くのではなくて物悲しさが漂っている。
死に行く方は”想い”を遂げられたと言えよう、残される側・・・「押絵と旅する男」の弟、「人でなしの恋」の妻、「陰獣」の寒川は。
妻も寒川も、暴いてしまったばっかりに。

此処に収録されてる作品は、乱歩でもマイルドな方なんだろうか。

14歳からの哲学入門

諸事情で職場の方一人だけ”綺麗な稲子”のインスタアカウントを教えていた。
その流れで実は音楽の趣味がエモい方だと判明。
汚い方も教える?バレてたりしてな・・・。
それにしてもこの職場、音楽好きや楽器・バンドやってる方多い。
隔離状態で仕事してるから、話すら出来ないでいたけれど。

「14歳からの哲学入門 『今』を生きるためのテキスト」(飲茶/河出文庫)読んだ。
近所の閉店した本屋で”お餞別買い”したうちの1冊。(素直に衝動買いしたと言え)
表紙がすごいが
14歳からの哲学入門: 「今」を生きるためのテキスト (河出文庫)
至って普通の哲学入門書てな感じである。
因みに「史上最強の哲学入門」の表紙は「刃牙」の人らしい。
偉大な哲学者も見方によっちゃ厨二病だったりするようだ。
わかりやすい。
14歳も、その親も読んだらいいと思う。
社会学部生は入学するタイミングで読んでおけ。理論社会学って哲学に片足突っ込んでるもんなー。
「こういう自分になりたい。ああいう自分になりたい。」ってのはキルケゴールの時代からだったのか。
そういう”モヤモヤとした不満”、というか焦燥感って常にあるもんな。
哲学界隈的には”終焉”してるらしいが、”消費時代”と言われる今、閉塞感もあるっちゃるし無理が出てきたような気がする。
終焉したと言われる哲学の次は何だ?
それを考えるのが14歳の役割なんではないかね。
ずるいか。

あと
サルトル

意味なんかねえよ!

でも、だからこそ、自分の意志で「意味(本質)」を作って生きていくんじゃないか!

って栄純が言いそう。
読んではってもおかしくはないな、表紙ポプテピだし。

はははのは

レッスン後、「これが全部の歯が揃った状態で食べられる最後のご飯かも・・・」とガストでご飯。

夕方、歯科へ行くのである。

昔昔、奥歯の治療(多分ヤブくそ歯科でやられたとこの後始末)をしたが、その近辺の歯茎が腫れるようになっていた。
長らく様子見していたけれど、本格的に痛むようになってきた。
痛むのは時たまだけど、「痛いっす」と申し出るレベルで痛む。
治療するにはまず被せを外さなければならないが、深くて歯として残ってるとこが少ない。
なので被せが外せない。
中に詰めた薬が取れない場合は歯ごと撤去して隣の歯に引っ掛けるか入れ歯かインプラント、との事。
差し歯・入れ歯の類はお手入れ大変そう、しかしインプラントにしても入れたとこが炎症起こしたら悲惨以外の何物でもない。
ヤブくそ歯科を恨み、今の先生に申し訳なくなりつつ、被せを削ってはうがいを繰り返す。
麻酔するかなぁと思ったが、よく考えたら神経取ってるからそんなに痛くないのだった。
何か抜く感覚があるぞ・・・。

幸い、良い先生なので歯は残った。良かった。
再度治療して、経過観察と相成った。
これで腫れが引けばOK、引かなかったら・・・考えない事にする。

安心したらお腹が空いた。

飲むのだったら大丈夫だよね。

今日はラルトスデー、大量発生する時間である。
みんなめっちゃポケGOやってはる。見てたら何となく分かる。自分と同じ立ち止まり方してるから。

どうでもいいニュース:
目眩の方はまだぐるんぐるんしている。
ライブ遠征の時にぐるんぐるんしがちなので、心配事が失せれば治まるだろう、と思ったのになー。