社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

不連続殺人事件

昨日はライブ前に錢屋カフヱーまでs-kenさんの写真展を観に行っていた。
もっとごつーいかと思っていたが、穏やかでかっこいい写真だった。
お店の雰囲気に馴染んでいて、写真展の前からずっと飾られていたかのよう。
そのままカフヱーで紅茶飲みながら、本読んだりしてた。
席がスピーカーとスピーカーに挟まれる感じで、不思議な位置でジャズ聴いてたなー、と。

「不連続殺人事件」(坂口安吾新潮文庫)読んだ。
カフヱーで読むのに好い。
微妙なネタバレあるかも。
でも定番といえば定番だから大丈夫か。自分の阿呆さ加減を笑っておくれ。

兎に角登場人物が多い、その中の人間関係というか男女関係が縺れに縺れて・・・東海テレビのあの連ドラの枠で実写化してそう。
それでも巻末の対談読むと「恋愛小説」とあって、なるほどと思うがそれはそれで爛れてるよなぁ歪んでるよなぁ・・・と思ってしまう。
作者から何度か”読者への挑戦状”が突きつけられる。
犯人当て・トリックを懸賞にする事で読者が「不連続殺人事件」を読んでどう考えたかを作者がダイレクトに知る事が出来た訳だけど、面白かっただろうなぁ。
自分も読みながら考えた。
”不連続”と言うだけあって、複数の事件が同時に起こってしまってんのかなー、と考えていた。
ある人物が”外”へ逃げようとするの何でやろな?ってとこは気になったのと、ある事件の為に他の事件が起こった、というとこだけ当たったような気がする。
だとすると、何で”不連続”なんだろうな。

ロック合同成人式 at 心斎橋Pangea

今年は9mmサポートギターズ推しの様相を呈してきた、この対バンが嬉しくない訳が無い。
みそっかすは”ミソッカス”の頃にラジオで聴いて「ライブどうなんだろう」と気になっていた。
ありがたや。

思い出し次第だらだら書くかも。

みそっかす

あのシンセ(RolandのXPの子孫と思われる)ぶん回して弾くのな。
ジェネレーションギャップ感じましたな、あのスタイルは。
ちゃんと弾かはる方っぽいけど、ぶん回しはるねんな。
でもぶん回す時に高さ変わる*1スタンド乗るの危なくないのだろうか、本人もだけど客が。
ぶん回すならrefaceを強く推奨する。
鍵盤の人目線だと、もっとわしわし弾きまくって欲しいな、で終盤にぶん回しておおあばれ!みたいな。
メロディ好きかも、だ。黒縁眼鏡男子最強。

HERE

こちらではギタリストがぶん回されていた。あの状態で弾いてはる三橋凄い。腹筋凄そう。
ぶん回されてなくても凄い。なんじゃありゃ。
武田は手がでかいというか指長い!
第3関節だけでわたいの指の半分あるはず。知らんけど。
親指で上から4〜6弦ミュートしてはるし。そもそも指余ってないか?上手く言えないんだけど、見たら何を言おうとしてるかお分りいただけるのに、ともどかしい。うああ。
真ん中で観られたので、どちらのギタリストを観たらよいのだ!?うああーーー!ってなってた。
「OH YEAH」からアガる系の曲とベスト盤の方からアガる系の曲。(雑な書き方)
新曲良いなー。
「WALK THIS WAY」はライブでやるのは今日が初なのだそうだ。これがまた生で観るとすごいかっこいい。キメがまたもう良いのだ。
全曲聴けるのはワンマンまで待て暫し!なのかな。
兎に角グワーッと持っていかれて(これがまた気持ちよく)、楽しんでるうちに終わってしまった。
あんなに歌にパフォーマンスに引き付けられるのも久しぶりだ。
(軽音時代からの習性でライブ観ててもどこか冷静というか楽しみきらないとこがあるのに、それが無かった。)

folca

時間が気になりつつも観る。観たかったんやもん。
こないだのワンマンが「これまでとこれからのfolca」なら、今日は「最新型のfolca」なのかな。
溌溂としているようで、色気があって。
こないだより攻撃力増してるような。
諸般の事情で後方に下がって観てたが、前に突っ込んで“飛び出す爲川”を間近で観たかった。
贅沢は言いっこなしですな。
アンコールはHERE、みそっかすからボーカル・ギター大集合で1曲。
上手側観て「あ、BABELツアーで観た!」ってなった。
スリーマンだと足りない。次に観られるのはいつだろう・・・。

アンコールの時かfolca本編ラストらへんで「10年経って、もう(バンドを)やめません。病気で抜ける奴おるかも知れへんけど仲間がいるから」って仰ってたけど、抜けんといてや、みんな元気でバンドやってロック鳴らし続けておくれよ、って切に願う。
バンドにも色々あるなら、聴く側にも色々あるのだ。

お陰様で終演後にトートと#stdrumsのCD以外で欲しかったものは買えた。
乗り継ぎもスムーズだぜYEAH!・・・地元の駅にタクシーがいなかった。血の気引いた。
(寝てる家人叩き起こして迎えに来て貰いました・・・ごめんなさい。次からは早めに帰る)

どうでもいいニュース:
1日経つと記憶飛んでるな・・・この倍くらい書く心算だったのに。
かといって下書きにメモ残してたけど、それも随分酷かった。
お前は一体何を観ていたのだ!的な。。。

*1:固定しても激しすぎて落ちる模様

HEREアコースティックライブ&「OH YEAH」ポーズで撮影会&サイン会


要は「OH YEAH」リリースイベントというやつである。
まさか行くとは思ってなかった。(そう言う割に発売日にタワレコ走ったよな)
こういう場には何かしら「こういう話をしよう」「こういう事質問してみよう」ってな事を考えて行くのだが、まーったく無い、丸腰(?)で行ってきた。(何故だ)
ところで「OH YEAHポーズ撮影会」って何?ジャケ裏みたいなポーズ取ってはるんをみんなでわーっと撮影するのか?タグつけてSNSにアップして宣伝してくれい、みたいな?

集合の少し前に行くとリハーサルが聴こえてきた。
緊張する。
もの凄く緊張してはるっぽい方がいてはった。わかります。
わ た し も だ

インストアライブはベース・ギターがエレクトリックな半分アコ編成。
レルレ氏ドラムはストリートのセット。あれを生で観られる日が来るとは(感動)。
スーツケースはバスドラだけじゃなくてフロアタムでもあったようだ。
PA通さなくてもよいのでは?と思ったが、店内に流す用に必要か。
アコギって右手で緩急めっちゃつくんやなぁ、とか薬指大事!とか考えながら観てた。
自分が弾く時にどこまで参考に出来るか(その前にふつーに練習しようね)。

HIGH TENSION DAYS
ヘッチャラ
スーパーポジティブ
LET'S GO CRAZY
はっきよい

でラスト2曲は続く予定だったが「LET'S〜」で武田ストラトの弦切れて「はっきよい」前にチューニングタイム。
ストラトって1本弦切れたらチューニング狂うのだそうで、恐らく多用する1弦が切れたのであれば相当影響あったはず。弾き方も変わるだろう。
でもチューニング直して弦外した以外ほぼそのままライブ続行してはった。
すごいなぁ。
「ヘッチャラ」はあの踊りしていいんだね、等明日のライブの予習にもなったかも。
半分アコでもエモいライブだった。アツすぎてお客さんの鞄壊れてた。
ロックスター、入場はこっそり見てはったそうで「買って入ったの前2列」って仰ってた。そうだったのか。
なので参加者がこれ読んだら「あの時のあほの子か」とバレかねない。しばかないでね。

少し時間おいて*1撮影・サイン会。
サイン貰う→撮影という流れだが、撮影はステージ上がるのね・・・さっきまでライブやってたとこだよ!まさに歌ってはったとこに立つんだよ!
ステージ上がったらみんな見てはるやん・・・誰も自分の方は見てないが晒されてる感半端じゃない。
てかOH YEAHポーズって何したらええのん。
やるならテイ・トウワ的なあのポーズ
Last Century Modern
にしようと思ってたのに飛んだ、思わず「どうしたらよいんでしょうか」って聞いてしまった、ロックスターに。
「何を気軽に喋ってるんだ!」って怒られたらどうしよう・・・気軽じゃないよ焦ってたよ。
そんな自分のあばばばば状態が怖い。
ポーズはこういう感じらしいです。
OH YEAH
会場限定盤の方は3人とも叫んではる。あれだ。
じゃあそれで・・・って頑張って撮って貰って来た。
その前にはミリモバ名誉会長に「ミリモバ見てますっ」と話しかけたが滑舌悪くて伝わらず。
その時点であばばばば状態。「え?」って反応でそりゃあの滑舌の悪さで他所んちの話されたらそうなるだろ。
(って帰ってきて落ち着いてるからそこまで頭回るけど、その場では「刺される(言葉で)!」ってあばばばば)
他の方々は和やかに撮影しはったんやろな(憧憬)
ライブ後だし明日もライブだから握手は無しだろうが、手の大きさは観てくるべきであった。
帰る途中で写真見たら自分の顔の表情死んでた。不細工さと顔のでかさに落ち込むと思っていたがそれ以前に顔死んでた。
その情けなさやら胃の痛さやらでみぞおち押さえて帰った。

終始「あれはなんだったんだ」なテンパリ具合だったんだが、ライブも撮影会もサイン会も楽しかったよ!
次があればもう少し落ち着きたいと思う。
明日の「ロック合同成人式」も楽しみだ!

撮影会自体初めてなんですが、ああいうもんなんだろうか。
手でハート作ったりすべきだったんだろうか(誰と?)
怒髪だと相手のツボを心得たポーズとかご自身のバンドのTシャツ着て宣伝とかしはったって聞いてたんだが。

どうでもいいニュース:
今「Last Century Modern」の写真見て「違うわ、どっちかっつうと横山剣のイイネ!だ」と気づいた。

*1:汗拭いたり化粧直したりするらしい

今更感がありますが

秋元康のガールズバンド募集の件。
真っ先に思ったのは
お前んとこのグループの人間かき集めてやれば?
既に女子いっぱいおるやん、中には目立たない子もおるんちゃうん、知らんけど。

あとやっぱり「有名人と熱愛したい人」「IT社長と結婚したい人」って言っちゃうのがダサいなぁ、と。
分かり易いけど、そんなん求めてる子がバンドしますかね?アイドルしますかね?
インスタグラマーとかやってるんじゃないか?最新ならTikTokか?もうその次の時代が来てるのか。
きっかけとしては「モテたい」からバンド始める・・・というのは性別関係ない、そしてバンドやるからモテる訳じゃないのはよくある話で。
今は「モテたいからバンド始めたけど、全然モテないねぇ、でも楽しい」という所までが1セットになってる気がする。
バンドやって即モテるなら、今頃自分の人生は明るいものだったに違いない。
(よく考えたらバンド出来るまでが遠かったけどな)
本気でバンドやりたい奴はこんな募集に引っかからない、という意見もあるけれど年端の行かない子が「バンドやるにはどうしたら!?」って考えた場合に、こんなん出てきたらうっかり応募しちゃうかもなー。
雑誌のメン募、あんまり見かけなくなりましたし。
あと普通にバンドでデビューしても顔がどうこう言われて*1アイドル視される、楽器持たないバンドが楽器系雑誌の表紙飾ってる、既に事務所の若い子に楽器持たせてバンドとしてデビューさせる、バンドのゲーム・アニメ担当してる声優さんが自分の役としてバンド組んで出てきてる時代に、何を今更?

どうせ秋元ブーストで初っ端からそこそこ売れるんだろ?色々つけて。
それが個人的に面白くない。
こちとらファン同士集まっては「どうしたら売れるのか」とため息ついてるのに、そのガールズバンドとやらは初っ端から金かけて貰ってガンガン売り出して貰えるんだろうねぇ。
ラジオでもスペシャでもくそほど流して貰えるんだろうねぇ。
ガールズバンド向けの曲提供の話があればよいかもしれんが、あんまりないだろうなぁ。

真面目に考えてみても、「楽曲によって編成が違う」って大変だと思うぞ。
セッションだと考えたらそうでもないか・・・でも初心者はしんどいと思う。
プロだったら出来てナンボなんだろうけど、そのレベルは求めてないんだろうなぁ、この募集では。

唯一「ええやん」と思ったのはメン募に一応キーボードのコのイラストがあった事。
鍵盤人口増えますように。
機材売れますように。
JUNO-DS、KROSSがスタジオのデフォになりますように・・・そろそろJUNO-Di、TRITONと入れ替わっていただきたい。

どうでもいいニュース:
メン募は某専用サイトよりmixiの方が確実らしい(バンドのベースさん談)

*1:詳細は差し控える

はたらく細胞

旧おばか日記のインポート終わらず。
2007年辺りまで移行出来た模様。

はたらく細胞」(1)~(3)(清水茜講談社シリウスKC)読んだ。
結構巻数もスピンオフも出てたんだなぁ。「BLACK」気になる。
人気あるの分かる。面白いし、分かりやすい。
シリウスKCなので少年誌の括りだと思うけど、少女漫画的なとこもあるし、基本的にほのぼの笑えるけどちょっとダークだったり。
自分の体の中で、こんなに細胞達が頑張ってくれてたんだなー。
風邪のメカニズムって知ってるようで全然知らない。

欲を言えば、「病気編」「外傷編」「体内こんな風になってますよ編」「細胞それぞれの物語編」みたいにグループ化されてたらよかったような。
色々話が飛ぶなぁ、と思って。