社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

バタフライエフェクト

そういえばギタマガの件、ZEROさんのお話を見かけないなぁ、と。

ツイッターしか見てないので何なんだが。

エフェクターブックの時は写真上げてはってんけども。

単に「俺がいない所で面白い事しやがって」って怒ってはるんやったらええんやけども。

キタダさん仰る所の”Muffキチ”も、そもそも1つ目はコーパスなんだし。 

 

だし、って何だよバーカ。

急に冷え込んだり気圧低くなったりすると、どうもいけません。

人様の心配してる場合じゃねーよ。

・MUSICA

米津玄師言う所の“オリジナル信仰”の人から見て、スカートの「新しいことはやりたくない」「ポップスは継承か、発展していく」というのはどうなんだろう。

多分パクリやコピペがけしからん!から始まってると思う。

オリジナルを咀嚼・養分にして作ってるのはOKだとすると、その境目はどうなるのか。

サカナクション山口連載、ラブソングが多いのは想像で書きやすいからでは。

西野カナの「パッ」は凄くリアルな描写だけど中中歌詞に落とし込むのは難しいテーマだと思う。

それでも「ミュージシャンから見たらそういう風に見えるんか」という”リアルじゃなさ”もあって。

恋愛だともっと想像の余地があって、自由に描き易いし共感を得易い、共感出来なくても「フィクション」と割り切る余地が恋愛以外よりは多いんじゃないだろうか。

・・・みたいに突っ込んで分析して欲しかったような。

・GiGS

バンドにさん付けもアレやけど「他のバンドさん」もやだなぁ・・・。

それはさておき、目当ての大木・山田・ホリエ対談が面白かった。

曲に対する印象が、凄さ認めつつも「負けてらんねえぞ!」ってやってきた同期のバンドマンだからこその話だった。

テナーのトリビュートは敢えて同期・仲間メインなのか。「SAI」はそうだと思ってた。

THE BACK HORNのトリビュートもあったらいいなぁ。

この3バンドは後輩達で参加したいアーティストが多そう。

 しかしこの3バンドで一番デビュー早かったのTHE BACK HORNだったのか。ACIDMANだと思ってた。

双亡亭壊すべし(6)(藤田和日郎少年サンデーコミックス

これで前半戦?後半戦だけで10巻以上ありそうだ。

窒素運ぶ竹田さんの「でもよ・・・あたしゃ、あんなに必死ンなってモノを頼まれたコトがなかったんでさ・・・」って横顔がかっこいい。泣くかと思った。

藤田さんの漫画のかっこいいとこ、ってそこだ。

メインの登場人物だけじゃない、ほんのちょっと出てくる人達も一生懸命。

最近のちょこっと

ツイッター、チケット譲渡がRTされたから御礼言ったりイイネしたりしなくていい、フォローするからって挨拶無くていい、と思っている。
「善意の譲ります」が報われて欲しいだけだし、フォローもリムーブも自由だし。
逆に気ィ使うねん。碌なツイートしませんから。
(あとフォロワー減ったらちょっと悲しい。)
ただ・・・一体何処からこのダメアカウント見つけてきはったんやろ?教えてくれへんかな?とは思っている。
「おお音楽の趣味が被っている!」という人はいいんだ、一目見て分かる。
そうじゃない人ね。時々あるんだけど。
結局金儲けだビジネスだURL踏めだ、そんなんばっかり。

かーなり前に読んだあれこれ。
・THE EFFECTOR BOOK
名越さんのインタビューがたくさんあるよ!ヒャッハー!
って買ったけど高度過ぎてよくわからない・・・。
ウブラジで仰っていた”浅草で作られてるエフェクター”(?)が、インタビューに出てくる方の作られるエフェクターの事なんだろうか。
「こういうエフェクターが欲しい」と仰るもの、滝工房にあったりしてなー。どうなんだろう。少なくとも滝ちゃんが情熱燃やしそう。
ボリュームペダルもエフェクターなの?と思ったが、”音を変える為にギターとアンプの間に繋ぐもの”には違いないな。
直結とは物理的に違うから、音も変わるだろうし、変える事も出来るんだろう。
よく分からないけどメイン特集読んでたらmoan聴いてみたくなった。
スイッチ部分だけあって、アプリでどんなエフェクターとしても使えるようなものもあるんだねぇ。
・書標
アイドル特集が面白かった。
アイドルについて、阿久さんの言葉として「時代や社会が認定する特別の人」と引かれている、言われてみれば確かにそうだった。
近しい存在のようで、アイドルはキラキラした別世界の人だったように思う。
今はファンなり本人なり、誰かが”アイドル”と言えばアイドルになれてるような気がする。
”お仕事”ではあるのだろうけど、近くなったというより地続きになったような。
いい事なのか、どうなんだか。

どうでもいいニュース:
バンドのリザードの話してたらポケモン関連のアカウントからイイネされてわろた。
そのアカウントもPV稼ぎしたいみたいなんだけど。

寝てた

朝から頭が痛かった。

雨凄かったし台風のせいだと思う。

朝ごはん少し食べて寝て、お昼食べてまた寝てた。

ちょっとリバースも。

バファリンの半分の優しさのおかげで夕方から起きられた。

ココロ社さんにイイネも頂いた。

バファリンは偉大である。

起き上がった頃にはいい天気。

そういう日もあるのだ、と。

 

しかしこんなに低気圧に弱い人間になるとは。

くやしいなあ。

神戸学校 第246回 「結果を決めて努力で帳尻!」 松原裕

フェリシモユーザーなもんで「神戸学校」は初期から存在は知っていたが、参加するのは初めてである。もう20年になるのか。
開演(?)前に紹介動画が流れていたが、ほんっとに色んな人が登場してはってんな。ワタナベフラワーの人もいらっしゃった。
KIITO遠いな・・・雨降りなのもあって思ってたより時間が掛かってしまった。
松原さんのトークが聴きたい人だけじゃなく、イベント自体のファンも多そうだ。

色々書いていくけど、ものっそい長いのでご了承ください。
動画のアーカイブがあるようなので、そっちをちゃんと観た方がいいと思う。
※2017/10/29追記 概要は神戸学校のツイッターにもあるみたい。

松原さんの「神戸学校」は3部構成。
第1部はCOMIN'KOBEの紹介。スペシャで放送してたやつ。
アルカラは4人だった頃のだよ・・・うう。
知らん人が観たらびっくりだろうなぁ、金髪や腕にアート刻まれてる兄ちゃん達がうわーってなってて観客の上を人が転がってるのって。
ハイスタ出たとこで「うおおー!」って声出そうになった。松原さんと一緒に「Hi-STANDARD!」って叫びそうだった。
どんな抗がん剤よりも、現在進行形のハイスタが一番松原さんに効いてるんじゃないだろうか。

第2部は対談形式で松原さんの話を伺う。
登場するなり「ストレスが良くない」と軍手をつけておられた。そして取り出したのは大量の”すべり止め”のお守り。
しれっとネタ出してきはったで・・・流石や松原さん・・・。
軍手はすぐポイッと後ろに放り投げてはった。
以下、メモから。第2部以降は写真OKとの事なので、ググったら写真出てくるかもね。
・カミコベ出演者の選び方
心意気、実際に本人達と話してみて「この人に出て欲しい」と決めるのだそうだ。
・文化功労賞(平成25年)について
やっててよかった。
「ロック=不良」「まだロックやってんの?」と思われるのは仕方がないが、ロックが認められるようになればバンドを続け易くなるのでは。
表敬訪問は「おいしいもの食べに行こ」という気持ちだったとのこと。
・パインフィールズについて
やらざるを得なくなった
メジャーデビューしても切られるバンドを見て「自分ならこうするのに」と思ってやり始めた、その流れで「練習場所、録音場所があれば」とスタジオ、スムーズにグッズを作れるので物販マーチャンダイズ、打ち上げでお店出禁になるのでレストランを始めた
・HPやチケット裏の注意書きが面白い
面白がって読んで貰えるように考えたが、「最後に真面目なページはこちら、と作ったら」と言われた
・好きなもの(音楽)をビジネスにする事について
過去のCDバブルがおかしい、無料でもサブスクでも自由にやればいい。
そんな時代にどうご飯食べていくか?は俺達の仕事
・腎臓ガンイベントについて
同じ病院の入院患者で「会いたい」という方があって、その人と話をしていて思いついた
ガンについては隠す事ではないので発表したが可哀想がられた。
人生が全てガンに冒されるのではない、自分は人生観が大きく変わった訳ではないが、いつ死んでも後悔しないよう大事にする気持ちが強くなった。
あと子供に厳しくなった。友達が多い人、2つ道があればしんどい方を選ぶ人になって欲しい。
・どんな人を応援していきたいか
CDバブルが色々複雑にして、ミュージシャンが仕組みを理解するのを大変にしてしまった
アーティストがやりたい事が出来る時代になって欲しい、そういう自分達でやっていく人を応援したい
・カミコベのボランティアについて
大学・専門学校に声を掛けている(今は大学の単位習得の必須になっているとこもあるらしい)
未成年が多いので、色々学んでいって欲しい。
・カミコベについて
※来年の話もあったが、書いてよいか分からないので割愛。開催の方向で向かってる模様。
やめたくなったら、お世話になった人が浮かぶ。やめるという選択肢は無い。
持っていた罪悪感を整理しながら10年やって、やりきったが気持ちがフラットになっただけ。
どこにモチベーションを持って行くか・・・という所でガンが見つかり、またやる意味が生まれた
座右の銘「結果を決めて努力で帳尻」について
弱い人間なので楽な方に行ってしまう、人に「これをやる!」と言ったらやるしかない

第3部はQ&A。事前アンケートとその場での質問。
・オファーしてないけど来て欲しい人
音楽聴くきっかけになった人やバンドやるきっかけになった人。尾崎豊は居ないのでご子息とか。
・お客さんも変わっていってるけど、出演者の意識も変わっていってるのか?
地震があれば募金額が増えるが、時間が経てば減る
出演者のMCの内容も変わるし、イベントと共にみんな成長していってる
・チャリティ以外にやりたいこと
仕事でやってる、カミコベの経験は他のイベントに提供したり手伝いをしたりしている
・神戸の好きなとこ
以前は街並み・歴史(戦争・災害を乗り越えたとこ)だったが、カミコベを始めてからは神戸で活躍してる人達を好きになっていった
・松原さんにとってのロック・音楽とは
趣味・生きがいや仕事で切り離せない体の一部となっている
ただ以前は貰ったCDを”ながら聴き”していたが、今は自分(子供達)の時間が持てるのでじっくりと改めて楽しめるようになった
・太陽と虎の由来
英語だとありふれているのでインパクトのある日本語の名前にした
「マネーハウス」で銀行をコンセプトにしようとも考えたが、お金だと生々しい
「太陽と虎」は他でも楽しめるものとして動物園をコンセプトにした
・アマチュアバンドマンへのメッセージ
仕事しながら頑張っている人を応援したい、彼らが長く続けられるように。続けてバンドというものの魅力を広めたい。
音楽・ロックが好きだと思っていたが、バンドが好きなんだと最近気づいた。メンバーそれぞれにドラマがある。

タイトラの由来は質問したかったが先にされてしまった。
質問受け付けてもなかなか手を上げる人がなくて寂しそうだったが「それはそれでアリかな?」と思って見てた。

最後、少し早めに終わったかな?と思ったらサプライズでアカペラの歌声が聴こえてきた。
んん?誰だ?自分の知ってる人だろうか?
元イオンサプライ(?)のボーカルさんが歌いながら登場。
多分フェリシモの人は「おお・・・ありがとう!」という感動的なサプライズを仕掛けたかったんだろうと思われるが、松原さんは本気で「え?どう反応したらええん?」という感じだった。
それはそれで”らしい”というか、また”すべらない話”のネタが出来てよかった。

終演後はカミコベの本を買った人へのサイン会。
来年のカミコベの件でちょっと思う所があったので、「ここ大変やってんで、という所は言ってくださいね」と話し掛けてしまった。
カミコベを毎年やっていくにあたり、入場規制がめんどくさいとか、だばだば入場できないとか、あるやん。
色々理由はあるだろうけど、何年か前の松原さんのコラムで明石の花火大会の歩道橋事故以来、沢山の人が集まるイベントの警備が厳しくなったと知った。そこで納得した。
兵庫県警は事故を起こさないように雑踏警備が厳しいねん」って、みんなが知ってたら「しゃーないなーもうちょっと待とうか」って不満が減るかもしれないし、参加者が工夫できる事もあるだろう。
だから、来年のカミコベで「今までとはココが変わって厳しくなってんねん」って教えてくれたら、もし不便になったとしても「しゃーないなー」「ほなこう行動しよか」って参加者の心の準備が出来るかなぁ、と。

あと、話聴いてて「松原さん、めっちゃ参加者を信用してくれてる」と思った。バンドも客も。
正直、現地やツイッターTL見てると”奇跡のフェス”とは言い辛い点もあって。違う意味で”奇跡”というか。
イベントの趣旨を理解してる人もあるけど、「自分が楽しかったらそれでええねん、他人はどうでもいい。チャリティー?んなもん知らんわ」って人もある。
見てないのでガセだと思いたいが、最前で柵が倒れて中断したのを「柵が倒れるほど盛り上がってくれてる」と喜んだバンドもあったんだっけ?(ほんま、自分の聞き違い・勘違いであって欲しい)
多分良い話ばかりじゃなく悪い話も松原さんのトコに行ってると思う、それでも「みんな成長していってる」って言うてくれはるんやなぁ。
主催がそれだけ信用してくれてるなら、参加者もそれに応えられるようになりたい。
付近にゴミ落とさないとか、割り込みしないとか、まずはそういう所からだ。

この世のメドレー

未だに「町田康」という文字を見ると一旦脳内で「町田町蔵」と変換されて「町蔵さん」と言ってしまう。
くそ朝早いFM大阪、ミック宮川さんのラジオでINUの「ダムダム弾」1回聴いただけなのに。
正確には録音しながら聴いてたから2回、好きな曲集めた”よろずテープ”にダビングしたからもうちょっと聴いてるか。
兎に角ラジオでちょろっと聴いただけなのに「町田町蔵」が脳に刻み込まれてしまった。
リアルタイムでINU観てた、聴いてた人はもっとインパクトあったんだろうなぁ。

と、キタダさんがINUの「メシ喰うな」の話をツイッターでしてはって思い出した。

「この世のメドレー」(町田康河出文庫)読んだ。
「どつぼ超然」読まないで読んで大丈夫か・・・と思ったけど、大丈夫だった。
文庫表紙(?)のあらすじそのままである。
沖縄行くまでの”余”と袂の丁々発止のやりとりがおもろい。漫才、落語みたい。どっちかっつうと落語かねぇ。
んで沖縄行ってからバンド組むまでが凄い、バンドは勿論凄い。
このすっとこどっこいなライブ観たい。或る意味伝説だわ、こりゃ。
これ、町田さんの今のバンドで演ってはる歌なんかしら。

”超然”及び”超然であること””超然で居続けること”って難しいんだなぁ・・・。