社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

NOVA10

鉄瓶も鉄の急須もあるけど、探している本は無い。
蔦屋書店には。
堂島のジュンク堂には、あった。
日に焼けたのか、背が色褪せた本。
5年前から待っててくれたん?って感じで。

それが「NOVA10」(大森望・編/河出書房文庫)だ。完走したぞ。

面白かった作品。

身につまされるとこもある・・・が、こういう妄想大事よね。他人に迷惑掛けてない、自分が生き易くなる妄想。
山田達みたいにはなりたくないな。

何処へ行くのだろう。寂しさだけが残る。

無限回廊」読んでたらまた違うものが見えるのだろうか。
読んでなくても楽しい。美しい音楽なんだろうな・・・と思って読んでた。
読んでる自分にとってノイズかもしれないのだとしても。

「NOVA」シリーズ、新しいの出るみたいだ。
来月の文庫本の新刊案内にあったが、実際どうなのだろう。

ALL INDIES THE BACK HORN

今年はここ数年(下手すりゃここ10年)で一番CD買ってる気がする。
感想が追いつかない。

「ALL INDIES THE BACK HORN」聴いた。
その前まで他のバンド聴いてたんだが、THE BACK HORN聴くと「あぁー帰ってきたあああ」と靴脱いで裸足になって畳の上に体投げ出してごろごろするような感覚。

山さんの鋭くて儚くて刹那的な声が、力強く、自信に溢れてたものになっている。
声の時点で無常感漂ってる曲もあったやん・・・「風船」の「神様は救わない 壊れたおもちゃなど」のとことか。
でも完全に”今”ではないのだよな、”今”だけど当時っぽさもある。
これが20年というものか、20年積み重ねてきたものなのか。

とか書きつつ、元のインディーズ盤と一番「変わったなー」と思ったのが、実はドラムだったりする。
「こういうフレーズだったっけ?」等と考えながら聴いてた。
(そういうとこも、単純にインディーズ盤では気づかなかったとこに今気づいただけなんだろうけども。)
ベースは弾いてる人からして違うし、ボーカルとギターは大きく変わってるんだろうなー、という”心構え”があったからかもしれない。

改めて今のTHE BACK HORNで聴くと色々発見あるよなー。
特に「お!」ってなった曲について書いていくと、

  • 「雨乞い」普通に曲やったんやなぁ。「怪しき雲行き」の導入みたいだったのが普通のインストになってる。これがやりたかったのか。
  • 「晩秋」のフランジャーのアレがなかったのがちょっとさみしい

(9mmの勝手にトリビュートver.はフランジャー使ってたような)

  • 「風船」の最後は変わってるよね、E♭らへんだったのがG♭らへん(ちゃんと拾ってないので怪しい)、要は曲全体のキーでちゃんと解決して終わってる。

※これはどっかのタイミングで詰めて考えてみたい

  • 「新世界」のマツラップは東北以外の訛り方してないかね。

「あれ、違う?」と感じたところは実際に変わってるだけじゃなくて、ご本人がキモだと思っている箇所を聴き手が読み取れていなかったという事かもしれない・・・。

自分が実際にインディーズ盤を聴いたのは2005年後半だったと思う。
バンドが経験・年齢重ねて変わっていっただけじゃなく、聴いてるこっちも年取ったし聴き方も感じ方も変わったんだよなぁ・・・。
それでも変わらずついていけるの、幸せだなぁ。

探偵が早すぎる

驚き過ぎると「クリムゾン・キングの宮殿」のあの顔にすらならないもんなんだな・・・。

「探偵が早すぎる」(井上真偽/講談社タイガ文庫)読んだ。
上下巻だが、電子版の合本版で一気に読んでいる。
意外とまとも、もっとすっとこどっこいでそりゃ無いぜセニョリータ!かと思っていた。
確かに普通ではない、「笑ってはいけない遺産相続争い」状態で。
そのくらい色々仕掛けてくるんである。
そこまで人雇ったり仕掛けたりするなら、遺産いらんやん・・・。
でもやっぱり欲しいのかな。
金は幾らあっても困らないし幾らでも使えちゃう人達だろうし。
トールマン、そんなにあっさり消えるのか・・・オーラスに登場するかと思ってた。

ラストは普通にええ話である。
そっちがラスボスかと思ってた。

ドラマ版はどうだったんだろう。
かなり違ってたんだろうなぁ。

イイネで広がっていったぞ問題

Twitter社がイイネ無くすのを検討中らしいが。
(・・・等と書きかけているうちに”飛ばし”であるという話も出てきたが、こっちの話を続ける。)
困るよ、アーティストのブログ読んでリアクションしたいがコメント書く程じゃない、はてなならスター付けるのに!てな時に「更新しましたツイ」にイイネしてるんだよ!
でも普段は良いと思ったからイイネするだけなんでツイ主にも通知行って欲しくないんだ・・・
「またコイツ即イイネしてる」とか思われてたら厭やん。(無駄に自意識過剰)
況してや人様のTLにイイネしたツイが流れているなんて恐ろしい!
くそほどTHE BACK HORN、フジ、HERE関連にイイネしまくってるのが流れてたのかよ・・・
まずそこを何とかして頂きたい、Twitter社には。
設定で止められるとはいえ。
(自分は設定しても止まらなかったが、メインの方は全く出ないので、ツイ廃化すれば流れてこなくなるのでは・・・と一瞬考えた。知らんけど)

という経緯で自分が知らないうちにHEREステマしてたらしい。*1
ほんとに言われるまで知らなかったんだ・・・申し訳ない。
その流れでいいバンドを教えて貰った。
・SaToMansion
ほんとに四兄弟なのだそうだ。
www.youtube.com
かっこええな。
相互フォローの方のうち、あの人とあの人とあの人・・・は好きだろうなぁ、というのが相当な人数、浮かぶ。
・河内REDS
そういえば最近TLで名前見かけるなぁ、と思ってた。バンド名の字面がTHE RODSによう似てる
www.youtube.com
四星球ぽさもある(と思ったらギターSGやった)。
メジャーデビュー決まってるらしい、確かに今の今、来るなら来い!って感じ。

“イイネ垂れ流し意図しないステマの報復ダイマ”ではないがフォロワーさんにオススメされたバンド
・TENDOUJI
www.youtube.com
人に勧めたくなるの、わかる。
これ好きな人めっちゃ居てると思う。

HEREに関しては何度か予習用にロックスターがツイートしておられたが、振り返るにも大量のイイネに押し流され探しようが無くなってしまったので「はっきよい」「LET'S GO CRAZY」「タイアップは君だ」「ヘッチャラ」から好きなの選んで検索してくだされ。
(結局そこか)

どうでもいいニュース:
THE RODSは「え、これ?」というのが見つかったのだが自信ないので保留。
どっかで観る機会あればなぁ。

*1:そこはバクホン武道館、フジ山内凱旋城ホールをステマしたかった・・・

年末が見えてきた

フローフシ人気だったんだな。
はてなの人気ジャニオタさんブログで知って、パックを使ってみた事がある。
終了のニュースにショック受ける方をそれぞれ違う界隈で見かけたもので。

クリスマスコフレの季節、いよいよ年末だ。
・美的
頭ゴリゴリ刺激出来るブラシが欲しくて。
ケア方法のとこの“ザビエルゾーン”わろた。
残念ながら髪を梳く用ではないみたい。マッサージにはめっちゃ良い。
なんやまた新たなイケメソ俳優が、と思ったら渡辺くんやった、黒猫の。(敢えてこう言うぞ)
「和菓子カラーメイク」とな。
柿ときんとんはねぇな・・・逆に安易に話しかけられなくなるチャンスか。
抹茶、辛子色のネイルは欲しいと思っていた。最近多い気がする。
なかなかどストライクな色に出会えないのだが。。。
・GiGS
件の小説、そんなにパンクで走る感じあるんかな。。。
一気読みしてないし2話からなんで何とも言えないが、まだぬるーっとしてて「始まってもねえ」気がする。
しかし今回の栄純の特集は大変ありがたい。なむなむ!
初期のピッキング、痛くなかったんだろうか。
滝ちゃんがV-Drumの試奏してはるけど、ドラマーでもギタリストでも思いつかないような新しいモン生み出しそうだな(意味不明)
表紙裏のキツネツキ広告(アンプだ)も良いぞ。
ショルダーシンセは“欲しい機材トップ5”に入るくらい欲しい、実は。
MIDIキーボードじゃなく音源積んでるのよいね。
しかし形が微妙・・・変形ギターかよ。
・ベースマガジン
名盤特集とか見たら、色々聴かなきゃなぁ・・・という気持ちになる。
ムーンってフュージョン系の強いやつなのか。
光舟で知った。
ムーンのとこと後ろのとこのミニインタビューと広告に光舟。
・リズム&ドラムマガジン
ギタマガにキツネツキのインタビューないかな、と思ったらドラマガの方だった。
ギターに憧れるドラマー、多いのか。
そういえばアヒトさんも藤田さんもドラム→ギター、だな。
歌がバンドに合わせるのではないのか。
歌にドラムが添い、ドラムにギター達が合わせる。

↑というのを一旦置いといて、敢えて歌に合わせない!己に軸を持て!みたいな試練を与えられた時のドラマーの気持ちを知りたい、と思った経験から、一層ドラムへの興味が湧いた。答えは出ない。

どうでもいいニュース:
実際かなり辛かったよう