車道に飛び出して写真撮る海外観光客が「日本のルールは分からないわ」って言うけど。
「車道に出たら危ない」のはアメリカでも何処でも同じでしょうよ。
「准教授・高槻彰良の推察11 夏の終わりに呼ぶ声」(澤村御影/角川文庫)読んだ。
取り扱われるのは影踏み&ドッペルゲンガー、禁足地、天狗。第一章については「矢ッ張り」である。
でもこういう話ってリアルでもありそうな。写真で盛るだけじゃないんだ。
禁足地に関しては「怪談・都市伝説が生む風評被害」についても少し触れられている。
「学問は人を傷つけるものであってはいけない」、と。
天狗・・・アキラ先生に起こった事についての”推察”も進む。
”もう一人の高槻”の狙いも。
果たして其れだけだろうか?という気はするが、人ならざるモノの気持ちは人間には解らない。
沙絵の「そういうのもうわからなくなってるんだよね」も地味に辛い。
あまりにも長く生き、再生され続けてきたという事だ。
今後は「人である事、あり続ける事」が裏テーマになってくるのかな。
ところでうっかり”魅入られて”しまった人、今後研究で各地の禁足地行って大丈夫なんだろうか。
各地でも引っ張られてしまいそうで。
どうでもいいニュース
正和堂書店×牛乳石鹸コラボのブックカバー掛けて貰ったら、香り付きの石鹸型しおりを頂いた。
擦ったらカウブランド青箱の香り(ジャスミン調)がするよ~という事だが、そんなに擦らなくてもいい香りがする。
本にも残るかな。