其の日は朝から慌ただしく、段取りを地味にしくじり、猫の手も借りたいけど猫が居ないから稲子の手ェ借りるで状態だった。
そして日付印の日付が昨日のまま・・・等、細かいポカが続いた。
お使いに出れば大雨。
明日は家人のお弁当要らないからお弁当屋さん頼も・・・と思って予約しないまま、一日が終わってしまった。
はァ。
てな感じで電車を降り、階段を下りて改札へと曲がろうとしたところで「大丈夫ですか?」という声が。
何事!?と思ったら自分の視界の斜め下に床が。
体勢崩した!と気づいた時には、すってーん。
綺麗に真横に滑って転んだらしい。
”らしい”ってどゆこと?
よく解らないまま気が付いたら横尻と脇腹と腕が床に付いていた。
恥ずかしいと思う間も無かった。
本人より、付近を歩いている人の方が先に事態に気づくもんなのかな。
定期とペットボトルが飛ぶのは見えた。
すっ転んだままだと邪魔なんですっと立ち上がったが、此れも周りの人からは「はーあ、よっこいしょういち」ともたもたして見えたに違いない。
飛んでったものは声掛けて下さった方達が拾ってくださった。ありがとうございました。
もしかしたら下手に手を付かなくて良かったのでは。
うっかり手を付いて捻ったら悲惨太郎である。
真横に滑れたのは”うまくいく御守り”のお陰だったんだろうか。
見事に尻肉・腹肉がクッションになってあんまり痛くなかった、正面から転んで膝打ったら痛いし。
兎に角、尻肉と腹肉に感謝である。
雨の日は気を付けよう、あとスニーカー新調しよう。
「今迄よく無事だったな」と思える位、踵がつるっつるだった。
しかし人間って転ぶ瞬間って自分では気づかないもんなのかもしれない。
昔、歩道→車道の段差踏み外した時も「大丈夫ですか!?」って言われて「あ!」となったような。
転んじゃったテヘ、だと思っていたが声掛けて下さった方に大変心配された。
そんなにド派手に転んだ心算ではなかった・・・がお気に入りのパンツ(勿論ズボンの方だ)の膝に見事な穴が開いていた。
というか、転ぶ時に「大丈夫ですか?」と声掛けて貰える運、めっちゃ強いのか?
どうでもいいニュース:
こういうエントリ書くとすぐ転ぶ人だと思われるかもしれないが、実はそんなに転んでない。