一体何が”盛り沢山”だったのかというと、ドラムレッスンの後かつしかトリオを観に難波へ・・・行く途中で大阪此花図書館に酉島伝法の図書展示を観に行きたかったのだった。
どんぶらこ、と阪神本線となんば線を乗り換えて行く。
聖地巡礼
ドア開いたとこで駅名表示を撮りたかったが、一旦降りて写真撮って再び乗る、という高度な技が出来る自信が無かったんでドアから・・・駅名表示のとこに止まらなかった。
走り出す車窓からって無理やーん!
と思ったがエモそうな写真が撮れた。
酉島さんのお名前は地名から取られたと聞いた事がある、とすると「酉島大物」「千鳥橋伝法」さんだった可能性もあるのか、と考える。
怖そうな喫煙所があるらしい。
図書館入口らへん、お線香の匂いがしたのは気のせいだろうか。
展示は「旅書簡集 ゆきあって しあさって」の手紙・お土産の現物(!)や「皆勤の徒」の登場人物の立体作品等。
手紙の現物は1人1つ頂けるというので頂いて来た(そして帰りに読んでた)。
今必死こいて読んでる「宿借りの星」の肉舞(ししまい)は丁度、正に登場するとこ読んでた。偶然すごい!
凄いのが編みぐるみの「皆勤の徒」外回り。
隣にガレージキットの外回りも居て、どちらも本から飛び出してきたようなリアルさ!
自分も小学2年生の頃からかぎ針持って遊んでる身、此処数年は年賀状用にキットの編みぐるみ作品作ってるがどうやって編んではるんかアタリが付かなかった。
こういうファンアート自体が凄ければ、ちゃんと作者に届いて、大切にされてるのが凄い。
※此のコーナーは図書館の方の許可を取れば撮影OK、其れ以外はNG(断りを入れて撮った)
推し本は一覧みたいな感じで棚に現物が置かれていた。
無いのは何方か借りてはるんかな。
絵本を数冊、現地で読んだ。
具体的に何があったかは内緒だが、読みたいと思ってた本、読んだ事ある本が結構あった。
「なんかわかるー!」って感じである。
好きな作家と同じ本読んでたってのは、なんだか嬉しい。
時間があったんで、もし「おばけにあったうさんごろ」あったら読ませて貰おうと思ったけど、あったのは「うさんごろとおばけ」だった。
今でも読まれてるんだな、嬉しい。
他の棚も見てみた。
「音楽ライターになろう!」という本が面白そうだった。
借りて帰りたかったけど、次いつ来るねん!である。
後期は推し本の入れ替えがあるそうなのでまた来たい、だとしても11月以降なので借りっぱなしは駄目だ。
返却日守ろう!ってポスターで注意されてたし。
田中啓文さん、ジャズの本もお書きになっていたか。幅広い。
落語とジャズって相性良いのかな。
良い図書館だな、と思った。
小さいけどアットホームな感じで普通に暮らしてて読みたい本がざっと在って、駅・スーパーの近くだからふらっと立ち寄りやすそう。
子供がテーブルで仲良く話をしながら本を読んでるのだけど、気を遣ってひそひそっと、でも楽しそうなのが良かった。
そういう気軽に来て、読んだり借りたり勉強したり出来る空気が。
そして「我が街ゆかりの作家さん」として応援してはって、作家さんも応えてるとこが良い。
どうでもいいニュース:
うちもスーパーのとこに図書館欲しい、と思ったけど自分が借りたい本はだいたいマニアックである。
何なら大倉山の図書館で閲覧のみ、みたいなやつとか。