社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

三体Ⅱ 黒暗森林

人を検知して蓋が開くトイレで、蓋が開きませんでした。

「三体Ⅱ 黒暗森林」(上・下)(劉慈欣、訳:大森望・立原透耶、上原かおり、泊功/ハヤカワ文庫SF)読んだ。

三体文明が地球を侵略しようとやって来る、対抗しようにも智子(ソフォン)という改造された陽子が送り込まれていて三体文明にまるっとバレてしまう。
其処で「面壁計画」を実行する事に。
面壁者という4人に対抗する秘策を考えて貰う、面壁者の脳みそにある限りは智子に見つからない、三体文明にバレない。
其のうちの一人である羅輯(ルオ・ジー)は葉文潔から助言を貰う、其の助言からどんな策を繰り出すのか・・・?
一方で宇宙軍も創設されて対抗するぞ、しかし何か色々ありそうで・・・。
「三体」のあらすじ読んでて思ったんだが、「はるかに進んだ技術力を持つ三体文明にとって、人類など虫けらも同然。」の癖に、人類の技術力の進歩びびってんのかーい!
短編読んでからだと「あの時のアレか!」があって面白い。

以下ネタバレあり。





三体文明だってあほではない、面壁計画を実行する事自体はバレてるので面壁者に対して破壁人を送り込む。
って、ふつーに「破壁者です」って名乗るんかい。
一方羅輯は面壁者に与えられた権限で夢の恋人を探して貰ったりのんびり暮らしたり。
・・・という場合でもなく、否応なく巻き込まれていくのであった。
偉い人達には「ええ加減計画実行せんかい!」だし三体文明からは命を狙われる。
そしてとある呪文を発信。
人類の行く末も心配だけど、其の前に羅輯幸せになってね!等と考えながら読んでいた。
最後の最後まで気が抜けない、でもそこそこ幸せな結末を一応は用意してくれる、劉慈欣のそういうとこ好き。

しかし三体文明さぁ、「わたしがおまえたちを滅ぼすとして、それがおまえたちとなんの関係がある?」って・・・。
んまーッ侵略したがり野郎ってそーゆー思考なのねッ!
(小説と関係ないけど今の現実社会であっちゃこっちゃ侵略しようとしてるアホンダラもそういう思考なのかも・・・と考え込んでしまった)
と思ったが文字通り関係ないってコト!?
そういう事ではないか。
というか、三体文明と地球のトップ、ツーツーだったの!?何時から!?
ちょっと気になるラストである。

てか、あんだけ壮大にどったんばったん血ぶしゃー!なのに「愛」なのかね。
ハリウッド映画かよ。

とはいえ「三体Ⅲ」でまた羅輯が酷い目に遭いそうぽいので・・・イヤアアア