社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

文學界2023年4月号(の、ギター特集)

タメカワハウスは其の後も順調に閲覧している。まだ弾けてはない。
段段「ギターじゃないのに」と申し訳無くなってきた、申し訳無さに押し潰されてきた。
例の動画(?)や怪文書はタグ付けてるのでシャドウBANされない限りはバレていると思われる、よもやギターではなく鍵盤&DTMとはお思いになるまいよ、がっかりしてはったらどうしよう。。。
や、でも、「流線型」ギターで弾いたもん、タブ譜見ながら弾いて五線譜に落とし込んで鍵盤で弾いた(修正した)もん!
引き続き「LOOP」頑張る!
うは!

文學界2023年4月号」、取り急ぎギター特集読んだ。

作家でも町田康尾崎世界観みたいなミュージシャンかーらーのー小説家、な人は無し。
でも登場する皆さんガチな音楽やってはる。
バンド自体「趣味でゆるゆるホニャララのカバーしたりしてます」というレベルじゃない、もしかしたらミュージシャンだったかもしれないレベルのガチっぽい音楽遍歴の方がいらっしゃるだけじゃなく、小説を書く時傍らにギターがあるとか、ベース抱えて小説書いてはったとか。
ギター語りは誰がやっても面白いが(バンドのギターさんのギター遍歴語りは聞いておくべきだった)、作家のギター&音楽遍歴は面白いねぇ。
ミュージシャンとは違う趣きがある。
磯崎憲一郎の「坂本龍一事件」とか面白い。
「夜、音楽に没入し、音楽と一体化するためだけに誰も聞いていないギターを弾いている時間は、小説を書いている時間にとても似ています。」と書いておられるのだけど、そういう小説と音楽の”近さ”ってあるんだな。
コラボする迄も無く。
逆にそういう作家がもし誰かの音楽と盛大にコラボするよ!って作品書き上げてコラボ相手のミュージシャンが曲を書き上げたら、何が生まれるのだろう。
機材写真、割と普通だがストラトは無いのだな(泣)
やっぱりテレキャス根強い人気なのか。
佐藤友哉の今の機材がジャズコにBOSSのオーバードライブ(青色か黄色という事なのでBluse DriveかOverDriveと推察)、Effects Bakeryの岩下の新生姜ファズというのが大変好ましい。すてき。
Effects Bakery NEW GINGER FUZZwww.effectsbakery.jp
新生姜ファズめっちゃ可愛いから欲しい
そんな素敵な作家の作品は読まねばならぬ。
エリーツは作家の音楽活動らしくて面白い。
単に作家や編集者でバンドやってるだけじゃなくて、同人誌を作って其処にCD付けたりライブをくっつけたりして音楽活動の資金にしてはるっていう。
曲の作り方も「小室哲哉が多様するコード進行に合わせて適当に歌う」とか「ミッシェルガンエレファントが言いそうな単語だけで歌詞を埋める」とか面白そうである。

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ファンに怒られないかちょっと気懸りだが、自分は嫌いではないぞ。おもろい。
ではミュージシャン側からは?と思ったら高田漣が。

其の他も今読んでるとこだが、エッセイだけど「此れ小説やんね・・・小説って言ってくれ」なやつがあった。
平民さんは安定の平民さんである。

どうでもいいニュース:
「この気持ちもいつか忘れる」が6月、夏の恒例のあのタイミングで文庫化するらしいが、未だにあれが週刊新潮連載だった事が腑に落ちない。
文庫化にあたり、かなり改稿してはるそうだが、何処まで変わるんだろうね。