社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

さえづちの眼

何で楽曲トーナメントをやりたがるのかが解らない。
メンバーが喜んではるから言いづらいけど、曲同士競わせるのが自分には解らないし、引用RT含めて何回もTLに流れてきて「何回やったら済むんだ」という気分。
以前にも他の人が散散やってたし。
ミュートするにも次から次からなもんで、キリが無い。
あと何回も何回もやってたら直感で答えるようになるやん?
そんなのは曲に失礼な気がする。
やりたいなら頻度とツリーの数(?)絞れば良いと思う。
※追記
人の文章パチって5ちゃんに書き込みすな

また枕が長くなった。

「さえづちの眼」(澤村伊智/角川ホラー文庫)読んだ。

表紙のアートワーク好き。
比嘉姉妹シリーズの中篇集。
中篇集というのもあまり聞かない気がするが、丁度いい長さの話が3つ。
面白いホラーは良いミステリーでもあると思う。
懐かしいようで凄いイヤァァァな昭和・平成のえげつないノスタルジー描くの上手いよなぁ。
家族(特に母と子)の歪さも、相変わらず鋭い。

母と

グレた子や不登校・引きこもりの子を引き受ける鎌田ハウスで起こる怪異。
スリリングでめためた精神にキた。。。
「心地よさに不快感を覚えながら」てのが気持ち悪くて良い。(良くない)。
しかしコイツなかなか強いな・・・今も何処かでターゲット探してそう。
消えたとは思えないんだよなぁ。

あの日の光は今も

再読。
UFO(?)・・・謎の光を観た子の其の後。
もしかして、ゆかりって、あの話のあの人か。
怪異自体だけじゃなくて、其れを巡るオカルトファンetc.がなかなかに気持ち悪い。
澤村さんの作品って結構あるよなぁ、読み手・ファンの有り様を問うてくる話。

さえづちの眼

或るお屋敷で起こる怪異、娘の失踪、当主の死・・・さえづちの祟り・・・?
イヤーッ!みんな好物なやつ!
さえづち様は誰が祀ってはるんかなぁと気になりながら読んでいた。
よく「人を呪わば穴二つ」と言うが、許されざる場合は一つしかないのだな。
永遠の孤独、苦しみ。
安易に呪っちゃいかんのです。