社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

敢えて雑誌にツッコミを入れてみる〜Sweet篇

昔、普段読まない雑誌読んでツッコミ入れるという謎エントリを書いていた→こちら
久しぶりにやる。

今回ネタにするのは一部で話題になっていた「Sweet」2023年1月号の「推しのために可愛くなる!」特集。
諸事情により雑誌のみ入手。

付録込みで1000円超えるようになったんだな・・・。
ポーチに推しのチェキかアクキーをセット出来るようになっているが、そういうとこに推し、要る?
化粧品のカスに塗れる推しを見たくないのでは、推しに顔を直すのを見られたくないのでは。
自分はヤダ。

さて特集の中身へ。
推しの概念が違うね?
推しと言うても幅広いんだが。
あさイチ」の推し特集、何回やったと思ってんねん、第何弾迄行ったと思ってんねん。
バンドのファンだって普通に「推し」って言うぞ。賛否は別として。
出待ち・追っかけ当たり前ちゃうぞ、と思ったが界隈によりけりなんだろうか。
舞台方面ならアリなのか・・・随分前だけど、一時期舞台方面のハードコアな話をはてなで見ていたもので。
LDH系やK-POPもこんなノリなんすか、出待ちetc.アリなんすか?
基本的に出待ちNGな現場の方が多くないですか?
紹介されてるコーデやアイテム、ライブには着て行けんわ。
今はまだ立ち位置指定やモッシュやんないとこもあるけど、モッシュある現場にもけもけセーター着て行くと大変である。
暑いし毛玉出来るし。
そういうのは想定外なんだろう、出版社は宝島社なのに。
インストアライブやサイン会ならOKか。
ランジェリーページは想定読者が学生位のメンズファッション誌の後半にありそう。(今でもあるのか?)

全体的に推しカラ―・モチーフを身につけて(妄想しながら)日々テンション上げて行こう!という意味ではアリだが、現場によってはあまり実用的ではないなと思う。
所所「推しと繋がろう」とするのが気になる所である。
推しと恋愛対象は違うのでは。
所謂リアコでも其処んとこの認識はちょっと違う、という話をこないだ見かけたような気がする。
抑も”推し”の概念がざっくりし過ぎる。
ロック莫迦バンギャは対象外なのだとしても、アイドル・舞台とで違うだろうし、其其でも微妙に棲み分けがあるのでは。
各地に”推し”が居る人もある、もしかしたら一人のファンの中でも”推し”毎に”推し”の概念は違ってるのかも。
推し方の違いが、ジャンル跨いで「其れは良いアイデアだ!」となる事もあるけど、違うノリを持ち込むのはトラブルの元である。
あるジャンルでOKなスタイルが、別のジャンルでもOKとは限らない。
既に某バンドで前方にお洒落したりヒール靴履いて行ってモッシュに巻き込まれた人に対する叩き、もとい賛否あったのをTwitterで目撃した事が。
謎にアイドルノリ持ち込むとか・・・という言い方も雑なんで誤解招きそうだが、揉める元になってるのを見かけるし、自分も遭遇して辟易した事がある。
なので「郷に入りては郷に従え」なんだけど、其処まで深く考えてはないんだろうなー。

推される側としての齋藤飛鳥のインタビューはもうちょっと読みたかった。
乃木坂のライブ・イベントに来る女性ファンのファッション見て一言、とか。
”推される側”は川村壱馬のインタビューがあるからヨシ!って事か。

推し活に関しては、汗かいても崩れない発色綺麗なままのメイク、泣いても滲まないアイメイクをお願いしたい。
オタクはよく泣く。
コーデに関しては、こないだ「入場前吹きっ晒しのアリーナに何を着ていくか」で困ってる方があった。
寒さ対策が何処迄必要か、着込み過ぎて入場後に暑くないか・・・等。
物販グッズのお洒落な日常使いの方法もあれば。